プレーオフの予想の前に、順位戦開幕時と3回戦終了(1局未消化)時点での私の予想を反省します。
まず、「順位戦開幕、予想など」から。
挑戦権……渡辺二冠が本命。対抗はそろそろ爆発する頃の佐藤九段。3番手は広瀬八段
降級………阿久津八段、行方八段、久保九段、三浦九段の名を挙げ、行方八段、三浦九段に絞っている
挑戦権の予想については、現時点で行方八段、渡辺二冠、久保九段、広瀬八段のプレーオフなので、半分以上は正解という形だが、渡辺二冠が初戦から三連敗するなど夢にも思っておらず、行方八段を降級候補にしてしまっているので、「大外れ」といって良い。
降級については、三浦九段が的中したが、行方八段に平謝りするしかない。久保九段にも謝罪しなければならない。素直に、阿久津八段にしておけばよかったと後悔している。
次に、3回戦がほぼ終了した時点の「将棋雑感 ~8月を終えて~ その2」。
この時点までの結果を基に、予想を修正していて、
「昇級に関しては、対抗、3番手に挙げた佐藤九段、広瀬八段を推したい。しかし、難敵を多く残しているので、勝ち星をすんなり伸ばせるとは思えない。森内竜王、行方八段、深浦九段、郷田九段を含め、大激戦が展開されるであろう。2敗で踏みとどまったものが挑戦者であろう。
降級は阿久津八段、三浦九段と見るのが順当。しかし、阿久津八段の頑張りに期待している」
というものだった。
広瀬八段がかすったものの、佐藤九段は4勝5敗と失速してしまった。そうそう、佐藤九段が最終局に勝っていれば、最終局に関しては全局的中だったのだが。
行方八段については、この時点(2勝0敗)においても「行方八段については、私の目が曇っていたという結果である。しかし、実は私はまだ信用していない」と………本当に申し訳ありませんでした。
降級に関しては、的中。阿久津八段には1勝してほしかったな。
プレーオフの予想。(対戦成績は、『将棋連盟 棋士別成績一覧』のデータを利用させていただいています。2001年以降のデータです)
1回戦 久保九段×広瀬八段
対戦成績は久保九段の4勝0敗。これを考慮すると、「久保九段の勝ち」なのですが……
久保九段の今年度の成績は17勝14敗(0.548)、。勝ち越してはいるが、10月から11月にかけての8連勝が利いているだけで、それを除くと9勝14敗(勝率0.675)で、直近も5勝5敗。順位戦最終局の内容も悪かった。
広瀬八段の今年度は27勝13敗。直近は6勝4敗と若干、勝率を落としているが、調子は悪くなさそう。
広瀬八段の勝ちと予想。
2回戦 渡辺二冠×広瀬八段
対戦成績は5勝5敗と拮抗。
今年度の渡辺二冠は、24勝11敗(勝率0.686)と順調。特に、順位戦3敗目を喫した直後の9月から2月中旬にかけて15勝2敗と目が覚めたように勝ちまくった。直近は6勝4敗とブレーキがかかったが、羽生戦(2勝2敗)、郷田戦(1勝2敗)があったため。(郷田戦は今年度は4勝2敗)
勝ち将棋を見ると、本当に強い。やはり、渡辺二冠の勝ちと予想。
3回戦 渡辺二冠×行方八段
対戦成績は6勝6敗と拮抗。
今年度の行方八段は、21勝15敗(勝率0.583)。直近は5勝5敗と下降気味。
渡辺二冠の不安材料は、王将戦、棋王戦、プレーオフの過密スケジュール。しかし、最近の渡辺二冠の充実振り、ここ2年の両者の対戦が渡辺二冠の3勝1敗であることを考慮すると、渡辺二冠の勝ちと見る。
というわけで、挑戦者は渡辺二冠と予想。
まず、「順位戦開幕、予想など」から。
挑戦権……渡辺二冠が本命。対抗はそろそろ爆発する頃の佐藤九段。3番手は広瀬八段
降級………阿久津八段、行方八段、久保九段、三浦九段の名を挙げ、行方八段、三浦九段に絞っている
