JA1KIH's Radio Memo

DXとの交流や設備メンテなどをアップしています。

北米OTとのQSOs

2015年01月20日 | DXとのおしゃべり
今朝の21メガは北米に開けていたのでしばしCWでCQ・・・、何局かとQSOできたが、後でログを見たところ、80歳オーバーの局が3局もありログを見て思わず北米のハムはアクティブだなと思った。

* WI6Q Marlin 
  1929年生まれの86歳、昨日1月19日が誕生日だったとQSOを始めてすぐに言ってきた。その昔グアムからKG6ABWでオンエアしたいたことを懐かしそうに言っていた。アンテナはG5RV。 カルフォルニアの気候のいいところに住んでいる様子。

* W7HQC Howie、1923年生まれと言うことは何と92歳!しっかりしたキーイングで呼んでくれた。以前とは違うところに最近引越しし、ハムをやるには余りよくない所で地上高5メートル(17フィート)のアンテナだと言っていた。詳しくは聞かなかったが高齢者が入る施設に移ったのかもしれない。

* WS6U Art、1925年生まれの90歳!、同じくしっかりしたキーイングだった。気温が24度の過ごしやすいところでハムを楽しんでいる様子が伺えた。

これらの局とは何回か過去QSOしているが同じ日に会うチャンスはめったにないので不思議な経験だった。それにしても年配、日本で言うと後期高齢者のハムが何と元気にトンツーに出ていることか、SSBではどうなのかわからないがCWをやりたいという気持ちがやる気を維持しているのかもしれないと思った。 他にも何人か高齢ハムをQSOしているが中には歳をとったので子供の住んでいる同じ町に引っ越したなどの話をしてくれる人も居る。時代と共に話す内容も変ってくるのを感じる。

ある見積もり 考察

2015年01月16日 | うんちく・小ネタ
トイレの便器や壁紙それにクッションフロアに汚れが目立ってきた、とXより指摘あり。便器は水タンクの上で手洗いが出来るタイプで一回に8リッター程度水が流れる。 壁紙は一部破損したりまたカレンダーをピンで留めてあったりしてそれなりの程度、床のクッションフロアは汚れが目立っている。 そこで、ホームセンター UN***のリフォーム部門に見積もり依頼をした。現場をチェックに担当者が着てくれその結果見積もりを入手した。 

  1)便器+取替え工事費 70K+44K  便器は6リッター/回タイプ  工事費には古い便器の廃棄費用含む

  2)クッションフロア  19K    トイレだけ、0.8x1.2M程度

  3)壁紙工事      40K

交渉: この価格はリフォーム部門に標準価格として掲示されている各項目の価格にほぼ等しい(と言うことは余分な工事がないということ)。 壁紙工事やクッションフロア、便器取替えを別々に依頼しても同じ価格。 と、言うことで、まとめて発注するので工事費減額にならないか交渉したが、提示価格はバラでもまとめても同じ・・・・とのこと。 

実は、現場を見に来た担当者に工事は同じ人がやるのか聞いところ全部まとめて一人でやるよとのことだった。 もともとの価格設定は単独でもペイするように設定してあるのでまとめれば当然人件費は下がるはず、と、読んで交渉したが駄目だった。 

仮にクッションフロアの人件費が15K、壁紙工事の人件費が20K、便器取替え工事費の人件費が38Kとすると工事費計は73Kとなる。一人で全部やる場合、丸一日かかるので、人件費が30K/日とすれば、43K減額できるはず。 この程度になれば納得できるが、リフォーム担当者は駄目駄目駄目・・・です、表示価格の通りです・・・・。で、終わり。

結局、便器はダイアモンドペーパーで磨いたら新品同様になり、工事は全部自分でDIY,かかった費用は壁紙材料で7K、クッションフロアは2K、新たに購入した道具は便器をまたいで天井作業が発生するので脚立5K、その他コーティング材などで2K程度で、一日で作業終了。出来栄えはまずまずで元に比べればピカピカになったのが実感できた。 

感想: リフォーム業者も臨機応変に顧客対応すればもっと仕事を受注できるのにな・・と思ったしだい。 DIYは”やってみなはれ”の精神でやれば以外と簡単、道具はそれなりのものをそろえる必要はあるが、長い間使用できるのでいずれ元はとれるはず。8リッターと6リッターの差2リッターはホームセンタに行けばトイレの水削減用品を売っているので(3Kくらいする)問題はない。


シグナルレポートとは?

