JA1KIH's Radio Memo

1965年3エリアで開局、長いQRTの後8年前に今のコールで再開、主にCWでDXを楽しんでいる。

Social Casions (ソーシャルカジノ)、聞いたことありますか?

2019年08月15日 | 社会・経済

8月13日のPBSニュースアワー(アメリカの公共ネットワークであるPBの放送)出ていますが、スマホなどでカジノが楽しめるサービスがあり、それにハマって大金を失った人のことが詳しく報道されています。 概要を紹介しましょう。 導入部分だけ以下引用します。キーポイントの一つはフェースブックが絡んでいることです。 ご存知の様に巨大なIT企業があたかも一国の様な動きをして、登録している人の膨大な情報を利用して(多分)、このゲーム(カジノ)にハマる人を見つけている様です。

Every year, more people are playing games on their phones, and a category of apps called social casinos has quickly become a multi-billion dollar industry. But are game developers targeting vulnerable users, with Facebook’s help and massive trove of personal data? Nate Halverson of Reveal at the Center for Investigative Reporting has the story of this treacherous platform for addiction.

詳しくはPBSニュースのSocial Casinoで検索して実際に40万ドルも使ってしまった人へのインタビューを見ることができます。 フェースブックに登録している人のデータを利用してこのルーレットなどのゲームにどのように反応するのかデータを作りそれをゲームを提供している業者と組んでゲームにハマる人をターゲットにしているようです。 ひどい話ですね。 いずれ日本でも同じことが起きるかもしれませんね。 以下の要約は実際にあった話の様です。

5年前のある日、あるおばあちゃんがテレビを見ていたら、Big Fish Casinoのコマーシャルが目に入ってきた。 それはゲームの宣伝で試しにソフトをダウンロードし、無料のゲームを楽しんだ、が、無料が終わった後、有料になり気が付いたら一か月で8,000ドル(80万円以上)使っていた。 それから9か月後には4万ドル(4百万円以上)使い、これはダメだと思いアカウントのキャンセルを申し出たがBig Fish Casinoはキャンセルしてくれず結局40万ドル(4千万円以上)を使ってしまった。 夫と二人暮らしでリタイアを計画していたが、ネットのカジノにハマってしまい、夫に打ち明けざるを得なくなった。 

ソーシャルカジノを運営している会社は去年5ビリオンドル(5000億円以上)を稼いでいる。 これらの会社はは娯楽を提供しているだけだと言っているが、とても儲かる商売でどこか隠された秘密があるようだ。 突っ込んだ話をBig Fishにしたが返事をもらえなかった。 ソシアルカジノを使っているユーザの内3%程度から運用会社の80から90%の利益を得ている(この3%の人はいわゆるカモですね)。

ここで重要なことはソシアルカジノを運用している会社は利用者のFBの機能を使ってカジノにハマりやすい人かどうか分析して上手く利用している。(どうやってそれをつかっているかはニュースにでています・・・いわゆるカモを逃がさないような仕組みがあるのです)。 

日本ではどうなっているのか、わかりませんが、おそらく同じようなことがおき、多くの人がオンラインゲーム(カジノ)にハマるのではないかと危惧します。 

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フランスのミツバチ

2019年08月09日 | うんちく・小ネタ

また、無線とは関係ない話題です。 食料に影響するかもしれないので取り上げてみました。

France24.com というサイトに French Honey at risk as dying bees put industry in danger という記事が出ています。これは今年の6月の記事ですが、最近ニュースで見かけるEUやアラスカの熱波の記事、EUで40度C以上、アラスカで32度C!とも関係するかもしれないのでこの記事をざっと見てみたいと思います。

ミツバチはご存知の様に花粉媒介者でミツバチなしにはリンゴなどはできません。 そのミツバチが大量死したりして農業に大きく影響しているのです。 実際昨年も長野県のリンゴをオーダーしようとしたらリンゴ園からミツバチが減ったので収穫がすくなく箱で販売できる良いものはありません・・・と言われました。

本文トップの英文:

The collapse of honeybee colonies due to climate change and the use of insecticides threatens to ruin another year of French honey harvests, French beekeepers warned on Tuesday.

