千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

いろんな動き! 足立昌勝さんと

2015年11月30日 | 

いろんな動き! 足立昌勝さんと

感動の集会チラシ要旨。
 
  *   *  *
 
不当逮捕は重大な人権侵害。公権力の違法な行使が横行し、被逮捕者は人権侵害を浴び続ける。やめさせなければ。
 
にもかかわらず、獄外でも被弾圧者へのバッシング支援者に対する誹謗中傷が繰り返されている。愛宕十一号、高輪五号も、そうだ。強い危惧。
 
なぜ被害者が過酷に貶められ攻撃されるのか、不用意にではなく意識的にそれを行う一部の動きを許さない社会的コンセンサスをどのように確立していくのだろうか。
 
  *   *  *
 
これは国会前弾圧の「戦争反対!916弾圧愛宕・高輪救援会」の師走の集会への呼びかけ文だ。
 
被弾圧者へのバッシングって。よってたかって打擲?異端として排除?なぜ?? 国会前での様子は、携帯の写真や動画などを見た。どさくさまぎれに逮捕、何もしていない人を逮捕してる。国家権力の剥き出しの暴力。なぜ被逮捕者が責められるのか。警察から恣意的に選ばれた人質なのに。
 
警察は民衆を分断しようとする。その一手段だろう、「黙秘したら、勾留がついた」あるいは「勾留が長くなった」などの選別をかけてくるわけだ。喋ったら早く出られるとは限らない。
 
また支援者への誹謗中傷も、困る。例えばツイッターに散見。軽いノリで悪辣な言葉の連鎖は、心寒い限り。支援者は、弁護士との相談、検察への移動時の激励行動など大忙しなのに。
 
「不用意にではなく意識的にそれを行う一部の動き」って、わざとってことか。ぞくり。ヘイトスピーチを思い起こす。過去の事件で逮捕者のうち罪を認めた「しばき隊」は黙秘せず罪を認めて略式裁判に応じ、罰金十万円。同じ事件で救援連絡センターの弁護士が接見した被疑者は黙秘して起訴なしで奪還されたよね。ともかく早く出たいからと、しゃべったら前科一犯かあ。
 
このたび企画された『「人権侵害を受けた人」がリンチされ続けるのはなぜなのか? 916国会前弾圧から考える-』の意義は非常に大きい。社会的コン
センサス、たいへんだけど作っていくしかない。
 
救援連絡センター、新代表として足立昌勝・関東学院大学名誉教授が選ばれた。嬉しい。共謀罪反対集会などで、積極的な姿を何度も見かけた。笑顔の魅力的な日本酒好き紳士。一月には就任祝いの集会が企画されている。
 
また大口昭彦弁護士から黙秘権研究会、名称は広い意味での「取調研究会」が提案されている。取調拒否もあるしね。これも新機軸。
 
フリーター全般労働組合: 高輪5号からみなさんへの手紙

福岡市民救援会: 「戦争反対9.16弾圧愛宕救援会」声明 フリーター全般労働組合

(足立昌勝さんたちが書いた本)

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憂さ晴らし...自殺いたましドキュメント 安田浩一「ネット私刑(リンチ)」と 

2015年11月29日 | 詠む

「ネット私刑(リンチ)」   安田浩一 扶桑社新書

インターネットは、くるくる廻って良く分からない。2ちゃんねるは嘘ばかりだから見ない。

書籍だと自分が何処まで読み進んだかが実感的に判るから、好き。

というわけで新書を捲って、怖いネット死刑<リンチ>を知って驚愕。

よってたかって、ここまで踏みつけるとは。ヘイトスピーチと似てる構造。

-------------- 千恵子 メモ --------------------------------

7 いじめられないために、いしめる 安田浩一さんも!! そうだった愕然

38 生中継男は、ドローン少年!? 驚いたー

46 ネット炎上で、自首 そうだ強力だものなあ

57 誤爆 怖い、怖すぎる → 63 警察は助けてくれない

68 教育長をハンマーで殴りつけ、針金で首を絞める ほぼ殺人じゃん

69 加担するネット右翼

116 開き直りする父親

123 フジテレビデモ → 128 死刑は娯楽

154 被害者スマイリーキクチ  ⇒ 思い出した、3年前にルポを読んだんだ 下線リンクで飛ぶよ 

169 殺されたら捜査する! 警察!!

