悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

コンビニの良いところ悪いところ

2014-06-30 19:06:19 | 雑記

コンビニを毎日のように利用している。
コンビニが気になりだした頃は、否定的な受け止め方をしていた。
次第に便利さを優先するようになり、個人的には無くてはならない店になった。
しかし多くの問題を抱えていることも事実で、世の中の縮図と言えるかもしれない。
<良いところ>
数が増えたことにより、高齢者も利用しやすくなった(少量小分け商品がある)
雑多なものが置いてあり、売れ筋を中心に品揃えをしているので、便利
高齢者、子ども、障害者の避難所、保護施設としての役割が期待できそう
ATM、ファックス、コピー、写真印刷、宅急便、公共料金の支払いなど、何でも屋的。
散歩者へのトイレ提供(最近利用しやすくなった)

<悪いところ>
気に入っていた物が突然取り扱いしなくなる
~ドラマ“JIN-仁-”の安道名津(あんドーナツ)が好きだったのだが突然販売中止。
店員の入れ替わりが激しく、不慣れな店員と付き合わざるをえないことが多い
4日後に再び強盗が入るなど(今日のニュースから)無防備な印象がある
雑誌などがあるのは良いが、中身を確認しにくい仕掛けがしてある
コンビニで食べ物を買い、食べながら歩き、ゴミを捨てていくのが目に付く
~食文化の変化にも関わりがありそう
どのような生活をしているかにもよるが、買って揃えれば良いという食文化が進む。
~わが家も侵されつつある←安易さへの迎合は文化的危機だと思うのは言い過ぎか?

コンビニは文化の坩堝(るつぼ)であり、人類廃退の元凶であるというのは言い過ぎか?
私もその一員であることを認めつつ。



生き方を問われる

2014-06-29 17:39:30 | 雑記

3年前に発行された葉室麟の「蜩の記」を、図書館で借りて読んだ。
3年前、新聞の書評だったか広告欄の言葉に惹かれたのだったが、
なぜか購入をためらい。文庫が出たら読もうかと思っていた。
最近、新聞に紹介されていたので図書館で借りることを思いつき調べると、
近所の図書館にあることがわかった。昼頃行くとすでに予約されていた。
燦々館にあったので予約して、一昨日届いたと連絡があり読み始めた。

失態?があり、10年後の切腹を命じられた主人公が、家譜編纂の仕事を与えられ、
従容として自ら命を絶つ道にいささかも迷いを見せず自分の行動を律していく。
その間、監視役兼家譜編纂助手として派遣された若者にも影響を与えていく。
感銘を受けた。もっと早く読んでおけば良かったと思った。

直前に見た映画「最後の忠臣蔵」は、やはり与えられた役割を成し遂げた直後、
四十七士の切腹から16年遅れて後を追う。
与えられた役割とは、大石内蔵助の隠し子(乳飲み子)の、行く末を見届けること。
結婚式の宴もたけなわの中、自宅に帰り切腹するという筋書きだった。 

私にはそのような生き方はできないが、現代において、誰かを守るために、
自らの命を絶つという選択ができるかと時々考えを巡らすことがある。
これも無理な気がする。

自分の周囲で、自分には許容できないことが起こった場合、どこまでがんばれるか。
損得を考えずに抵抗することもあるが、妥協することの方が多い。

生き死にの伴う選択は現実的でないと思うが、例えば、先の韓国船の沈没事故。
逃げ出した船長は卑怯だといわれるが、自分がその立場におかれたとき、
果たして、乗客の生命を優先して最後まで残れるか、自信がない。

仕事上の不手際で殺人罪や重罪を問えるかという、難しい問題も絡む。

ぎりぎりのところで、卑怯な生き方はしたくないと思うが、難しい。


通訳泣かせ

2014-06-28 21:00:04 | 言葉

「憲法上許されないわけではない」~ほか多数の面倒な言い回し。
政府あるいはその代表者が、憲法9条に関連して言葉を重ねてきた語法である。
意味は何となくわかるが、この場合、曖昧さを残すための言葉使いと思われる。
難しい時期さえ過ぎてしまえば、どちらの方向にでも説明できるようになっている。
このところの政府の動きを見ていると、柳条湖事件の再発が危惧される。

こんな状況を手話で表すのは、けっこう難しい。
ここでは二重否定が使われているのだが、私のような下手な者が通訳すると、
「憲法上許される」と意訳したくなる。
だがそれでは、微妙な意味合いが伝わらない。

そこで悩むことになる。

新聞などを読んだ人が、この「憲法上許されないわけではない」をどう解釈したか、
わからない。

何となく受け流してしまっているのではないかと危惧している。


ぎょっ!