2015年01月13日 | うんちく・小ネタ
今夕7メガが北米に開けていた。 あるDXerがCQカリブ海か北米かわからないCQを出していた。 そのCQに東海岸局が応答してきた。 当局ではS=5程度でQSBがあり良くて559程度、コールは完全に取れていた。そのDXerは”579”を送っていたが、プリフィックスの数字をミスコピーしている。単純なミスと思っていたが、相手の東海岸局は繰り返しコールを言ってきた。 そのDXerは間違いに気がついたのかプリフィックスの数字を訂正したが、まだ間違っている。そのままラバスタQSOが終了した。相手局はどう思ったのだろうか? そのDXerをQRZ.comで調べるとフルサイズのヤギアンテナにKW局だった。 余程Sメータが振るリグかどうか知らないが579であれば十分ラグチュウーできるレベル、にもかかわらずちゃんとコールサインすら取れないのはどういう事か、と思った。 

今年一番の冷え込み  水が出ない!

2015年01月11日 | うんちく・小ネタ

今朝は今年一番の冷え込みだったようで、朝、水を出そうとしたら”出ない”。 井戸水をポンプで汲み上げているのでまず疑ったのがポンプの故障。 ポンプは16年程前に入れ替えたのでそろそろ故障する時期と思っていたのが疑った理由。当地は標高60mくらいで地下50mくらいのところに水脈があり、そこからポンプで汲み上げている。そのため地下20m位のところにポンプがありそれを地上に設置した制御機器で運転制御を行っている。 制御盤にはアラーム状態がLEDでわかるようになっているが、赤のランプはついていない。 そこで、ポンプに詳しいローカルに見てもらったところ、ポンプ自体は正常だが、今朝は冷え込んだのでポンプから出ている配管が凍結したのではとのことで数時間待つことにした。その結果、日が上がって気温上昇とともに動作するようになった。 念のため配管に凍結しないよう保温材を巻きつけテーピング処理した。 ポンプの専門家によると、冬場温度が下がったときでも夜中にトイレで水を流すなど水を動かせば凍結しにくくなる、また一番凍結しやすい時間帯は朝6時ころなのでその前に水を使うと凍結防止になるとのこと、考えてみれば朝早くおきてDXをやった日はいくら寒くてもポンプは動いていた(シャックに入る前にトイレを使うので凍結防止になっていた)が、寝過ごして7時ころに起きたのが本日の結果だったようだ。 地下水の温度はローカルによると14度もあるらしく適当に水をながしていれば凍結は起きないとのことだった。 写真はポンプカバーをはずした状態、右のパイプに保温材をまいてある。



正月の読書から

2015年01月03日 | 国際・政治

年末に買った池田信夫著"資本主義の正体"を読んだ。その中に、中国の奇跡は終わったのかという記述がある。 これとアベノミクスに似ているところがあるので少し紹介する。 
中国の市場経済への移行期は1978年~1992年の小平による4つの近代化、その後1989年の天安門事件により一時中断、1992年以降再び改革開放が行われ経済成長は一気に加速した。その結果世界の工場と呼ばれまた日米欧に次ぐ第四の市場として期待された。すでにGDPではアメリカに次ぐ第二位であり第一位になるのは目に見えている。
なぜ小平が経済優先の政策をとったのかはこの本に詳しく解説されている。かいつまむと、それは、国を統合する方法として経済成長を優先した。その心は共産党支配の維持にとって、国民を政治的に無力なままにしておく”政経分離”を行なうと、国民は自分の生活が豊かになれば政府を倒そうと思わない。要は経済中心にすすめ個人が豊かになれば政治に文句を言う者はいなくなると言うこと。その結果経済成長が成された。しかし、その成長も飽和点(飽和点間での過程がある)がくれば低い成長率に変化してゆく。そのときバブル崩壊的な危機が起きる恐れが強い。 
アベノミクスに置き換えてみると面白いことに気が付いた。先月の選挙でもアベノミクス、これしかないんです・・・・、経済成長すれば皆さんの給料が増え、雇用が増え・・・と繰り返しマスメディアで大宣伝したのはご存知の通り、原発や集団的自衛権、特定秘密保護法、沖縄の基地問題 などほとんど触れなかったのも”経済優先”を国民に言っておけば”政府=与党を倒そうと思わない”と言う小平の作戦一致する。 結果、国民は政治的に無力になり投票率も過去最低となったのは作戦大成功といえる。 高度成長期であればめでたしであるが、中国の例でいえば一旦定常状態の低い成長率になっている国で高い成長が可能か疑問である。1%程度の成長は現状維持するのに必要と良く言われるが、これを実現しつつ社会保障費の増大をどう抑えるか、財政のメリハリの付いた歳出削減の実施による健全化へのステップなど喫緊の対策が必要と思う。 選挙結果により、長期政権となる可能性は高いが、何が最終目的なのか良く分からない。ネットで調べるとアベノミクスが上手くいっていると見ている割合は多くなく、とても心配だ。