188 罵詈雑言のすえ「いつでも来い」 著者が行ったら狼狽し逆上し、警察を呼ぶ お巡りさんも苦笑すると

 

 

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「戦前」はいかにして始まるか? 日比谷 7日(月)

2015年11月28日 | 企画

★★★★★★トーク・イベント★★★★★★

★★★「戦前」はいかにして始まるか?★★★


史料が語る、戦争に拍手したメディアと国民

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
満州事変が軍部の自作自演だとわかっていながら報道しなかった新聞社、メディアと軍部の共犯関係、内閣情報局による情報統制、そ
して国民の戦争歓迎ムード。

装置がそろって戦争に向かっていった歴史を、山中恒さんが自ら収集された戦前・戦中の貴重な史料がらひもときます。今現在、何が起
きているのかも視野に入れて、語り合いましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
史料提供とお話:山中恒さん(児童文学作家)
「あばれはっちゃく」など痛快な人気児童文学作品を多数世に出す一方、「ボクラ少国民」シリーズなど大衆がいかに戦争に参加させ
られたかを検証する著書を精力的に著わしている。
「新聞は戦争を美化せよ」2001年 小学館、「少国民戦争文化史」2013年 辺境社、「アジア・太平洋戦争史」上下 201
5年 岩波現代文庫など、日本の戦争とその中における政府の情報機関と報道機関の役割について、深く調べ数々の著作を書かれてき
た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12月7日(月曜日)18:30~20:30
参加費:無料
開場:18:00 開始:18:30
会場:日比谷コンベンションホール(大ホール)
東京都千代田区日比谷公園1-4(旧・都立日比谷図書館)
東京メトロ 丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」C3・B2出口より徒歩約5分
都営地下鉄 三田線「内幸町駅」A7出口より徒歩約3分
東京メトロ 千代田線・日比谷線「日比谷駅」 A14出口より徒歩約7分
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主 催:日隅一雄・情報流通促進基金
共 催:NPJ/ファシズムと言論研究会
問合先:東京共同法律事務所 03-3341-3133

海渡雄一さんからのご案内です

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私が代表理事を務めています日隅一雄情報流通促進基金主催のシンポジウムをお知らせします。二度と日本が戦争することのないように、私たち一人一人が何をしたらよいのかを考えるために、なかなか見られない戦前の資料をプレゼンでご紹介しながら、歴史と現在をひもとくイベントです。絶対におもしろい内容になることを保証します。

当日は山中恒さんに私が質問をしていくトークイベントとなります。

この対談のために、戦前の歴史を勉強して作成した、30頁に及ぶレジュメを参加者の皆さんに差し上げます。参加費はなんと無料です。

------ レジュメの目次 -------------

どのような社会状況の下で戦争が起き、拡大していったのか、報道機関の役割と言論統制を企てた政治指導者の責任に焦点を当てます。

「戦前」はいかにして始まるか? 史料が語る、戦争に拍手したメディアと国民

内容
第1 戦争法・秘密保護法は廃止しなければならない 1
第2 すべての戦争は政府のウソと秘密から始まる 5
第3 ナチスの憲法破壊に学んでいる安倍政権 6
第4 戦争体制を支えた治安立法と秘密保護法制度 7
第5 満州事変とその報道 15
第6 蘆溝橋事件から日中全面戦争へ 20
第7 戦争できる情報体制が戦争をあおり立てる報道を生み出した 21
第8 太平洋戦争への道は避けられたか 23
第9 今を新たな「戦前」としないために 26
主な参考文献 29

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最大の敵あらわるか...ライム組 第7作は「ウォッチメイカー」

2015年11月27日 | 詠む

「ウォッチメイカー」 ジェフリー・ディーヴァー 文春文庫

原題:The Cold Moon

ボーン・コレクターから始まる、四肢麻痺の天才肌・科学捜査専門家リンカーン・ライム。シリーズ第7弾。

シリーズ最高の人気となった本作。これを読んで、第一作に行ったひともいるようだ。

キネシクス分析のキャサリン・ダンス登場。証拠絶対主義者のライムは、訝っていたがキャサリンの手腕に納得していく。

ライムの指先が、ほんのすこし動くようになる。訓練と努力の賜物か。

副主人公アメリアは、尊敬していた警官でもある父が賄賂づけだったことを知り悩む。退職の決意までする。

前作で登場した新米警官が成長しているのも、うれしい。人物造形が、ほんとうに上手い。

これも前作だったか、キューバサンドイッチが出てきたが、今度はハバニーズ犬が登場。

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逮捕者が受けるリンチって何だろう 国会前の弾圧考と

2015年11月26日 | 詠む

「人権侵害を受けた人」がリンチされ続けるのはなぜなのか?
 -916国会前弾圧から考える-

日時 12月6日(日)13時 開場

場所 フリーター全般労働組合会議室(渋谷区代々木4‐29‐4西新宿ミノシマビル2F)

