夫婦共々、仕事の一区切りがついたことから、昨晩は時々愛妻と外飲みでした。
今年の冬、家では熱燗で通してきたこともあり、一軒目から三軒目まで熱燗。
歩いて帰ると云ってきかない時々愛妻の手を引っ張って雪の中を帰宅。今朝、腕が痛いのはそのせいだと確信。笑
と云う事で、積雪の今日は、お昼近くに、奥州市水沢は羽田へ!
釜石自動車を江刺田瀬インターで降り、遠野から40分ほどで現地到着。
本当に便利になったものです。
火防祭の全容を事前に掴んでいた訳ではなく、これがメイン。
一本の通りをお祭りの会場にして、其々の厄年連がお振る舞いやら出店やらを運営
通り中央付近の郵便局前では、ちょうど鋳物太鼓さんが出演、子供たちがメイン。
周辺を少し散策しようと思っていたところで、お菓子撒きのアナウンス
中には本当に豪華景品が当たるものも含まれているようで、老若男女、全員、本気モードです。
側にいたおばあさんは、道路に座ったままで戦闘態勢
どの辺に来るのか把握しているようで、ばらばらと降ってきたのをビニール袋へ入れていました。笑
一息ついたところで、消防団が出てきました。
最初に木遣を唄い、
まとい振りです。
以前観た水沢日高火防祭でも、同じようなまとい振りがありました。
北上市綾内、花巻市東和町などでは火伏の神楽ですが、ところ変わればですね!
まとい振りがお祭りステージ前でUターンした後ろから、剣ばやしの山車が登場
その前に並んだ33歳厄年連が音頭上げ?
こちらの方では、厄年連がよくお祭りに登場するようで、地域の仲間意識醸成にはもってこいなのでしょう。
三味線、笛と太鼓の子供たちを載せ、ゆっくり移動
奏でられるのは、剣ばやしということのようです。
ちなみに、この火防祭、昭和初期の大火がきっかけになり、始められたとのこと。
日高火防祭の山車のように段組された席、
また同様に笛は金色、提灯は鋳物のようです。
提灯だけではなく、彫物なども一様に鋳物
流石に鋳物の町です。
遠野市仲町の南部ばやしで使用されている内ばやしは、水沢のどこかの山車のお下がりだと聞いていますが、
屋根の形状や山車の幅などを見ていると、ここのものかもしれない
と云いように想像する笛吹です!笑
通りの中央付近でまできた辺りから、雨雪がだんだんと凄い状況となり、
カメラもダウンもずぶ濡れ、撮影どころでは無くなってきたところで撤収となりました。
ここで、今回メインの剣ばやしについて
メロディーは遠野市綾織町の南部ばやしの剣ばやしと同じです。
気仙沼方面にもあり、そちらでは、
大漁だ 満作だ お前百まで わしゃ九十九まで 共に白髪の生ゆるまで 稲穂を拾うて来なさんせ
と唄っているそうです。
遠野では、豊年だ 満作だ という出だしだったと思います。
この剣ばやし、「けん」という字は、様々な字があてられて、各地にあるようです。
民謡からきた流行歌として広まったものなのでしょうか?
そうだとしても、発端となる地域があるはずですが、詳細はわかりませんが、気になります。笑
さて、
今日で平成30年度も最後、明日から一ヶ月だけの平成31年度、そして改元。
公共関係の書類がひと月で一斉に変わるんでしょうね~!
間違って平成31年5月と書くと、出し直しかな?笑