悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

観梅ウォーク

2012-03-03 22:58:07 | 障害者問題

水戸観梅ウオーキング大会に当会から3名参加。
朝の内雲が多かったが次第に晴れ、穏やかな天候となった。
それでも昼近くなると肌寒い風がでた。
第11回を数える観梅ウオーキング大会は、今日明日の2日間行なわれる。
明日は当会の役員会のため、初日のみの参加。
本日の参加者は、223名。15㎞(93名)と8㎞(126名)の2コース。他に4名。

初日は市内の名所めぐり。偕楽園の梅は、今年の寒さで遅れている。
それでも人出は多かった。ゴール直前で弘道館に入った。先の震災で破損が大きく、
応急手当のみで、完全復旧にはまだ手が付けられていなかった。

近代美術館では、3月17日から「小川芋銭展」が開催される。
チラシによると、芋銭は磐梯山噴火、牛久の水害、関東大震災、
丹波地震などを経験しているそうだ。

前期後期と、作品を入れ替えて展示される。是非行ってみたい。
3月17日は、水戸歩の観梅ウオークが開催されるので、ゴール後行くつもりだ。
小川芋銭は、住井すゑと交流があったそうなので、急に関心を持った画家だ。
住井すゑの「橋のない川」は、人間賛歌という意味で素晴らしい作品だったが、
今考えると重いテーマなので、再度読むのはエネルギーがいる。

牛久沼湖畔に建つ「抱樸舎」には、まだ行っていない。
いつか行けるだろうか。

古河から参加の一人はろう者だったので、開会式の通訳をしたが、
前には出ず、彼の傍で通訳をした。ろう者が何人かいれば、前に出ようと思ったが、
少々遠慮した。主催者から言われれば前に出ようとも思ったが、
こういう遠慮をするところが、私の不徹底なところだ。

又帰りの電車で、筑西の方と一緒だったが、多少彼と他の方との間を取り持ったが、
交わされた会話をすべて通訳しなかった。これにも多少後ろめたさが残った。
他の方との会話をすべて手話で伝えるべきだったが、
音声による会話を優先させてしまった。彼が絡む部分だけ通訳しただけだった。

健聴者との会話を自然に行ない、ろう者にも同時に伝える力量は私には無いが、
彼はどう感じただろうか。いつものことだと、思っただろうか。
彼を疎外してしまった振る舞いを、よく考えるべきだと思う。自省を込めて。

<本日の歩行15㎞>~103日目
第11回水戸ヘルスロード観梅ウオーキング大会参加15㎞(20:36~22:16)
※右尻凹み部分、太もも後ろ側に座骨神経痛風の痛みあり