「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

心残り

2023-05-22 09:36:54 | 景色

田植え真っ盛りの遠野盆地です。

 

週末の早朝には、風景写真をと思い、徘徊してみるのですが、

思いと天気は一致せず・・・です。笑

 

昨日の朝も、青空には恵まれませんでした。

 

そんな週末の午前中は、高確率で日帰り温泉

温泉でメンテナンスしないと一週間、体力が持たない初老夫婦です。笑

 

山口さんさが地元で踊るかも?と情報を得ていた、とある土曜日 笑

 

珍しく、日帰り温泉無しで、花巻にてランチ

今日は、何の日かわかってるの?と聞かれ、知っていても、素直に云わない笛吹、

その晩、グラスをプレゼントしました。笑

 

さて、あと3往復?で終わるSL銀河運行

5月の土日は、どこということもなく沿線には多くの方々が張り付いています。

 

斯く云う私も、撮りに行かなければ・・・という気になり、

 

皆さんの邪魔にならないような場所で・・・

 

ここでは、いつだったかD51を撮ったことを思い出しながら・・・

 

SLの思い出と云えば、私が上組町に住んでいた幼い頃、

家のすぐそばを蒸気機関車が走っていました。

ガタン、ゴトンというレールや汽笛を聞きながら育ったので、今の場所に移った時は、

なんて静かなんだろうと思ったものです。笑

 

遠野に居る私たちが、子供の頃のことを懐かしく思うのに、

それほどの時間は要しないのですが、

遠野を離れて、もうちょっとで半世紀ともなる私の同級生たち、

既に故郷で過ごした時間は、人生のごくわずかな時間となり、

 

故郷の記憶も、同級生との思い出も薄れつつある中、

宛先のわかる同級生に案内状を送れる最後になるかも・・・との思いで企画された同級会、

今月末までの出欠及びコメントのハガキを毎日待っている地元組です。


こども流鏑馬

2023-05-13 14:25:22 | 民俗

今の遠野は、田植シーズン到来ということで、山々の新緑と水鏡の風景が

きれいな時期です。

残念ながら、今日の午後辺りから下り坂の天気予報。

 

もうすこし青空だったら・・・笑

さて、GW話題も最後です。

 

5月5日こどもの日の午後は、遠野郷八幡宮のこども流鏑馬

 

十和田乗馬倶楽部さんの協力を得てからは、一段と華やかになった子供やぶさめ

 

衣装もばっちりで、良う射たりや~!

 

参加する子供たち、今年も多かったように思います。

 

以前と変わらないのは、こんな子供たちの笑顔です。

 

馬を曳いてもらいながらの子ども流鏑馬の後は、チャレンジマッチ

 

なんでも、こども流鏑馬から大人のスポーツ流鏑馬へレベルアップするための

ステップになるようです。

 

今年は三人がチャレンジです。

 

射る姿も恰好いいですね~!

 

今回は二人が女性で男性一人

 

いつかはスポーツ流鏑馬だけでなく、遠野郷八幡宮例祭の流鏑馬にも

女性が参加する日が来るのでしょうね。

 

三人の笑顔を見ながら、そんなことを思った連休の午後でした。笑

 

馬上で弓を射るための形の練習?も、ナイス!でした。

 

その日の晩は、関東の山猫さんを交えて一献

前回私がこのメンバーの宴に参加したのが、いつだったのか記憶にないほど前。

一次会だけは若干アルコールを頂きました!汗

昔のようには飲めない・・・涙

 

そしてGWも最後

翌日、東京へ戻る娘も含め、家族4人で温泉へ。

私の出所祝いをしてもらいました!

この会場は7月中旬に同級会が予定されているので、

全湯制覇とまではいきませんでしたが、楽しませて頂きました

 

さあ、同級生の皆さん、その同級会、

今月末が申し込み期限、できれば、早めに意思表示をお願いしたいと思います。

私たちの年齢から考えると同級会を開催できるのも、あと何回あることか・・・

もしかして、最後になるかもしれません。

そのつもりで、出席の返事をお待ちしています~!笑

高校を卒業以来はじめてという方も結構いて、懐かしい会になると思います。


遠野郷八幡宮にて八幡神楽

2023-05-11 17:54:25 | 郷土芸能

昨日は定期健診のため、盛岡方面へ行ってきました。

朝一番で2科廻って1時過ぎ。次回からは1科のみとなり、気持ちも楽になります。汗

 

帰り、噂で聞いていた盛岡市中央公園にあるビバテラスへ

 

遠野市に住むガラス作家さんの作品を見に行って来ました!

日本酒を飲むのに良さそうなグラスです。笑

この施設には、こんなクラフトショップ、コーヒー、軽食、手織り物、

ドッグサロン、園芸、えほんの森などが数棟の建物に入っていました。

と、私には似合いそうもない話題でした!笑

さて、本題に移って5月5日のGW話題です。

 

子どもの日の午前中は遠野郷八幡宮神楽殿での八幡神楽奉納です。

 

新コロも落ち着き、天気にも恵まれた今年は、遠野では珍しく?