主催:戦争反対!916弾圧愛宕・高輪救援会 連絡先:union@freeter-union.org

いまさら言うまでもないことですが、不当逮捕は重大な人権侵害です。逮捕のみならず勾留・拘留においても公権力の違法な行使が横行し、被逮捕者は人権侵害を浴び続けます。一連の警察の違法な権力行使に抗議しやめさせなければなりません。

にもかかわらず、獄外でも被弾圧者へのバッシングやアウティング、支援者に対する誹謗中傷が繰り返されています。私たちが救援に取り組んだ愛宕11号、高輪5号も例外ではありませんでした。

私たちは強い危惧を覚えています。

なぜ被害者がこれほどまでに貶められ攻撃されるのか、不用意にではなく意識的にそれを行う一部の動きを許さない社会的コンセンサスをどのように確立していくのか。みなさんとともに考えてみたいと思います。ぜひ議論に参加して下さい。

2015年11月11日 戦争反対!916弾圧愛宕・高輪救援会

-----------------------------------

13時開場

13時30分 開始
916ドキュメント
916国会前の弾圧。そのとき、そしてその後に、人々は何を考えどう動いたのか。当事者と救援会が檻の内と外から人権侵害の実相を検証する。
14時30分 終了

14時45分 開始
救援運動の原点とエッセンス

水戸喜世子さん 「子ども脱被ばく裁判」を支える会」 西日本代表

1967年に10・8羽田救援会、69年3月に「救援連絡センター」を立ち上げ、84年まで事務局長を務める)他、ゲストを迎えて、救援運動の歴史・思想について考える。
16時00分 終了

交流会

(画像は救援連絡センター代表の鑑、水戸巌さんの本)

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「下山事件 最後の証言」 柴田哲孝 祥伝社文庫

2015年11月25日 | 

「下山事件 最後の証言」 柴田哲孝 祥伝社文庫 

松本清張の「日本の黒い霧」にもでてくるけど、小説「下山事件 暗殺者たちの夏」を読んだら、気になって同じ著者のドキュメント。

関係者の孫だけあって資料、手掛かりが豊富。

帯には「読み出したら止まらないので要注意」、米原万里

-------------- 目次 緑字は千恵子メモ -----------------

第1章 血族

92 満州帰りの機関士は、半年後に不審死 ほかにも胡散臭い

第2章 証言

210 亜細亜産業は機関車の部品を国鉄に納めてた 伊藤律 鍋山

第3章 総帥・矢板玄

176 いきなり日本刀を突きつけられ 満鉄 国鉄 東武鉄道

第4章 検証

354 満州鉄道の関係者は裏切者を処刑するときに、列車に轢かせてバラバラにした 自伝李香蘭」

369 時効まぎわの偽証言の数々

448 エリザベス・サンダース・ホームはCIAの支部? 統一教会の設立と、児玉誉士夫と岸信介と

455 国鉄民営化 三菱

467 チフス 石井部隊

第5章 下山総裁はなぜ殺されたのか

514 電化計画 変電所の建設

557 「極東の工場 軍事基地」としての日本

終章 慟哭

592 殺す側も殺される側も、ある意味では満州鉄道の子供たちではなかったか


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映画だよ「モダン・タイムス」新宿の ラヴァンデリアだ...29日と

2015年11月24日 | 詠む

わが労働組合員・スレイマン企画だ。

マリーとキロ。猫が2匹いる店。

ここは開演時間を平気で40分遅れてたりするとこ。

-----------------------以下、転載。

フィルム&ディスカッションイベント
映画「モダン・タイムス modern times」
(charlie chaplin / チャーリー チャップリン)


日時:2015.11.29(SUN) open 3:00 start 3:30

場所:Cafe★Lavanderia ( MAP | facebook )

東京都新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F 03-3341-4845

詳細:TokyoSpring facebook
イベント参加は無料ですが、「上映前に」ワンドリンク注文をお願いします。

Contact Sulejman 主催者スレイマンへの連絡先:
directactionddd@gmail.com 08032711871

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監獄人権センター20 周年 「マンデラ・ルールで日本と世界の刑務所を変えよう!」28日