挑戦権の予想については、現時点で行方八段、渡辺二冠、久保九段、広瀬八段のプレーオフなので、半分以上は正解という形だが、渡辺二冠が初戦から三連敗するなど夢にも思っておらず、行方八段を降級候補にしてしまっているので、「大外れ」といって良い。
降級については、三浦九段が的中したが、行方八段に平謝りするしかない。久保九段にも謝罪しなければならない。素直に、阿久津八段にしておけばよかったと後悔している。
次に、3回戦がほぼ終了した時点の「将棋雑感 ~8月を終えて~ その2」。
この時点までの結果を基に、予想を修正していて、
「昇級に関しては、対抗、3番手に挙げた佐藤九段、広瀬八段を推したい。しかし、難敵を多く残しているので、勝ち星をすんなり伸ばせるとは思えない。森内竜王、行方八段、深浦九段、郷田九段を含め、大激戦が展開されるであろう。2敗で踏みとどまったものが挑戦者であろう。
降級は阿久津八段、三浦九段と見るのが順当。しかし、阿久津八段の頑張りに期待している」
というものだった。
広瀬八段がかすったものの、佐藤九段は4勝5敗と失速してしまった。そうそう、佐藤九段が最終局に勝っていれば、最終局に関しては全局的中だったのだが。
行方八段については、この時点(2勝0敗)においても「行方八段については、私の目が曇っていたという結果である。しかし、実は私はまだ信用していない」と………本当に申し訳ありませんでした。
降級に関しては、的中。阿久津八段には1勝してほしかったな。
プレーオフの予想。(対戦成績は、『将棋連盟 棋士別成績一覧』のデータを利用させていただいています。2001年以降のデータです)
1回戦 久保九段×広瀬八段
対戦成績は久保九段の4勝0敗。これを考慮すると、「久保九段の勝ち」なのですが……
久保九段の今年度の成績は17勝14敗(0.548)、。勝ち越してはいるが、10月から11月にかけての8連勝が利いているだけで、それを除くと9勝14敗(勝率0.675)で、直近も5勝5敗。順位戦最終局の内容も悪かった。
広瀬八段の今年度は27勝13敗。直近は6勝4敗と若干、勝率を落としているが、調子は悪くなさそう。
広瀬八段の勝ちと予想。
2回戦 渡辺二冠×広瀬八段
対戦成績は5勝5敗と拮抗。
今年度の渡辺二冠は、24勝11敗(勝率0.686)と順調。特に、順位戦3敗目を喫した直後の9月から2月中旬にかけて15勝2敗と目が覚めたように勝ちまくった。直近は6勝4敗とブレーキがかかったが、羽生戦(2勝2敗)、郷田戦(1勝2敗)があったため。(郷田戦は今年度は4勝2敗)
勝ち将棋を見ると、本当に強い。やはり、渡辺二冠の勝ちと予想。
3回戦 渡辺二冠×行方八段
対戦成績は6勝6敗と拮抗。
今年度の行方八段は、21勝15敗(勝率0.583)。直近は5勝5敗と下降気味。
渡辺二冠の不安材料は、王将戦、棋王戦、プレーオフの過密スケジュール。しかし、最近の渡辺二冠の充実振り、ここ2年の両者の対戦が渡辺二冠の3勝1敗であることを考慮すると、渡辺二冠の勝ちと見る。
というわけで、挑戦者は渡辺二冠と予想。
今回の予想は本領発揮といったところでしょうか?
まるで正反対(笑)!
いえ、きつい冗談ですみません。
あーーー、羽生-渡辺の名人戦、観たかったなあ。
残念!
挑戦者は久保9段か行方8段の勝者。
私は行方8段の単独挑戦を予想していたので
完全に外れでした。
ただ、どちらが挑戦者になっても羽生名人が防衛しそうですが。
>今回の予想は本領発揮といったところでしょうか?
>まるで正反対(笑)!
あれ?おかしいなあ。
本戦最終局の渡辺×久保戦を見ると、久保九段が広瀬八段、渡辺二冠を連破するなんて、思わないでしょう。
私も、羽生×渡辺戦を観たかったです。(でも、少しホッともしています)
>どちらが挑戦者になっても羽生名人が防衛しそうですが
いえ、どちらが挑戦者になっても強敵です。油断はできません。