 

 気候変動と殺虫時の使用により蜂蜜のコロニーが崩壊されたと農家が悲鳴を上げ、ミツバチははなの蜜を全くとってこないので養蜂は壊滅的な状態になって今年は収穫は期待できない。過去にさかのぼると2016年は通常18,000トンから20,000トンの収穫に対し半分の9,000トンだった、そして2017年は収穫が大きくへるだろうと警告していた。 

フランスのミツバチは急激に減っており、1990年代は年率5%程度だったのが直近では30%にもなっており、これは気候変動のためと言われている。 実際、今年は遅い霜と北たから風が吹き。花が乾燥し蜜ができなくなった。 花がなければミツバチがいくら頑張っても蜜は取れない。 5月の霜は多くの植物の成長を止めてしまった。 北風は通常数日間しか吹かないがことしは一か月も吹いた。 

他の分析ではミツバチの減少は殺虫剤が原因ではないかと言われている。これら殺虫剤に含まれている有害物質はミツバチの神経系を直撃しているかもしれない。そのため殺虫剤使用禁止をフランスは決めた。 

ミツバチは8千万年前に地球に現れ、人類は3百年前だ、農業は8千年から1万年前から行われ、本格的な農業はたった70年前からだ。この70年間にわれわれを取り巻く景観や生態系は大きくかわってしまった。 ミツバチは地上の1/3の食糧と関係する花粉媒介者であり保護する必要がある。 もしミツバチがいなくなったら果物や野菜、それに穀物を失くことになり、連鎖して鳥などの動物も失うことになるかもしれない。

人間が関与しているのは殺虫剤などですが、気候変動事態は万年単位で変化しており誰も変えることはできません。しかし、その影響が食料生産に影響するようになれば、食料の取り合いが起きるかもしれませんね。 巨額のお金を使って気候変動や食料生産を研究している研究者はなにをやっているのか大いに疑問を持ちます。


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太陽活動サイクルはなぜ11年周期なのか?

2019年07月16日 | 無線室

アマチュア無線家にとっては常識である、太陽黒点数とバンドコンデションの関係、黒点数(SN)が多いとハイバンドが一日中どこかが聞こえ寝る間も惜しんで無線を楽しめますが、SN=0ではそうはいきません・・について面白い記事が出されたので(例によってQRZドットコムが元ネタですが)概要を記事にしたいとおもいます。 

黒点数の増減には周期性があり、11年というのが常識です。 が、なぜ11年? と言われてみると確かに疑問を持ったこともなく、当たり前と思っていました。 

Space.com(ここ)に Planetary Orbits May Explain Mystery of Sun's 11-Year Cycle というタイトルで11年周期のなぞを研究した概要が出ています。 詳しい説明は5月22日の The Jornal Solar Physics に掲載されています(リンクは記事内にあります)。これはHZDRというドイツの研究所が発表しています。

この記事を要約すると;

* 太陽(の周りをまわっている)・・金星・・地球・・木星が直線状にならぶのが11年周期 

  (The orbits of Venus, Earth and Jupiter may explain the sun's regular 11-year cycle, a new study suggests.)

* 一直線上に並ぶと、(地球の海の干潮満潮が月の影響を受けた結果と同じ様に)、太陽に影響を及ぼし黒点数が増える

  (the tidal forces of those three planets influence the cycle of solar activity, resolving one of the bigger questions in solar physics.)

* これは過去の90サイクルを調べた結果完全に合致している。

参照した記事では、一番遠いのがガス巨大惑星の木星です。 大きさは地球の11倍、太陽の10分の1、木星の地場は直径2600万Kmで太陽の20倍・・・・。また63個も衛星を持っています。 太陽の周りをまわっていますが、地球の時間で11.87年です。(以上ウィキおじさんから)

単純に考えると地球は1年で太陽を一周し、木星は12年弱、金星は117日で太陽を一周するので直線状に並び太陽に影響をあたえるのは確かに11年周期くらいになりそうですね。 

参照記事にはサイクル24のSNの推移ビデオがでているのでそれを見ると時間とともに太陽活動(SN数)が変わってゆくのがよくわかります。 

 

 



 

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ハルビン工業大学の学生が作ったアマチュア衛星が月食を捉えた

2019年07月13日 | 無線室

昨年話ですでにご存じの方も多いと思いますが、最近のQRZドットコムに(China's Lunar Orbiter Captures Earth's Images During Solar Eclipse)という記事がでています。 これは、昨年中国が月の裏側(地球から見えない)への探査機を着陸させた記事を思い出し、読んでいくとそのプロジェクトに便乗してハルビン工業大学の学生が作った重量47Kgの小型衛星が月の周回楕円軌道にのり内臓したカメラで月食を捉え地球(アマチュア無線家が受信)に送ってきたというものでした。 

