歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

西武新宿線「上井草」は田舎だった?

2007年07月06日 | 東京の風景

昨日、東京に行って来ました。兎に角、ホント!暑かったです。

予定では、西武新宿線の「上井草駅」から、東武東上線の「常盤台駅」まで歩くことにしていました。

距離は約12㎞です、3時間半程度を想定していたのですが、暑さの為に途中で休憩を何度も行い、結局は、西武池袋線の中村橋駅が終点となりました。

今回のコースは、始めて歩くところばかりです。ホントに「知らないところ」を歩きました。久ぶりの地図持参です、とても新鮮で楽しかったですよ!


それでは、高田馬場駅からはじまりです。
高田馬場で降りたのは何十年ぶりです。高田馬場で西武新宿線に乗り換えたのは始めてです。

一旦、駅の外に出たのですが、このガードしたからの風景は、「うん。そう、こんな感じ」と云ったところで、昔とはあまり変わらない印象でした。



西武新宿線は過去に一度だけ乗った記憶があります。仕事で乗ったような気がします。いつの頃だったかは、まったく覚えていません。

鮮やかな黄色の車体。お洒落です! 乗客までもが「お洒落に」に見えてしまいます。


路線と「乗客」のイメージなのですが、千代田線で代々木上原、表参道、乃木坂辺りから、お茶の水辺りまでは「お洒落」な感じが漂っています。

しかし、湯島辺りから変化し始め、日暮里を過ぎると車内に「東京の外れ感」が漂い始めます。連続して乗っている乗客も、区間により異なって見えてくるのです。

お洒落な若者、スーツをキッチリ着こなしたビジネスマン、しかし、日暮里を過ぎた辺りから、少しずつ「都会の匂い」が消えていきます。

お洒落な若者は「農家の次男」に、ビジネスマンも土日は野良仕事をする、兼業農家のおじさんに見えてきて、親しみが湧いてくるのです。

確かに、代々木上原から金町までの間に、乗客は入れ替わるのですが、同一人物でも、区間によって異なって見えてしまうのです。これって私の偏見でしょうかね?

そんな、同一路線の区間イメージがあるのですが、路線イメージもあります。
私のような東京の「外れ生まれ」にとって、西武新宿線は「高級」で、「上品」で、「お洒落」で、都会的と云ったイメージをずっとずっと子供の頃より抱いていました。

京成、東武に「親しみ」を抱き、西武、小田急、京王、東急に対しては、かなり「近寄りがたい」イメージを今でも抱いているのです。京急は全く意識の外にあります。

それで、西武新宿線の高田馬場です。急行、準急の後に、上井草停車の普通電車が来ました。車内はガラガラです。


鷺宮で急行の通過待ちです。「鷺宮」の駅名でいすが、やはり京成の、新三河島、千住大橋、青砥、立石と比べて「お洒落」です。これも偏見?


目的地の「上井草」に到着。このホーム、田舎の匂いがしますね、ホームの壁に沿って長い木製のベンチ。

これって、東武伊勢佐木線の堀切駅に重なるイメージです。これは何かが違う、お洒落なイメージは壊れ始めました。

今思うと、高田馬場を過ぎてから直ぐに、車窓の眺めから高いビルが消え始め、所々に、緑と空き地が見えていたのです。

どうも私はこれまで、西武新宿線とJR中央線とを「まぜこぜ」にしてイメージしていたようです。

上りと下り、ホームの連絡橋はありません。改札付近の風景に「田舎」を感じます。とてもイイです。


こちらは下り線の駅舎です。少し洒落ています。


こちらの上り線の駅舎は、のどかな雰囲気がしてとてもイイです。


駅前広場も、バスターミナルも商店街のアーケードも無く、緑が目に付きます。

上井草がこんなに「田舎」だとは思いませんでした。オドロキです。


それで、上井草に降りた理由なんですが・・・・・・。


その事は、長くなったので明日にします。


明日もよろしくね。

コメント
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