「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

落ち着きを取り戻しつつ

2021-11-21 14:50:42 | その他

例の件があってから早いものでひと月近くになり、11月も第三週の終わり。

やっと普通の生活に戻りつつあるといったところでしょうか?笑

 

昨年は新コロで出来なかった元の職場の皆さんとの忘年会。

 

11日、なんとか開催できました!

例により、其々の健康の事、家族の事など話しながら・・・

 

私は、水難事故の話をして、座布団一枚頂きました!笑

 

今年はここ数年では最高にきれいだった紅葉も、撮れないまま落葉となり、

14日、いつの間にか早池峰にも雪

 

久しぶりに、C58に会いに・・・

このSL銀河も、再来年には運行終了となるとの話が、あちらこちらで・・・

 

季節のうつろいのせいではないでしょうが、なんだか寂しいニュースです。

 

17日には、おふくろを盛岡の病院に連れて行き、

27日(土)には再び受診ということで、その間にタイヤ交換。

 

負の連鎖がまだ収まったような気はしませんが、新コロが静かになっている間にということで、

久しぶりに仙台にいる下の娘も合流し、

 

昨夜はゆっくりと温泉に浸ってきました!汗

 

娘たちが揃ったのは、義母の一周忌を済ませた7月下旬以来。

 

何か月も経っていないのに、はるか昔のような気がします。

女三人に男が一人でカヤの外ながら、好物をたらふく食べ、飲みたい物をほどほどに・・・。

これもひとえに、どうにかこうにか職場復帰した時々愛妻あってのこと

口には出しませんが、感謝している次第です!笑

 

同じ日、同じ処に来ているはずの遠野からの御夫婦

温泉でも夕食会場でも遭遇しませんでしたが、今朝の食事会場で隣りのテーブルとなり、

やっとお会いできました!

内の夫婦もこうありたいと、思います。笑

ところで、

今日は青笹しし踊りさんの踊り納めだと聞いていましたが、

後半の私自身の有り様を考えると、家族優先が妥当かと・・・笑


2021 東和芸能発表会 其の参

2021-11-09 08:44:58 | 郷土芸能

11月最初の土日辺り、例年は土淵町の飯豊まつりです。

今年はどうだろう?と思いつつ、土曜日は時々愛妻を乗せて盛岡のクリニックへ

そして、日曜は午前中に打合せが入っており、始まる時間には行けず。

 

打合せ後のお昼時間、気になって行ってみると、渡御先の二つの神社には幟。

そして、直会会場となる自治会館には車がけっこう停まっていたものの外には人影無し。

飯豊神楽さんが参加したのかどうかもわかりませんでした。

幟が建ったということは、神事は行われたと思われるのですが・・・。

 

と云うことで、発表会話題の最後

石鳩岡神楽さんの五大竜王舞

以前観たように思っていたところ、掛け持ち人さんの説明どおり初めて観る演目でした!

 

久々能智神、迦具土神、金山毘神、みずはの女神、植安毘売神の五大竜王と

天帝の使者の舞

陰暦の四季、四土用と閏月の由来を舞い納めたものとの説明でした。

神々については、ちょっと難しいので追々チェックしたいと思います。汗

 

石鳩岡さんを観るのも、なんだか久しぶりでした!

 

そして、浮田神楽さん

 

注連切(しめきり)

面が表すとおりの荒ぶる舞

 

熱演です!

 

天照の弟、須佐之男の舞

こうして、花巻の神楽を観ていると、相当厳しい稽古をつんでいるんだろうなあと

思うような雰囲気・・・

 

最後は権現舞

 

石鳩岡神楽さんかと思ったいたら、権現様を操るのは南川目神楽さん。

石鳩岡神楽さんから習っているとのことでした。

無い演目、無い神楽などなど・・・こうして自分たちの地域にも神楽を!

と云う気概が素晴らしいですね!

ところで、

水難後、何度か拙案内所に顔を出してくれていた友人の一人から

使わない標準レンズがあるがどうか?と云うことで、

この度、目出度く結納が整いました!


2021 東和芸能発表会 其の弐

2021-11-08 08:14:51 | 郷土芸能

川の底に落ちていった標準レンズ、今頃、猿ケ石のカッパたちの噂になっているかも・・・汗

その代用にと古いレンズを引っ張りだして・・・

 

考えれば考えるほど・・・悔やまれます・・・涙

さて、若干、気持ちを切り替えて、其の弐へ

 

早池峰岳流浮田神楽さん

 

松迎

 

千秋、萬世の兄弟による正月松の内に舞う祝いの舞

浮田神楽は早池峰岳神楽直系最後の弟子神楽とのこと。

こちらも県指定無形文化財に登録されている神楽です。

 

次に社風流神楽さん

「みやぶりりゅう」と読むようです。

 

三番叟

 

八幡舞と続きます。

 

近年、奥州市(旧江刺市)梁川東沢目の社風長京神楽を師匠として

始められた神楽とのことです。

東和町と江刺は一山超えれば隣りどうしで、伊達と南部の境界に接した地域でもあります。

ちなみに師匠となる長京神楽は安政3年に東和町の丹内から伝授されたもの。

 

そして、早池峰大償流土沢神楽さん

 

汐汲

 

出だしを観た時、舞手は女性?かと思いましたが、よくよく見ると男性

 

流石ですね~!

 

舞手の方、次の演目では汗を拭きながら胴の位置へ

この方だったんですね~!

 

水神の舞

 

観ている内に、先日の水難事故を思い出しました・・・汗

 

廻りの方々からは神様のお祓いを受けたほうが良い!

と云われますが、人一倍、権現様にカミカミして頂いているのに・・・

噛まれ過ぎなのかもしれません・・・汗


2021 東和芸能発表会 其の壱

2021-11-07 14:30:30 | 郷土芸能

川で溺れてから2週間近く経ちます。

それから4,5日間は体調がすぐれず、どうにかこうにか社会復帰したかと思ったところ、

10月下旬から時々愛妻が体調をくずし、バタバタが続きました。

 

アクシデントが無ければ、きっと、きれいな紅葉を楽しんでいたことでしょう。

 

そんなこんなで11月となり、3日。

外の危険な場所は避け、久しぶりに花巻市東和町で開催された芸能発表会にお邪魔しました。

メインの機材はお釈迦になったので、サブ機での撮影。力が入りません。汗

会場に到着すると、ちょうど南部流成島鹿踊さんが登場。紹介文では一番庭とのこと。

 

続いて金津流丹内獅子踊さんの島霧

 

そして、春日流落合鹿踊さんの一番庭

 

同じ一番庭でも成島さんと落合さんではだいぶ異なるということだけは

私でも理解できました。笑

笠原信男著「明治維新と宮城の芸能」にある、江戸時代の伊達藩ではしし踊りなどの芸能が

出演者の人数制限を受けていたという文章を思い浮かべながらの観賞。

 

その後、記念公演ということで、大槌町の向川原虎舞さん

 

震災後の大槌町の虎舞は各団体の連合で観ることが多かったので、

単独では、かなり久しぶりのような気がします。

遠野市内では、芸能ものがピタリと止んだまま。

いつもの遠野に戻るには、まだ時間がかかるのかもしれません。

 

午後の部は神楽

 

石鳩岡神楽さんメインの奏楽で始まり、鶏舞

 

今年の後半は特にもまとまった芸能を観る機会がなかっただけに、

この辺りになって、やっと、気分も上昇

其の弐へと引っ張ってみたいと思います。笑