悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

2歩1間=180㎝?

2014-07-31 17:24:37 | ウォーキング

井上ひさし著「四千万歩の男」の中で、伊能忠敬の歩幅は、90㎝と書いてある。
伊能忠敬と伊能図関連のHPによると、忠敬の身長は160㎝と推定されるので、
歩幅は66㎝くらいだったろうと書かれている。
井上ひさしは、身長が180㎝くらいで、歩幅が90㎝くらいあったのではないか。
と言うのは、私の身長は177㎝、自由歩行をすると歩幅は90㎝強である。
彼は本を書くにあたって、自分の歩幅を測ってみて、90㎝としたのではないか。

しかし、実際に歩測をする場合、90㎝で歩き続けることは現実的でない。
90㎝というのはかなり大股であり、1歩の幅には誤差が出やすい。
私の経験でも、自由歩行の歩き方で歩測大会で「達人」になったことがあるが、
以後、同じ歩き方では、計測に幅がありすぎ、精確さに欠けた。
井上ひさしは、歩測に習熟していたとも思えないので、簡単に歩幅を計測し、
その数値をもって忠敬の歩幅としたのではないか、と言うのが私の推測である。 

 


高齢者御用達?

2014-07-30 19:03:58 | 読書

実は写真とは違うのだが、同内容、同程度?、同額の文庫を購入(送料込み¥1,124)した。
ハードカバー3分冊のものをすでに購入、読了なのだが、高齢者向け軽量版を注文した。
昨日、ハードカバーを出し読み出したが、重く持ち歩きには不便だった。
歩きに行くにも電車なので、車内で読みたい。ハードカバーは、リュックには似合わない。 

読了にはけっこう時間もかかるので、持ち歩きやすい文庫が良いと思い、購入してしまった。

この本に「2歩1間」と書かれていたのが気になっていたが、「イノペディア」によると、
「小説だから」と、素っ気ない回答
。そうなんだ~ 


手と帽子と色と

2014-07-29 17:47:08 | 雑記

JWAの50周年記念グッズについて、Tシャツや帽子の色に黒を使っていることに関し、
本日の県協会代表者会議で、黒はまずいのではないかという意見があった。
私もその通りだと思う。ウォーキング中にスズメバチに襲われる危険を避けるため、
指導者としては、黒は避けるべきだと指導するのが常識である。
多くの関係者が、ついうっかり「黒」を選んでしまったわけだが、反省すべきだと思う。
私も、黒色とスズメバチの関係は知っていたが、言われるまでうっかりしていた。



今後、折に触れて、このことを伝えていきたいと思う。

また、手話通訳者は、黒あるいは紺など濃色の上着を着ることが必要である。
私も手話通訳のボランティアをしていた頃は、必ず、黒、濃紺の上着を着ていた。
手話は胸の前で動かす。通訳時の服が、最悪の場合肌色だったり、淡い色だったり、
迷彩色だと、手の形が服に溶け込んで見えにくくなってしまうからである。
これも通訳者の世界では常識である。
何のための常識か。きちんと考えて対応しないといけない。
どんな世界でも、共通認識として理解してもらえるよう、
指導者は伝えていくことが必要だと思う。 


競合は避けられない中で

2014-07-28 18:08:37 | 雑記

私は幸いなことに1999年11月14日に加古川で金メダルの認定に至った。
当会の創立が同年4月なので、半年ほどは認定取得時期と重なっている。
金メダルというのは、ウォーカーにとって1つの目標なので、何とか取得したい。
そのため、設立当初、年間計画はすべてJML大会、KML大会(KKMLの前身)、
鎌倉ウォーク、武蔵野10里など、自分が行きたい大会はすべて外した。
最初の何年かは、ほとんど自分が下見をしていたので、他に方法はなかった。
自分の楽しみと、会運営とを天秤にかけることなく、うまくさばきながら遊べたと思う。

その後大会の数は増え、例会計画を組み立てるにも苦労をするようになった。
県内各会の行事や、県協会の事業も取り入れるとなると、競合を避けるのは不可能だ。
役員生活と自分の楽しみを共存させるのは至難の業かもしれない。
会には、ウォーキングの世界に入って間もない人が役員として活躍してくれている。
その人たちにも、自分の楽しみと会の運営とをうまく位置づけて活躍してほしい。

 


伊能図のロマン

2014-07-27 16:35:39 | 雑記

55歳の時に測量の旅に出て、完成を直前にしてなくなった伊能忠敬。
忠敬の師の息子高橋景保が中心となり完成させ、幕府に上程された。
その完成図は正本、副本合わせて2部だろうか。
しかしいずれも皇居の火災、関東大震災などの火災により焼失。
各地で協力をした藩に個別の副本を贈呈したものがいくつか残っていた。
またそれらの写本が外国に大量に保管されていたのが発見され、それらを集大成して、
伊能図の全貌が明らかにされた。
伊能図を完成させた高橋景保が、シーボルトに贈呈したため、国禁を侵したとして投獄。
翌年獄死。
測量行の旅先では、さまざまな事件、出来事もあっただろう。
小説「四千万歩の男」をまた読んでみたくなった。 

今、全国巡回フロア展として、巡回展示中。ほぼ作られた当時の形で見ることができる。

 