この衛星はLongiange-2 (DSLWP-B)と呼ばれています。 Longiange-1も同時に打ち上げられましたが、月周回軌道投入は失敗して、Longiange-2が成功しました。 興味を持ったのはHIT(ハルビン工業大学)の学生が作った衛星であること、衛星との制御が画像データなどはどんな方式か・・、以下の二つのURLでだいたいのことが分かりました。 衛星のイラストが気に入ったので張り付けます。

QRZドットコム記事を参照して調べたら沢山の記事が出てきました。

一つは中国の英字記事GBTIMESの記事はこちら
タイトルは Radio enthusiasts receive new Earth and Moon images from Chinese microsatellite in lunar orbit https://gbtimes.com/radio-enthusiasts-receive-new-earth-and-moon-images-from-chinese-microsatellite-in-lunar-orbit

この記事には月探査機が中継衛星を通じて地球を交信するイメージ動画が出ています。なるほど。

次にかの有名なAMSAT-UKの記事にハルビン工業大学が作った自作衛星の内容が詳しくでています。こちら  写真にあるYLハム BG2CRY Huさんが作ったのでしょうか? タイトルは Tag ARchives  DSLWP LO-94 spacecraft signal decoded after bouncing off Moon

ちなみにLO-94はHITが作ったAMSATの衛星のコードです。 これによると、この衛星と地球館の通信は70㎝バンド(430メガ)を使い、JT4Gというコードで行っています。 


一部抜粋すると; satellite B will transmit 500 baud GMSK with 1/4 turbo code on 435.400 MHz and 250 baud GMSK with 1/2 turbo code and precoder on 436.400 MHz, in every 5 minutes by default. Each transmission will last about 16 seconds. Radio amateurs in South America will have the earliest chance to receive the signals from the satellites, then North America, Oceania, Asia, Europe and Africa.

衛星からは2ワット送信。 

EA4GPZ/M0HXMのブログに沢山のこの衛星に関する記事がでており、この方は相当入れ込んでいるようです。 DSLP-B JT4G decoded via Moonbounce によると我々が普段使っているWSJT-Xでデコードしており画面のスナップもでています。

次に興味あるのは、EME通信の場合伝搬損失がどれくらいか・・です。 そこでリンクロスバジェット(送受信間の損失配分)がどうなっているのか調べてみると次のURLに詳しく出ていました。 ここ。 コマンド系のFree Space Loss がなんと187.77dB (衛星と地球間の距離は計算上40万Kmとしている)、テレメートリーでは197.28dBとすごい値です。

次に興味を引いたのは サウジアラビアで開発されたカメラが搭載されていた!です。

GBTIMESによると 
The 50x50x40-cm Longjiang-2 sat also carries a radio astronomy payload and a camera developed by the King Abdulaziz City for Science and Technology (KACST) of Saudi Arabia, one of four international partners in the Chang'e-4 mission.


サウジアラビアは石油だけでは将来が心配なので、科学技術に力をいれているというのは以前読んだことがありますが、中国の衛星に搭載するカメラを作ったとは驚きます。 中国は監視カメラを張り巡らした国というのは常識ですね、しかしロケットで遠くに送り出す、後戻りできない、衛星になんでサウジアラビアのカメラを搭載するのかよくわかりませんが、それだけ両国の結びつきがつよいのか何か理由がありそうですね。

やはりデジタル技術

デジタル通信(FT8やJT65など)やSDR技術によってその昔のアナログ通信ではできなかったことが実現できたと思います。 火花通信からアナログキャリア通信そしてデジタル通信とここ100年で大きな変化をしています。 多くのアマチュア無線家、HITの若いアマチュア無線家など、が大きな実験をしているのを見るとうれしくなりますね。日本でも小学生に宇宙ステーションとのQSO体験などはやっていますが、頑張ってほしいですね。

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ラオスは戦場だった ・・・(旧)中央銀行 旧紙幣焼却の写真

