JA1KIH's Radio Memo

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何が本当なのか? 経済の話

2021年12月31日 | うんちく・小ネタ

ここ数日ネットで配信される日本の経済関連のニュースのタイトルが気になります。メモしたタイトルを羅列すると次の様になります。それにしても年末にかけ沢山の経済記事が出ていますね。 

  • 異次元金融緩和の恐るべき副産物、デフレ放置でカネは中国へ向かう(産経ニュース)
  • 日本は海外で稼ぐ構造変化へ。リスクオフがあっても円高は続かず・・・(ヤフーファイナンス)
  • 107兆円予算、財政膨張どこまで 市場の警戒感は薄く・・・(日経)
  • 世界の中銀、ドルから金への保有量が31年ぶり高水準・・・(日経)
  • 日本が国際的地位を格段に下げている痛切な事実
  • 日本人は1人当たりGDPで他国に抜かされまくる現実を知らない(東洋経済オンライン
  • 日本円の力、半世紀前の水準まで弱体化、急激な円安で暮らしに影響も (朝日新聞デジタル)
  • 2022年の視点:「悪い円安」の裏に低成長・日本の現実、脱却は加納か(ロイター)

日本の経済が怪しくなっているかもしれないと思われるのはニュースのタイトルからもわかると思います。

一方、これら記事を見て本当は何なのか理解しようと勉強している人も多いと思いますが、本、雑誌、ネットで調べてもなんとなくわかった様なわからない様な今一つすっきりしないのではないでしょうか。例えば、

  • 日本企業の稼ぐ力(技術力)が弱っている
  • 円の外国からの信用度が落ちてきている
  • 円をどんどん印刷すれば良いという風潮が増している。
  • 政府は(税収+赤字国債)が収入であるかのような運営をしている

と言った話が専門家と言われる人が発信していますが、では今後何が起きるのか、例えば今後予想されるインフレで円の価値が下がるとか、自己防衛を考えましょうと、いわれても対処の仕方はハッキリ言ってわかりません。 

数日前ヒバリクラブというPodcastで武田邦彦さん(元中部大学教授)のお金にまつわる話を聞きました。多分一般人には一番わかりやすいと思ったので以下纏めてみました(表現等はそのままではありません、ヒバリクラブを聞いてください)。

 
1)経済学者の意見は二分している、だから本当のことはわからない。 

  ・いくらお金を刷ってもいいという学者
  ・赤字はダメ、財政規律は守るべきという学者

2)政府は経済政策をどうしていいかわからない状態で舵を切っている

  ・政治家や役人は専門家ではない普通の人・・なので舵の切りようがない・・いわばエイヤーの運営になっている
  ・何も決められない人が巨額のお金を扱っている・・大衆受けする方向に行きやすい・・実際そうなっている

3)国際的には我々のお金を狙っている人がいる

  ・株価や為替操作で一儲けを企んでいる人たちがいる

4)NHKは嘘の報道をする

  ・日本は赤字と言う嘘八百(正しくは政府が赤字)を毎日垂れ流し洗脳し消費税アップは仕方ないと思わせるような報道

Podcastの結論として

  自分のお金を守る方法の論理的結論はない。 方法はないし勉強しても答えはない。そこで提案されているのは;
  ・なるべく早くお金を使ってしまう(現物資産に替えるという意味だと思います)
  ・お金を分散すること

そして分散する方法として、もちろん円だけで持つとインフレや日本円の信用失墜により価値が下がるので縦軸と横軸に次の様に資産の種類を取り縦軸にはどこにその資産を持っておくかを決めることくらいしか自己防衛手段として考えられないと。

横軸 

  • 円の現金や預金 
  • ファンドや投資で持つ(他人にお金を運用してもらう、例えば日経平均株価連動)
  • 土地や金など物に替えておく

縦軸

 ・日本
 ・アメリカ
 ・その他の国

例えば、預金は円、ドル、他国通貨に分散する。 投資は日本株だけでなく米株やその他国の株、金の現物に、などなど。決して自分で経済学やネット情報を元に答えを出せるとは思わない事、答えはない、しかし、損失を最小にする方法は上記の組み合わせで可能(かもしれない)何もしないで大丈夫でしょうというのは危険ということですね。

なぜこうなってきたか興味のある方は十分わかっていると思いますが、いやはや嫌な世の中になってきたものです。 

 


