「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

道の駅「遠野風の丘」20周年感謝祭となんだりかんだり

2018-06-30 18:53:18 | 地域

昨日、今日と30℃越えの遠野。そして昨日と同じように先ほどから、

夕立そこまで来ている 雷ゴロゴロピカピカ ♪ 井上陽水の「夕立」そのものです。

さて、私事ですが(いつも私事しかアップしないわけですが)、

今年は風邪で寝正月からのスタートとなり、本業は忙しい割には、なかなか前に進まず。

一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる ♪

の繰り返しで、半年が終わりました。

 

そんな感じで、あえいでいる時々愛夫を気遣ってか、先週末のお昼前、時々愛妻のお誘いで、

北上の全国陶器市へ

 

右と云えば左と云うような関係ですが、このような物を愛でる趣味だけは共通。

この日は人間国宝の方々の作品を鑑賞だけで・・・笑

 

時々愛妻がご機嫌なのには、訳がありまして、先日、姫猫さんに頼んいたチケットが手元に。

運動音痴なのにラグビー好きな時々愛妻です。笑

 

そして、本日

昼食後、仕事へ戻る前に寄り道

 

道の駅「遠野風の丘」20周年感謝祭

今日、明日、そして7月28、29日、9月15~17日と様々なイベントがあるようです。

 

仙人太鼓、綾織しし踊り、鬼剣舞が出ることは観光協会のイベント欄で確認していましたが、

タイムスケジュールが出ていないので、とりあえず、行ってみたところ、

鬼剣舞の衣装が道路から見えたので、IN

 

黒岩鬼剣舞さん

二子鬼剣舞の指導を受けて平成14年に発足した新しい団体のようです。

 

扇合せ、膳舞い、宙返り、かにむくり、三人加護をメドレーでお送りしますとのことでした!

 

鬼剣舞は、念仏剣舞として伝承されていたものを明治以降に鬼剣舞と称するようになったと云われています。

 

今では国の重文指定を受けている団体があるほどの完成度。

 

8月3、4、5日に開催される北上みちのく芸能まつりには、市外からも多くの郷土芸能が出演し、

遠野から今年は小友町の長野獅子踊りさんが出ると聞いています。

違う団体を呼ぶことで市民を楽しませ、招かれた人達にも祭りを知って頂き、リピーターへ

人数を呼び込みたいお祭りは、飽きさせないことが大事なのでしょう~

 

それに対峙するようなお祭り

 

明日は遠野市小友町の山谷観音まつりだと聞いています。

11時過ぎから仏事・神事があり、地元の山谷獅子踊りの奉納。

境内では地域の方々がそのまま直会となり、

獅子踊りは、その後、地区内を門掛け(門打ち)して廻ります。

と、云うように、この場合の祭りは、地域のお祭りということで、観光を意識したものではありませんが、

これもまたお祭りです。

 

 

 


2018 上郷町日出神社例祭 其の参

2018-06-19 22:05:02 | 郷土芸能

前編、後編の2回で終わりにしようと思っていましたが、其の壱から始めたので其の参です。

 

平野原田植踊りで出すのを忘れていましたが、笛・太鼓・唄は以上の皆さんです。笑

 

平倉神楽さんは拝殿内での舞いが終わった後は、権現様を外に持ち出して、皆さんの前で下舞いからの権現舞。

 

この日は若手の二人

 

権現様を扱うしぐさにも力が入ります。

ところでこの権現舞、市内の山伏系神楽では、これが伝わらなかったか、途絶えたかで、

演じない神楽がありますが、最近、とおの物語の館で演じられる夜神楽が契機になったのか、

権現舞を復活させている団体がちらほら見かけられるようになりました。

 

この日は赤ちゃんを連れたご夫婦が、権現様にカミカミして頂いていましたが、

震災と遠野まつりが縁で結ばれたお二人です。他地域では認知度が低い南部ばやしには欠かせない存在です。

 

最後は地元、細越獅子踊りさんの登場

 

朝10時少し前に最初の奉納をしてから5時間、だいぶ水分補給をしていたようです。

 

カメラマンもお行儀よく一列に

 

今年5月、私のブログを見て頂いていた、ここの笛吹の方が亡くなりました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、ししと一緒に踊る種ふくべさん、今年はピンチヒッターだったようです。

 

が、後半には、腕に覚えある以前の種ふくべさんが登場でした。

 

集まったカメラマンにシャッターチャンスを教えるので、こちらは、あがったりでした。笑

 

「後すがり」をしつつ、芸能披露の終わりとなりました。

半世紀前までは上郷町一番のお祭りで賑わったと聞きますが、規模の大小は別にして、

地元にいる方々が、こうして、継続していることが素晴らしいじゃないですか!

おそらく、「おらおらで ひとりいぐも」の若竹さんも、この風景を見ていたのでしょうね。

 


2018 上郷町日出神社例祭 其の弐

2018-06-19 19:15:32 | 郷土芸能

日出神社例祭が終わって二日目、日焼け止めを塗っていたのに、顔の皮膚がボロボロ。

普段から直射日光を浴びないせいなのか?歳なのか?両方か? 笑

と云う事で、其の二へ

 

昨年と異なり、今年は午前・午後の二部構成という事で、神事終了後に来賓・役員の直会会場前で

二回目の芸能披露となりました。

 

飲食の準備の無かった田植踊りの皆さんは一時間近くの待ち時間となり、

一般客では茨城の海東さんも待ちきれず、撤収でした。

食べ物を持参しない方々にはつらい待ち時間のようです。

 

そうこうしている内に、拝殿では平倉神楽さんが始まります。

 

手前の男子はこの日が鳥舞デビューでしたが、落ち着いて出来たように見えました。

 

神楽の次の演目までのわずかの間、外へ出て板澤獅子踊りさんをパチリ!

