福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

白骨観音

2019-01-30 | 頂いた現実の霊験
白骨観音
名古屋の「中村遊郭(名古屋市中村区)」にある「白王寺」は通称「中村観音」とも呼ばれ、さらに「白骨観音」とも呼ばれています。インターネットによると、この観音様は昭和8年建立の八メートルの十一面観世音で、戦火を乗り切り、いまでも所願成就の観音様として多くの参拝者が訪れると書かれています。
「観音の霊験、中根環道」には以下の様にこの観音様の縁起が書かれています。要点をまとめます。「白骨観音は禅僧鬼頭旦舟師が、母の『親孝行しようとするなら、墓地や焼場に放置されている白骨を集め観音様の尊像として弔いなさい』という遺言により昭和2年から3年間一日も休まず名古屋の街を托鉢、また米野葬祭場で無償の読経をし遺灰を持ち帰り昭和8年建立したもの。この間、大連・ハワイ・青島・ブラジルからも遺骨が寄せられているという。」
骨仏とは白骨からなる仏像です。《看聞日記》によると室町初期の応永の飢饉による死骸の骨で六体の地蔵尊が造立されている例があるようです。一心寺(大阪市天王寺区)では1887年に5万体の白骨を阿弥陀尊像を練造したのが最初で,以後10年ごとの練造されることになっているが現在5体がまつられているといいます。高松市法然寺,金沢市孝真寺等が骨仏として有名ですが以下の様に全国に骨仏としての遺骨を受け入れる寺があります。樹木葬などよりよほど意義があると思われます。故人の成仏にもなり、骨仏全体がが衆生再度の働きをされる面でも功徳となり二重三重に功徳です。
お骨受け入れの寺としてインターネットにある寺


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