2019年06月30日 | 社会・経済

古い本を整理していたら、 ラオスは戦場だった Laos as Battlefield 竹内正右(たけうち しょうすけ)著が 見つかった。 

初版発行は2004年12月25日 株式会社めこん 

著者の竹内さんがラオスを取材したのは1973年から1982年の長期にわたり、1975年のラオス首都ビエンチャン陥落の瞬間を取材。   

1975年4月30日 ベトナムのサイゴンが陥落  

1975年8月22日 ビエンチャンが陥落

なぜラオスがベトナム戦争と関係があったか? 日本ではベトナム戦争は北ベトナムと(南ベトナム+アメリカ軍)の戦いと思われていますが、実はラオスも巻き込まれていたのです。 タイトルがそれを意味しています。

地図を見るとわかりますが、北ベトナムから南ベトナムへ北ベトナム軍が南下するルートも9割がベトナムと国境を接しているラオスにありホーチミンルートと呼ばれていたました。 アメリカ軍は何とか北ベトナム軍をこのルートで阻止しようと考え、アメリカ軍はこれを阻止するため直接介入ではなく軍事顧問団として戦闘に介入、ラオスの モン(山岳民族) が訓練されモン特殊攻撃部隊となりラオやベトナムの共産側兵士を殺させたのです。

ビエンチャン陥落後、米軍は去り置き去りにされたのはモンの兵士とその家族で共産側からの報復が続くことになります。 

ここからモンの悲劇が始まる。 ラオスから米国に逃れたモンは米国生まれも入れると23万人になります(2004年)。 

 

1976年6月15日(陥落から10か月後)、新政府は新貨幣制度の実施を宣言し、旧紙幣を焼いた。 

その時の写真

 

ラオスの場合 王政からラオス人民民主共和国(社会主義共和制国家)になり、国の制度に大きな変化が起きるとリセットするため、そのため中央銀行自体も変わり紙幣も変わりました。

10年以上まえジンバブエでは超ハイパーインフレでジンバブエドルが紙くずとなり、最近ではベネズエラの通貨ボリバールが超超インフレで同じく紙くずとなりました。政治や経済による動乱といっていいと思います。 

政変によって旧通貨が焼かれる事例は見たことがないのでアップしました。

 

 

 

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TIARA (Tokyo International Amateure Radio Association) June Meeting

2019年06月22日 | DXとのおしゃべり
数か月前 WA6URY Danと7メガCWでQSOした際、東京からCAのシャックをリモートで運用していると聞いたのがTIARA月例ミーティング参加への始まりでした。Danは7J1ABDというコールを持つアメリカ人で日本にずいぶん長く住んでおり、一度アイボールしましょうとことになり都内某所でランチミーティングとなりました。その後TIARAの紹介があり今回6月の定例会議(毎月第三金曜日の夜、自由が丘の住区センター会議室)に参加しました。 会議といっても特に決まったAGENDAはなく、参加する人も事前にわかりません。参加者は:

JE1RYS/KI6EWA
7J1ABD/WA6URY
JH1MPQ/KB3LTB
JA1PSV
7J1AJH/AI8B
JE1ICP/WD9DEX
7J1ABC/NA3G
JA1KIH
他一名(メモ忘れ)

今回は会長のJE1RYS/KI1EWAがQST6月号(今年)のARM Radioという記事を(SDRラジオの試作機みたいなもの)を紹介し、その後副会長のDanがローカルニュースの紹介、各人の近況を話して一時間半ほどで終了し、その後有志(といっても全員ですが)で自由が丘駅近くの居酒屋で飲み会となりました。

初めて参加しましたが、日本在住の外国人ハムの交流がメインで、日本人ハムも自由に参加できるようになっています。多くの外国人ハムは日本に相当長く住んでおり日本語も問題ないようですが、会話はすべて英語(と、言っても日本人どうしは日本語でした)なので英語の練習にはもってこいの場だと感じました。共通言語は英語です。 結局10時過ぎまで飲み会で皆さん盛り上がっていました。

