利根町の例会に参加した。「マスターオーカー賞大会」でもあったので、取材を兼ねた。
小林一茶が足繁く通ったそうで、生涯に49回289日も訪れたそうだ。多くの句が残され、
名跡に一茶の句を辿りながらのウォークである。誘導役の田仲会長が楽しく案内。
句を紹介しながらの解説は楽しかった。
昨日は小雨降る中の鎌倉下見だったので、今日は何と快適な歩きかと気持ちよく歩いた。
ゴールの徳満寺手前で、最後の解説をしているとき、後ろの方から雑音が聞こえてきた。
説明を端折り、早く進めというものだった。一言だけで、間もなくゴールに向かったので、
多くの人には聞こえなかったかもしれないが、ひじょうに不愉快な発声だった。
このようなことはよくあるが、参加させてもらっているのだから、流れに従うべきと思う。
説明は、適切な時間配分であったし、有益な時間を過ごさせてもらったと思っていた。
もちろん個人差はあるので、説明が長いという意見もあるだろう。
しかし、このような不心得者は歩きの作法に反すると思う。意見があったとしても、
大勢の中で声を上げるべきことではないと思う。
ゴールの徳満寺は紅葉が美しかった。会場では地蔵まつりが行なわれている。
かき揚げうどんをいただき、かりんとう饅頭を買い、龍ヶ崎のコロッケを食べた。
多くの仲間にも会え、一茶の句に触れ、紅葉を愛でたウォークは、楽しい1日だった。
前にも1度見たが、印象に残った絵馬を徳満寺本堂で見た。
「間引き」の様子を描いた絵馬で、後ろの障子に映った影は、角が生えている。