神楽に結構なお客さんの姿がありました。笑

 

神おろしに続き、岩戸開き

 

御年84歳の代表の舞です。

いつもなら、次に鶏舞ですが、人数が揃わず、

 

式舞の順番から外れて山の神舞

 

これも舞手の仕事の都合で、やる時とそうでない時があります。

 

今年は都合よく休みがとれたようです。笑

 

神楽をやりたいということで自主練習もしながら、参加しているそうです。

頼もしいですね~!

 

八幡神楽さんには欠かせない恵比寿舞

 

今回は、お客さんに鯛の役をお願いしていましたが、

会場からは、簡単に釣らせるな!の声がかかります。

 

御花も頂き、満足そうな恵比寿様

 

最後は祈祷権現舞

 

今回は決めていたことがあります。

 

権現様にいの一番でカミカミしてもらおうと・・・笑

 

一番乗りはしたものの、この日の主役はこのワンちゃんに奪われました。笑

 

なんだかGW終了後辺りから、体調をくずしている方々が出ております。

権現様の神通力をもって皆さんの病気平癒をお祈りしたいと思います。


2023 大出早池峰神楽 in 遠野座

2023-05-09 18:05:19 | 郷土芸能

GW話題は、まだ続きます。5月3日夜と同じく4日も遠野座の夜神楽。

 

この晩は、大出早池峰神楽さん

剣九曜紋は大出早池峯神社の社紋で、附馬牛町内で活動中の郷土芸能は、全てこの紋。

 

まずは鶏舞

 

大出早池峯神社の宵宮では、四人鶏舞でスタートすることが多いので、

スタンダードな二人は、逆に新鮮です。

 

この方を撮るのは初かもしれません。

 

きちんと練習されているようで安心して観られます。

 

大出で云うところの鞍馬天狗

 

5年生になったんですね~早いもんだ~

 

同級生コンビかな?

 

4月下旬に神社で行われた「ざしきわらし祈願祭」でもこの舞だったようです。

 

息子さんの次は、お父さん

 

下舞

 

祈祷権現舞

 

こうして御祈祷することで神社の権現様の霊力にあやかり、

そのお礼に御花を差し上げ、終わりとなります。

ちなみに入場無料という案内なので、御花は義務ではありません。

 

最後に千葉さんが7月17日の大出早池峯神社の宵宮、18日の例祭のPRをして

幕となりました。


2023 南部神社郷土芸能共演会と西南の役

2023-05-08 18:23:49 | 郷土芸能

話題は、5月4日、GW中日です。

 

国史跡指定で注目されている鍋倉城。

その鍋倉城本丸の北側2段下にあった沢里屋敷の東側下段にあるのが現在の南部神社。

その拝殿の南側にある一乗稲荷神社の壁に上記の額があります。

文章を見ると、西南の役で遠野の人が官軍として参加し4名が戦死とあります。

多田傳次郎(下宮守村)、佐々木權蔵(下宮守村)、

留場三右エ門(土淵村)、菊池留五郎(横田村)

賊軍として江戸時代を終えた南部藩、10年ほどで官軍の軍人として遠野から

参加していたことにびっくりです。

 

さて、本題の南部神社例祭での郷土芸能共演会です。

 

最初は平倉神楽さん

 

天照五穀舞

 

前回私が観たのは、1月末の神楽共演会。

 

それから、5月までの間に四季島に乗車されているお客さんの前で

何度か披露しているという話は聞きましたが、一般人は入場できずです。

 

この日のお客さんも市外の方々が多数だったと思います。

 

次は土淵しし踊りさん

先月は土淵しし踊りの皆さんにとって、良いことがあったようです。

白いネクタイで、お酒を頂いたとか・・・おめでとうございます!

 

役員の中に良く知っている人がおり、直接お会いするのは今年初めてだったので

生きていることをアピールしようと思っていたのに、挨拶しそびれました。笑

 

踊りを見ていると、なんとなく、踊りがこなれていたので、

今年初めてではなかったのかもしれません。

 

次、お会いするのは土淵まつりでしょうか?

 

境内から拝殿脇に場所が戻り、上宮守神楽さん

 

三番叟の裏舞

 

この演目もまた、久しぶりです。

 

続けて下舞、そして、権現舞

 

私も、カミカミしてもらいました!笑

 

最後は、役獅子でもある鷹鳥屋獅子踊りさん

 

今年は赤いひょうたんが目印の種ふくべさんがいませんでした。

 

拝殿前まで進み出て、

 

小友町のしし踊りらしく、投げ草。

投げ草は、踊りに対し、御花を出した方へのお礼の舞です。

御花はその芸に対する純粋な評価だと解釈されるべきものなのでしょうね。