わが家の岩塩ランプが、先日の雨で溶けだした。
気がつかないうちに電球が切れていた。
これまでにも何度かあり、そのたびに慌てて買いに行った。
電球は岩塩をきれいに見せると同時に熱を発し、湿気で溶けるのを防いでいる。
今回、まとめて１０個購入したものが届き、無事交換できた。
送料が５５０円かかったが、ネットでまとめて購入し、一個当たり５０円以上安い。
ほとんど点けっぱなしにしているので、年に２～３個使うのに気がつくのが遅かった。
明け方目が覚め、いつもの通りユーチューブで落語を聞く。
桂枝雀の「つぼ算」を聞いたが、話の筋が不可解で不安になった。
この計算の成り行きが理解できず、いつまでもぐるぐると計算をしてみるが、わからない。
今、これを書きながら同じ落語を聞いている。
秦新二著『文政１１年のスパイ合戦』という本を読んでいる。
シーボルト事件の謎に迫ろうという力作で、大変面白い。
シーボルトは最初の離日の際、間宮林蔵だけでなく、幕府の図らいもあって捕らえられ、
伊能忠敬の地図や、間宮林蔵の樺太図なども没収されたとされている。通説にも関わらず、
先の地図を含む膨大な日本の文物が、すでにオランダに運ばれていたことが分かってきた。
膨大なシーボルトコレクションを渉猟する中で見えてきたことは？という展開が面白い。
ろうの知人が亡くなり、昨日告別式があった。通知では焼香だけとあったが、
１０人以上集まったろうの仲間がなんとなく告別式にも出ることになった。
業者は、ダメという人もいたが、司会担当の人はどうぞということで出席できた。
私も残り、式後、ファミレスに行き、１１人で食事をした。
福島から来たのは、元聴覚障害者協会の会長夫婦。私と同年配で一緒に活動したＯさん。
もう一人は隣の野木町在住のＮさん。いろいろとお世話になった。
３０年ぶりであったが相変わらずお元気だった。奥さんが亡くなり、孫も数人いるようだ。
そのほかの方は、初対面に近い方だったが、楽しく、和やかに語り合った。
手話通訳者の二人は火葬場まで行った。
二人とも旧知の方で、年に１回くらいしか会わないが、長いこと活動を続けていてくれる。
焼香だけで帰ったＮさん（聞こえる人）も懐かしい人だった。
退職し、今は家庭菜園くらいでのんびり暮らしているという。
今日は、入院中の叔母と電話で話した。
「緩和病棟にいるんだよね！」とそれだけを言う。
慰めなどは言えないが、食べたいものを聞くと、あまり食べられないという。
入院前、しその実が取れたら欲しいと言っていた。
自家用に少しだけ佃煮にしたことを伝えたが、持って行けばよかったと後悔した。
コロナは、多方面に災いをおこしているなと、つくづくと思う。