2014-06-27 21:49:05 | 雑記

感嘆詞の多い記事が続く。
来月号からIWAニュースの編集を、2ヶ月間だけ交代することになった。
早めに準備を始めようと、トップページの編集を始めた。タイトルは、「熱中症」
1ページ目をほぼ作成完了し、7月分の日程などを削除し、8月分を2ページに移した。
後は、各会から8月以降の日程が送られてくるのを待つ。その他の記事については、
おいおい考えれば良いかとゆったりとした気分でいた。
ところが、何を血迷ったか、これまで編集した内容を保存しないで終了してしまった。

対処方がわからずもうダメだと観念。一から編集を始めたが、短期記憶が弱い私だ。
何を書いたか細かいところを覚えていない。
絶望的になったところで、ネットに質問することを思いついた。
「保存しないで文書を終了してしまった」と書いた。

いや~~すごい!! ぴったりの答えが書いてあった。

この2番目の答えに沿って操作したところ、無事完全に復元をすることができた。
後から眺めてみればたいしたことは無いのだが、2時間ほどかけて作ったものだ。
感無類の喜びであった。 


そうだった!

2014-06-26 20:59:46 | ウォーキング

会員のUさんからビデオ電話の呼び出しがあった。普通の電話でいえば、ベルが鳴った。
パソコンに向かい、受信ボタンを押す。
Uさんと私が2分割画面に現れる。 下の画面は、手話で会話している様子である、念のため。

8月の例会にあたり、ホテルでの夕飯時に手話を使ったゲームをしたいという。
昨年はバイキング形式の食事だったので交流会はできなかった。
一昨年は、Uさんほかの提案で手話コーラスをした。

聞こえない人にどう対応するかという問題である。
カラオケや聞こえる人向けのゲームでは、聞こえない人は参加できない。
私にしても、昨年はきちんと対応できなかった。
今年はどうしようかと考えてはいたが、今日まで何もしてこなかった。

幸い、Uさんからの声かけがあり、「おぉ そうだった」ということになったわけである。
担当スタッフと相談し、夕食時の過ごし方を検討したい。 


演出過剰はいい加減にして

2014-06-25 18:03:31 | 雑記

サッカーはどうしてあんなに熱狂的に応援する人がいるのだろう。←個人的意見。
泣いたり笑ったり、寝ないで見たり(今回は微妙にずれたが)、
私はあの異常さに却って冷めてしまう。
誰しも好きなものは何でも良いのだが、テレビや新聞が騒ぎ、道路を混乱に陥れたり、
放送担当者は絶叫し、「ゴ~~~~~~~ル」というのもよくわからない。

サッカーという競技を好きだという人が熱狂するのは自由だが、情報発信者は、
あおり行為を止め、この時期、もっと追求すべき「9条骨抜き施策」への対応にこそ、
力を注ぐのがその役割であり、義務ではないかと思う。
これで、自衛隊員が何人か死亡する可能性が出てきた。
結果、「仕返し」が必要という世論がまたもや演出され、9条の改正に結びつく。
そんなシナリオなのだろう。

我が国は、他国に比べ「死刑制度」への賛成が多い国柄である。
仕返しは国民的に受け入れやすい習慣なのかもしれない。
赤穂浪士が好かれるのもそのためか?

サッカーの力量は、他国とは大きな差があるといわれていた。
にもかかわらず、メディアはあおりに煽った。社会的には、絶妙の時期でもあった。 
その裏で、自民党と公明党の間で、歴史的な妥協が成立してしまった。
これは、かなりわかりやすい演出であったと思わざるをえない。 


マイペースは人それぞれ~当たり前のことですが

2014-06-24 21:01:55 | ウォーキング

今日は県協会の機関紙印刷日。だいたいは、私の都合の良い日にしてもらっている。
本日は8人が県内各地から集まった。気が合う仲間は良いもんですねと、良く話題になる。
毎月1回集まって、もう2年になる。印刷が12時前には終わるので、土浦イオンに行き、
食事をするのが楽しみだ。印刷中に、今日は何を食べようかなどと話題になる。
イオンの3階には、20店舗位の食事処があり、好きな物を注文し、皆で一緒に食べる。
事務局に帰ってから、折り作業、梱包、発送作業をしながらウォーキングの話題となる。
今日は、長距離を歩く人は、周囲も見ずにただ歩くだけの人が多いという意見がでた。
いやいや、時速6~8キロで歩いていても、人それぞれで、けっこう景色を楽しみ、
写真を撮り、仲間と話し、気になったところはゆっくり見たりと、一概には言えない。
と言う話になった。
私もどちらかと言えば早歩きのほうだが、けっこう景色は良く見る。また、長距離の場合、
コースが良い場合が多く、景色も優れていることが多い。距離や速度には関わりなく、
それぞれの楽しみ方ができるのがウォーキングの良いところだろう。

