生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心が傷つく仕組みについて

2009年05月03日 | 第7章:自分を知る方法
人はしばしば心が傷ついた、と嘆きます。心が傷ついた人を心理療法はどういやすのでしょうか?まず心が傷つく仕組みを説明します。人間は思考、感情、行動の3つが基本ですが、思考と行動は傷つきません、思考と行動の病理は存在しますが、心が傷つくのは感情面、つまり五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚の5つ)のどれかが傷つきます。人間は心の中に理想(こうありたい、こうあらねばならない領域のこと)をもっています。しかし思い通りにならない現実に遭遇したとき、理想と現実のギャップが生まれます。そのギャップを心理療法ではストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱)と言います。心が傷つく、というのはこのストレス曲線の中に入ります。ですから現実吟味力のない人、考え方の変な人、心に何か異常な防衛機制を張り巡らしている人は傷つきやすいものです。しばらくこの問題について思索していきます。:<五感で傷ついた治療方法:242-1>:

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