台風24号の予報進路にバッチリ当たっていそうですが、今のところ、静かに雨降る遠野です。
さて、今回は昨日行なわれた宮守町砥森神社例祭からです。
以前は神輿渡御と還御が二日間に亘ってに開催されていましたが、何年か前から一日で済ませるようになり、
翌日は郷土芸能が角かけに歩くだけになりました。
昨日はちょうど神事が始まったばかりのところに到着。
打ち鳴らしに参加していた鹿込神楽さんの奉納から始まり、新町(旧表記:粡町)南部ばやしさん、下郷さんさ踊りさん、
若者たちの御輿と続き、宮守町中心部を御神輿と共に、練り歩きます。
今年は鹿込神楽の権現様はこの若手二人で扱うようです。
昭和初期まで上宮守神楽と一緒に行い、昭和4年旧8月15日の鹿込小澤八幡のお祭りで袂が分かれ、
昭和5年正月、江刺の簗川村野手崎の早池峰神楽を師匠に頼み、原形が成立。
昭和13年神楽道具焼失後、地区民の協力で再興、現在に至る。
と、「遠野の郷土芸能」には、あります。
新町南部ばやしさん
旧遠野町内の南部ばやしでは内ばやしに太鼓、三味線が載りますが、
宮守では山車に太鼓をセットし、立って叩きます。
笛は仲町同様に明笛
舞手の頭の飾りが他と異なります。
下郷さんさ踊りさん
今年の遠野まつりでは、例年以上に多いカメラマンが撮影しており、関係者の話では、
変な人もいたとかで、素性がわからない方は警戒しているとのことです。
皆さん気を付けましょうね!
老人ホームでは、楽しみに待っていた利用者の方々の頭をカミカミ
一行は新町の町中を練り歩き、集会所でお昼
その後、通りの西はずれまで行き、戻ります。
背景の建物は米穀商として財を成し、昭和17年に建てられたものですが、なかなかの趣です。
はずれから駅前に戻り、
休憩前に其々、ひと踊り
つづく