歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

「水ぽっい匂い」と「虫切り」 亀有~赤羽 その2

2006年12月11日 | 東京の風景
昨日の続きで~す。

「謎の空き地」を通り過ぎて、またも「空き地?」です。これは「駐車場」」何ですけどね。密集したなかの「空間」、「空き地」とか「原っぱ」が好きなんです。何か惹かれるんです。町工場の前の空き地、子供の頃を想い出す風景です。


それで、左の隅に歩いている「白いスカート」の女性が写ってますよね。体型はチョッピリ太めで大柄、スカートに合わせて「白いピンヒール」を履いています。

歩く姿が「水ぽっい」匂い。お勤め帰りの雰囲気で、思わず『ご苦労さん』と呟き「シャッターを押しました。


これは質屋さんの「ショーウインドー」です。所謂「質流れ品」

何故か、質流れ品には昔から「麻雀パイ」が定番商品ですね。最近見かけませんね。懐かしくなり、暫く眺めていました。

子供の頃、我が家には質屋さんから貰った「手ぬぐい」がありました。両親はお世話になっていたようです。同じ金貸しでも、「サラ金」よりも「健全で真面目」な商売ですね。


西新井大師の手前辺りから環七通りに出ました。疲れてきたのです。車ではよく通ったのですが、車と徒歩では大違い、亀有から赤羽は思っていたより距離がありました。

これは、大師駅そばの「バス停」です。

渡線橋の歩道から撮ってしまいました。「痩せて細身の方」と「痩せてなくて、細身でない方」、別々に居られれば「何でもない」ことですが、並んで立っていると・・・・・・ねェ。「お二方」すいませんでした。 
お二方ともに「素敵」な方でした。


鹿浜の公園入り口にありました。

「犬と戯れる少女」といった銅像なんですが、何故か歩道を占拠しているのです。
塀の中は広い公園なんですよ! 公園の中に入れてやればいいのにねぇ。 
わざわざ歩道で遊ばなくても・・・・・・そう思ったのであります。

「そう思いながら」歩いていたら、空中高く「そびえ立つ看板」

『ナンジャコリャ』、「鹿浜虫し切り」の看板文字を見つめてしまいました。「虫切り」っていったい何だ?

看板の下に何があるのか、環七通りを逸れ、路地に入りました。辿りついたのがこの、「由緒云われ」のありそうな「瓦葺きの門」

門には「家伝鹿浜虫切り」の看板。「家伝」の文字から「そうか!」閃いたのです「虫切り」の「虫」とは、あの「疳の虫」の「虫だァ」。

昔云われていましたよねェ。幼児の頃の「夜泣き」とか「ひきつけ」などの神経症のことを「疳の虫」という「虫」が原因で発症する何てねぇ。

疳の虫を治療する所だつたのです。だから看板に「ミドリ十字」のマークがあったのです。しかし、どんな事するんでしょうね。拝んだり、御祓いしたり、「加持祈祷」何て言葉を思い出しました。

「疳の虫治療します」何て看板は出せないのでしょうね。「医師法違反」何てことになりそうですしね。あくまでも「虫切り」であり、民間伝承の一つということですね。看板の「ミドリ十字」には複雑な背景がありそうな、そんな気がしました。


荒川を渡り、やっと赤羽駅前に辿り着きました。昼飯は「奮発」して、松屋の「豚テキ定食」を食べました。


調理時間が長い、肉が堅い、失敗でした。カレーにすれば良かった。


昼飯を食べ終わり、朝が早かったので、直ぐに赤羽駅から電車に乗り帰宅しました。

本日は書く時間がいつもと違い、これから朝飯です。

朝飯後は「芋たこなんきん」を見てからまた寝よ!  



コメント
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