客商売は難しい

2014-07-26 20:00:24 | 雑記

24日母を連れて機関紙の印刷に行った。順調に印刷終了し配布開始。
配布途中で、昼飯時。昨年開店した地元の和風食堂のチェーン店に入った。
入店からつまずく。入り口がわかりづらい。車椅子駐車場の目の前にのれんが見えた。
そちらに向かったが、入り口はなさそうなので、逆方向に向かう。
狭いところに日本風を気取った通路。
「親孝行通り」の看板があるが、狭く、太鼓橋風の小橋は車椅子通行には不便。
車椅子用トイレはきちんとあったのが救いだった。
案内された部屋は、4人用の閉鎖的な小部屋。母は、閉鎖性を嫌うので、別の部屋をと。
担当を呼び別の部屋を頼むが、車椅子では個室ばかりとのこと。

しかたがないので我慢する。母は早く出たいと言い募り、落ち着かない。

部屋の外を通っていく店員が「五月蠅いほどの」元気な声で案内していく。
これには私が不快に感じた。

いずれも、考えた末なのだろうが、「考え落ち」ではないだろうか。

そういえば、以前「かつ太郎」で食べたとき、「禁煙席」に案内してもらった。
ところが、煙が漂ってきたので、意見を書いて店のポストに投稿した。
しばらくして、投稿ありがとうと書いてきたが、意見への言及はなかった。

何となく変な気がした。この店にも「親孝行通り」の看板があった。

今回のことと合わせて考えるに、形だけの「お客様優先」だと理解した。 


ふんどしを締め直して

2014-07-25 21:02:56 | 雑記

「安心、安全」と「安心安全」とはかなり違うのではないかと思っている。
企業人が「安心安全」とスラッと言うのを聞くと、実は考えていないなと思う。
「安心」と「安全」は、「間」がないと、ただの「合い言葉」でしかないことが多い。
中国のあの外資系企業だって、外に向けては「安心安全」をうたっていたはずである。

臨時で担当した機関紙作り、自信を持って発行したが、さっそく指摘を受けた。
数回にわたる校正を経て、最終印刷の一歩手前で、再見直しをした。
これがいけなかった。
体裁は良くなったが、この時点で2ヶ所の間違いを犯してしまった。
あとの2点は微妙な問題があったが、誤りは誤りである。

次回、もう一回担当をするので、今度はさらに気を引き締めて作業に当たりたい。


原発不要社会の到来

2014-07-24 21:01:47 | 雑記

ラジオから仕入れた話。エジソンは直流の利用を推進したが、好敵手だったニコラ・テスラは、
「交流電流の父」と言われる。結果的に交流全盛の時代になり、エジソンは敗れた。
しかし、現在、携帯、小型家電のみならず多くの機器は直流で動く。
突き詰めると、直流で動かないのは、蛍光灯だけだそうだ。
太陽熱で取り入れた電気は直流であるが、交流に変換して使っている。
この仕組みを大幅に見直して、直流で動く製品に切り替えると、原発への依存度も見直せる。
直流、交流には一長一短があるようだが、いずれ直流の短所を改善する技術も可能だろう。
原発不要社会は人類にとって不可欠と思う。原発依存の方向性を修正する政治を希望する。 


日本の未来

2014-07-23 18:17:20 | 雑記

核を持たない国からは、どうして先に持った者だけが認められるのか。
有効な核抑止力として持つ権利があるのではないか。
ダメだというなら、各国が一斉に廃棄しろと言いたいだろう。
今回の我が国の騒ぎは、核ではないが、軍隊を持たなかった者が持とうとする点で、
似た面を持っている。
軍隊を持たない国に持つ権利を認めないという、国連の主張があっても良かった。
いずれ、完全平和の方向をとる以外に、人類の未来はないのだから。
それは難しいから、時期がくるまではと言いながら、やっぱり金儲けに走るのは、
企業の悲しい性(さが)ではないのか。

国内企業は、一気に軍事製品の生産で儲けようという動きがすでに出ている。
許されれば核も持ちたいとなるだろう。能力はあるだろうし、たぶん研究はしている。
戦争はしませんと、国を挙げて誓ったのはまだ記憶に新しい。
自分の国を守ることは権利だと言いながら、核も持つのも権利だと言いだしそうだ。
そういう意味からも、9条の解釈の幅を認めてしまったのは、まずかったと思う。
いずれ、自衛隊法など周辺の法的整備をしながら、
自民党人気が続けば一気に9条改正に動くだろう。
9条の改正さえ認めなければ、まだ日本には未来がある。 


AEDの安全性

2014-07-22 18:19:45 | 雑記

AED機器の意外な落とし穴について、今朝のニュースで初めて知った。
1.国の施設の30%で日常的な点検をしていない
 使用の可否については毎日点検が必要
 月1回の定期点検も必要
2.全国で5000台が行方不明となっている
 ネットオークションなどで出回った製品は、販売業者が把握できていない
 体につけるパッド、バッテリーなどの消耗品の点検管理ができていない
 本体も6~8年が使用期限である
 高価なため、ネットなどで不完全な製品を購入してしまう民間業社がある
3.事例は少ないようだが、故障のため死亡事故につながることも
2010年には、大阪市で救急車に備え付けられたAEDが故障のため使用できず、
死亡事例があるそうだ。
2009年から毎年のように作動しない事故がある(新聞報道あり)
点検はインジケーターの確認で行なえる。

これらのことは私自身考えていなかった。値段は30万~50万。かなり高い。
使用頻度を考えると、当会で買うのは難しい。