生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

亡霊を見る人、見ない人

2013年04月02日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
鎌倉の歴史を思索しながら腰越で「生き甲斐の心理学」を勉強しています。この勉強会場は富士山と江の島が美しく、かつ、義経公の満福寺がちかくにあり美味しい魚も時々いただけるのでとても素晴らしい会場です。さて私は鎌倉の或場所、例えば北条一族の悲劇の場所等を訪ねますと少し気分が滅入ります。或人は亡霊を見たり感じたりしますが、その現象は大脳の現象ですので私は大学病院でも否定せずそのまま受け入れます。その人には確かに見るのです。だからといいまして精神病ではありません。大脳の現象として対応していかないと、その人は益々自信を喪失し自分が変な人だと誤解していくようになります。世界各地に聖なる場所が沢山存在していて、その現場に立つと面白い体感を感じるのが正常でしょう。感じる人、感じない人、だけの話です。過剰反応は危険なようです。普通の人が亡霊を見た、と安心して会話出来る友を持つ人は幸せですが、あなたは変だ、と騒ぐ友達ばかりの人は、とても可愛そうです。大脳の精神現象として解釈し、その上で、その人の日々の生活での現実吟味力を冷静に観察してみましょう。この現実吟味力に病的な揺らめき現象があれば、まずはプロセススケールの7つのストランズから観察し、全部が底辺であれば、その時は臨床心理学を理解した専門医に相談し、いきなり投薬しないように気をつけていくのがいいでしょう。亡霊を見る人、見ない人、という課題は歴史散歩では、とても大事な研究課題です。:<比較文化・宗教学の視点からの心の旅:88>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。


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