いずれにしても楽しみの一つである。
ルール違反さえしなければ、決めつけないで見守りたいと思う。

ウォーキングは「マイペース」が一番だと声高に言い、
自分の歩き方だけを望ましい「ペース」だと言わんばかりの人を時に見かける。
それこそ「反?非?マイペース」であり、邪道だと思うのだが。


小さそうで大きな差

2014-06-23 21:05:03 | 雑記

正式な通訳ではないが聴覚障害者の市役所での手続きに同行した。

通常、手話通訳が必要な場合、古河市の場合、身体障害者を担当する健康の駅に行くか、
FAXで手話通訳者の派遣を申請する。
手話通訳が必要な期日の1週間前に申請することが必要。
余裕を持って申請しなければいけないので、不自由である。
腹が痛いので通院したいが、すぐに来てというわけにはいかない。
交通事故で相手と話す場合も、すぐには対応できない。

私は手話通訳者の登録を20年ほど前に返上しているので、正式な通訳者ではなく、
個人的な通訳依頼くらいしか対応できないが、難しい内容でなければ、すぐに対応できる。

進んだ町だと、手話通訳者が役所に常駐しており、腹が痛いから一緒に行ってほしいと、
通訳者が在籍すれば対応してもらえる。出払っており不在であれば、このような町では、
予備的な通訳者が対応できるのではないかと思う。

この辺りの不便、聞こえる人と、聞こえない人の大きな差は、知っておいてほしい。
何か問題があって、すぐに文句が言える聞こえる人と、
文句が言いたくても、手話通訳を頼み、数日待たなければならない聞こえない人。

そのような差は、いずこにもある個々人の差の一部でしかないかもしれないが…

大きな差であると思う。
 


昭和25年生まれの記憶①

2014-06-22 19:01:28 | 雑記

子どもの頃、近所には何らかの理由で障害者となった人がいた。大きな声をたてることで、
近隣では何か差別的な受け止め方をしていた様子が、父母の会話からわかった。 
悲惨な印象だけが記憶に残った。暗い印象として。
時々、東京方面に行くと、駅構内に“傷痍軍人”が白い服を着て、寄付を募っていた。
この光景は何度か見て、子どもながらに心を痛めた。

高校生の時、友人と長崎の叔父の家に遊びに行った。グラバー亭の麓にある叔父の近所に、
何か心惹かれる子どもがいた。戦争の後遺症を残すような問題児だったような記憶がある。
少しの日にち、交流があっただけだが、その後数年行くこともなく、8年後、再訪した。
その子がどうなったか、叔父家族は知らないようだった。
見捨ててしまったと、思い上がりかも知れないが、いつまでも記憶に残った。

1970年11月25日、三島由紀夫が、派手な脚色(演出)をして自殺した。
このニュースは、学校でラジオを通して知った。

父と同年の小説家、45歳で自殺。自殺後関心を封印した。
潮騒は読んだかも知れないが、たぶん、この人の他の小説は読んでいないと思う。

大変評価の高い小説家なので、読んでみたい気持ちもあるが、あんな思想を持った人は、
受け入れられないので、よほど考えを改めなければ読むわけには行かない。

敵国の兵隊を殺すことが国の方針で決まりそうだ。

国民は、そんな覚悟ができているのだろうか?いや、ないと思う。

私にもない。 


心の機微に疎い都知事

2014-06-21 17:30:14 | 雑記

東京都議会で女性議員の発言に対し、侮蔑的なヤジがなされ、話題になっている。
知事は、ヤジは聞こえなかった、言われた議員も笑っていたなどと、発言している。
思いがけない発言に対し、言われた直後には唖然とし、苦笑してしまうことは、
自分の経験からしても理解できる。その後に沸々と怒りが湧いてくるのが普通だ。
知事はそんなこともわからないのだろうか。
知事が正直な人であれば、言われた議員も笑っていたなどと、
言い訳がましい発言はできないはずだ。
知事は自分が言ったわけではないのだから、つい笑ってしまったが、失礼した。
あのような発言はするべきではない、という順序で発言すべきだった。
ヤジを言ったものを擁護するかのような発言は見苦しい。
身内の発言であることはわかっていたのだろう。自民席あたりかららしいので、
誰が言ったかもたぶんわかっているのだろう。ヤジの内容に同意しているからこその、
擁護であることは言わずもがなである。

前知事も、その息子も程度の低い確信犯的失言が多い。
都民を代表する知事がこの程度なのか、多弁なわりに程度が低いと思う。