踊りのほうは、昨年同様さらっと流してくれました!笑

おそらく来月の上郷まつりでは、人数を揃えて魅せてくれることでしょう。

 

駆け足で拝殿に戻って、平倉神楽さんの岩戸開き舞

 

拝殿の正面と左右に光が入る建具が取りつけられたので、性能の良くない道具でも写るんです。笑

 

この演目には、鳥舞同様に、岩戸開きデビューの女子高生が参加です。

 

お父さんも駆けつけて見守っていました。

 

くずし

 

これが東和町や大迫町なら、お客さんで中がいっぱいになるのでしょうが、

もったいないような気もします。

 

 


2018 上郷町日出神社例祭 其の壱

2018-06-18 21:51:52 | 郷土芸能

昨日の日出神社例祭に十和田から来た方の話では、例祭には青森でも同様に神楽が附属するようです。

そのこと自体、なんら不思議だと思わないのですが、

隣町である住田町の天照御祖神社例祭を思い出すと、神事に神楽はありませんでした。

他県の例祭をネットで見ると、東北以外でも神楽(大神楽を含む)が神事の一環として附属している処もあるようで、

有る処と無い処の違いは、どこからなのか気になり初めてきた笛吹です。笑

 

まずは、日出神社例祭の続きということで、朝早く、御神輿が上郷町内を渡御している間に、

10時スタートということで、町内の芸能団体が奉納に集まってきますが、

保育園児のしし踊りに続き、町婦人会でしょうか?踊りの奉納です。

家に帰っても、上郷小唄の

仙人下れば、汽車待つ煙~♪ 赤岩 大峰 鎚の音

走るレールに想いを乗せて 細越 佐比内 花の里~♪

のメロディーが頭の中を駆け巡りました。 笑

 

この後が、なかなか来ませんでしたが、11時過ぎ、やっと平野原田植踊りの皆さんが到着

 

事前情報では、人数が揃わないと聞いていましたが、なんとか間に合わせたようです。

 

またまた、次が来ないので、細越獅子踊りの皆さんの輪に・・・

物干しそうにしていたら、ジンギスカンと飲物を恵んでもらいました。笑

 

お昼少し前になって、やっと、御神輿が帰ってきました。

 

町内及び地区役員の皆さん一緒に神事です。

 

リフォームした拝殿に移動し、神事、そして権現舞

この子が大人になっても、こうしてお祭りを見たという記憶が残るんでしょうね!

 

神事が続く中、盛岡からお出でのまっとさんとK村さんがちゃっかり来賓及び役員用の豚汁を

頂いていたので、まっとさんの口利きで、私も・・・笑 御馳走様でした!

 

お腹が満たされたところで、板澤獅子踊さんの登場

鳥居誉めをしながら拝殿前へ

 

後で気づきましたが、種ふくべがいませんでした。板沢では珍しいことです。

 

消防の行事が重なっていたためか、わかりませんが、仙人太鼓・佐比内鹿踊りさんの奉納が無く、

とりあえず、午前の部の終了となり、「しし」も人も一休みです。

 


SL銀河と馬そして上郷町日出神社例祭

2018-06-17 22:34:26 | 地域

16日の土曜日、あろうことか、時々愛妻から仕事で使う顔写真の撮影を頼まれました。

やはり、モデルが良いから、写りはバッチリ! 当然、写真は載せませんが。笑

 

その撮影中、ブログ仲間の虎猫さんから間違い電話

SL銀河の撮り鉄に行っているようで、愛妻撮影会終了後、よくよく考えてみると、

この日はSL銀河と馬の並走があることを思いだし、出撃!

大勢のカメラマンや見学の方々で綾織町二日町駅周辺は大賑わいでした。

 

撮影に良い場所など選んでいる時間も無く、近場の田んぼ脇に陣取ると、ご覧のようなもの。

先週行った小友町鮎貝にもあった「馬っこつなぎ」の刷り物

SL銀河と馬の並走に馬っこつなぎという事で、いかにも遠野です。笑

 

正午過ぎ、汽笛が鳴り、煙が近づいてきました。

 

赤い母衣を付けた馬とSL銀河がギャラリーの前を通過

 

滞在時間30分で撤収 笑

 

そして本日はお約束の日出神社例祭へ

境内隣接の駐車場が拡張されたとはいえ、台数に限りがあることから早々に出かけましたが、

既に遠野ブロガーksuzさんが来ており、先週お会いしたばかりの茨城の海東さん、

同じく先週お会いした埼玉のニコンさん、そして盛岡からは、まっとさんとK村さん、

さらには十和田からもカメラマンが駆けつけておりました。

 

地元の細越獅子踊りさんが拝殿前で奉納した後は、上郷保育園児のしし踊りでしたが、

佐比内鹿踊りさんは、園児の伴奏のみで、奉納無し

段々と出演回数が減ってきていることが気がかりです。

 

と、中途半端なところで、後に続くです。汗