興味のある方はTIARAのウエブサイトを参考に問い合わせしてください。日本でこのような場があるのはとてもいいことだと思います。 

居酒屋でのスナップ



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すぐ行動するアメリカ人ハム

2019年06月17日 | DXとのおしゃべり
14メガで夕方CQを出していたらDU7SJF Danからコールされ、話をしていたら2年ほど前に仕事をリタイアし、フィリピンにパーマネント(移住ということでしょう)で奥様と移られたとのこと。アメリカ人のリタイア後の移住先として有名なのは中米、特に安全や医療面で安心できるコスタリカなので何かフィリピンに思いがあるのかもしれません。 フィリピンでメインシャック(ネグロス島のバレンシア)と25Km程離れた島(シキホル島)にあるセカンドシャックで無線三昧、ただしアンテナはXさんがオーケーしないのでワイヤアンテナ(G5RV)。 リグは今では骨董品になるかもしれないFT-747を大事に使って楽しんでいます。 移住を決めるまでどんな考えで実行したのか、など、いろいろ聞きたいと思いますが、とても行動力がある方だなと感じました。

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Boing 747貨物機 と交信!

2019年06月17日 | DXとのおしゃべり
14メガSSBをワッチしていたらS9プラスのこの時間には聞こえないはずのKG7QCY/Mが聞こえ数回CQを出していたのでコールしQSO、Mobileと言っていましたが、なんとジャンボジェット747カーゴ機からの電波でした。 高度34,000フィートでアンカレジから成田に向け航行していて、位置は成田まで3-4時間位でのところ。 ジャンボ機からのアマチュア無線の信号を聞いたのは初めてだったのでアンテナを聞いたら4mくらいの垂直ワイヤ(どこに張っているのか興味ありますね)にATUをつけ100ワットで運用しているとのことでしたが、信号は常時プラス10から20dBでした。
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イラン訪問の評価 Wall Street Journalから

2019年06月15日 | 社会・経済
6月14日のWall Street Journal に掲載された安部首相のイラン訪問について厳しい表現となっています。

A Novice Player Gets a Painful Lesson in Middle East Peacemaking
Japanese Prime Minister Shinzo Abe ends trip to Iran with the U.S.-Iran conflict even more volatile than before

中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た・・・日本の安倍首相のイラン訪問は米国とイランの対立関係が以前より不安定になり終わった。

一方、日本の報道では ”安倍首相のイラン訪問は大きな前進、イランも高く評価=菅官房長官”となっています。

昨日紹介したテヘランタイムズは日本の首相が来てくれイランと日本の関係については歓迎していますが、アメリカとの関係については厳しい表現となっています。 

イランと日本の関係は1970年代には石油プロジェクトで緊密な関係がありイランは日本に良い印象を持っていると言われています。 当時イランのマイクロウエーブ通信網を構築したのも日本メーカーで、プロジェクトに携わった人からイランはいい国だと聞いたことがあります。 先人が作ったいい関係から日本に期待するところはあったと思いますが、アメリカに隷従しているのが明らかな人物が行っても信用はされないのではないでしょうか。 

日本で報道されることだけを見ていると、すべてうまく行っているように思えますが、実態はだいぶ異なるといえます。 今月行われるG20の報道も注意してみる必要がありそうです。 
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テヘラン タイムズ の記事

2019年06月14日 | 社会・経済
ここ数日イランを訪問した首相の記事がニュースになっていますが、イランの英字新聞 Teheran Timesにも大きく報道されています。Yahooニュース(毎日新聞)とテヘランタイムズの記事を比較すると日本では主な点は報道されていますが、報道内容にどんな違いがあるのかテヘランタイムズと比較してみましょう。

<テヘランタイムズ>

Ayatollah Khamenei pointed to Trump’s talks with Abe on Iran in Tokyo ahead of the Japanese premier’s trip to Tehran, saying “Right after returning home, he (the US president) announced sanctions on Iran’s petrochemical industry.”
“Is that a message of honesty? Does that show that he (Trump) seeks honest talks?” the Leader asked.

<テヘランタイムズの訳>

ハメネイ師は安部首相のイラン訪問の前に行われたトランプ大統領と安部首相のイランに関する会談の後、(トランプ大統領は)米国へ帰国直後イランの石油化学産業への制裁を発表したと指摘した。 これは誠実なメッセージですか? これはトランプ大統領が誠実な話し合いを求めていると理解できますか? とハメネイ師は尋ねた。

<Yahooニュース・・毎日新聞>

米国が5月の日米首脳会談後に石油化学部門に新たな制裁を科したことを挙げて「これが誠実なメッセージだろうか。



ハメネイ師が最後に首相に質問に対しなんと答えたのか知りたいですね(テヘランタイムズにもそれは出ていませんが)。
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