ハッブル望遠鏡の後継機打ち上げ: Webb Telescope launch pushed to December 25

2021年12月24日 | うんちく・小ネタ

ご存知の方も多いと思いますが、ハッブル宇宙望遠鏡の後継機 James Webb Space Telescop の打ち上げが25日に行われ成功しました。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機は1997年に開発がスタートし途中中断などがあり、the Ariane 5 rocketで Europe’s Spaceport in French Guiana から打ち上げらたのです。打ち上げから実際の観測開始までに半年ほどかかると報道されていますが、この望遠鏡は今のハッブル望遠鏡が地球周回と異なり、太陽ー地球のラグランジュ点の一つに置かれ、地球と月の距離の4倍のところ、軌道周期は1年となっています。 今も観測しているハッブル望遠鏡は当初画像がはっきりしない問題が発生し宇宙飛行士が修理したのは良く知られていますが、JWSTで問題が発生しても修理は不可能なので観測開始までの調整期間を無事こなせるかが大きな課題となっています。費用は日本円で一兆円(10ビリオンドル)と言われ開発に20年以上かかっていて、赤外線域で観測し、旧ハッブルの100倍の性能とか、早くきれいな見たこともない画像をみたいですね。 恒星の周りを周回している惑星はすでに5000個近く発見されていますが、その惑星は地球からいくら高性能望遠鏡で見ても暗くて映らないので、高性能なJWSTがきれいな第二の地球の画像を映し出してくれるのを楽しみにしたいところですね。


Santa Net

2021年12月22日 | DXとのおしゃべり

Wの知り合いから教えてもらったサンタネット。CQサンタドットコム https://www.cqsanta.com/ を見てください。 サンタクロースとQSOするアメリカの子供たちを沢山見ることができます。とても楽しそうですね。 親がそばにいてゲストオペの様な恰好でやっているのだと思いますが、子供たちもこんな楽しみ方を覚えれば将来ハムになるのかもしれません。そういえばアメリカでは親子代々ハムと言うケースや亡くなった祖父や親のコールサインを継承している方も多く見られます。 感謝祭からクリスマスまでの間75mバンドでやっているので、WebSDRで聞こえると思います。 サンタから何が欲しいと聞かれ恥ずかしそうに答えているのは世界共通ですね。 

 

 

 

 


世界のログソフト (ログソフトのプレゼンテーション)

2021年12月19日 | 無線室

日本のハムが使っているソフトは大半がハムログだと思いますが、世の中には沢山のログソフトがあります。 K8ZTのサイトに参考になるプレゼン資料があります。以下はその一部です。 全ページを見るにはK8ZTで検索しWebsiteに入り、List of presentation (リスト左上から2つ目)をクリックし、表が出てくるのでそのなかの Logging を見て Logging Software General &Contesting をクリックすると全部を見ることができます。

プレゼンのトップページ

K8ZTの紹介

ログソフトのリスト(URLをクリックすると各ソフトを見ることができる)

続き

ログソフトが関係する領域

とてもよく纏めてありPCが普及する前の紙ログから最新のログソフトまで網羅されていると思います。

しかし、ハムログはQRZ.comにアクセスでき、ADIF形式ファイルの作成機能でLoTWやeQSL、コンテストログCtestwinデータも取り込め、WSJT-Xデータも取り込めるなど素晴らしい出来だともいます。 残念ながら英語バージョンがなく?日本以外では知られていないのは残念だと思います。

 


カンガルー島(Kangaroo Island of VK)

2021年12月19日 | DXとのおしゃべり

オーストラリアで有名な島はタスマニア島ですが、カンガルー島と呼ばれる島があります。 たまたま21メガで会ったVK5MOS(名前はMOS)がこの島から電波を出しています。この島は地図で見るとわかりますが、オーストラリアの三番目に大きな島で4,405㎢もありますが、人口はたった4千人強です。(タスマニア島、メルビル島についで3番目) 産業は主に農業と漁業と言っていましたが、航空写真で見ると綺麗に牧場や畑?らしきものが、きれいに並んでいましたが、まだ未開拓なところと思われるところも沢山見えます。観光も島の大きな収入源の様です。

Mosにいろいろ聞いていたら、VK5ABVのQRZページにいろいろ書いてあると聞き、早速見ると巨大な魚を仕留めた写真などが出ていました。VKやZLからの信号が夕方聞こえてくるのでチャットするにはなかなかFBだと思います。 CWはなかなか相手がいないので、SSBがメインになります。この季節はLPのヨーロッパが夕方5-6時ころ聞こえてくるので同時に楽しめるはずです。