2015年11月23日 | 詠む

ああこれも無料うれしい、いくもんね。以下 転載-------------

監獄人権センター 設立20 周年のセミナー

「マンデラ・ルールで日本と世界の刑務所を変えよう!」

国連の被収容者最低基準規則(SMR)が大幅改訂されます。この改訂版は、不条理で苛酷な長期投獄に屈することなく、南アフリカの大統領となったネルソン・マンデラ氏に敬意を表して「マンデラ・ルール」と名付けられました。

5年に1 度開かれている国連犯罪防止会議は、次回は2020 年に日本での開催が決定しました。
マンデラ・ルールの国内実施と共に、日本と世界の刑務所の実態が改めて問われます。

監獄人権センターは設立20 周年のセミナーとして、この改訂作業を、NGO の立場から積極的に押し進めてきたピナル・リフォーム・インターナショナルのアンドレア・ヒューバーさんをお招きしました。どなたでも参加できます。

日時:2015年11月28日(土)14:00~16:30(開場13:30)

場所:伊藤塾法学館(東京都渋谷区桜丘町17-5)
   渋谷駅(JR・東京メトロ・東急線・京王井の頭線)から徒歩4分

内容:アンドレア・ヒューバー氏(ピナル・リフォーム・インターナショナル政策ディレクター)による講演・ディスカッション
   通訳(逐次)あり

参加費:無料

申し込み:事前申込歓迎(メールかFAX)・当日会場受付でも申込可
メール:cpr@cpr.jca.apc.org


イラストはフェイスブックの絵

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「下山事件 暗殺者たちの夏」 柴田哲孝 祥伝社

2015年11月22日 | 

「下山事件 暗殺者たちの夏」 柴田哲孝 祥伝社

行政機関の職員26万余人を馘首する「定員法」が可決。「日本国有鉄道公社」が発足、下山初代総裁は自殺か、他殺か。

著者の祖父がこの事件に関係していると知り、調べてノンフィクション2冊を書いたりしたが、今回は小説で描いた。おそらく、本書の分析に近い意図から成った事件だろう。

事実は小説より奇なり。小説は真実を示唆してるのかも。

63 人民列車、わたしは大垣行きの夜行列車の世代だわ。ほんものの「人民列車」第一号

148 元・上海憲兵隊中佐 そーゆーひとが絡んでるだろうなあ

151 「下山を殺せ 下山を暁に祈らせろ」 おー、左翼向けの謀略ビラ

153 左翼系の労組幹部を首切り名簿に入れろ 下山総裁は拒否する 技術者あがりの総裁そして国鉄一家なんだ

158 組合は、「団体交渉」。国鉄は、単なる「説明会」

277 「満州」のやり方 血を抜くと30分で死ぬ 究極の拷問

335 甘粕機関の下部組織、村井機関の機関長 これもありそー。

346 ゾルゲ事件で名を打った検事 政治力に屈しない

371 吉田首相は治安閣僚会議を招集 マッカーサー「事件をレッドパージに利用せよ」

414 三鷹事件

 

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「死刑冤罪―戦後6事件をたどる」 里見繁 インパクト出版会

2015年11月21日 | 

「死刑冤罪―戦後6事件をたどる」 里見繁 インパクト出版会

まえにんだ「冤罪をつくる検察、それを支える裁判所」の著者。9月にでた本。おさらいしよう。

----------------- 目次 緑字は千恵子メモ ----------------
第1章 雪冤は果たしたけれど
   免田栄さんの場合 出獄後に結婚した妻への暴力 年金

第2章 たった一人の反乱
   財田川事件と矢野伊吉元裁判官 69年から、弁護人のいないまま、自らの職権によって証人尋問8回、請求人本人の尋問2回 退官してまで弁護士として関わる 高松弁護士会の懲戒処分

第3章  家族離散
   松山事件と斎藤幸夫さん 仲の良い9人兄弟は全員、故郷を離れた

第4章  冤罪警察の罠
   赤堀政夫さんと大野萌子さん 刑務官が部屋を間違えて死刑執行に来た あとで鏡を見たら頭が真っ白になっていた 大野萌子さんは和服を3枚持って仙台に行き、毎日着替えて面会に行った 狭い面会室で他にどうやって慰めたらよいか 

再審決定が決まって静岡に移されて、最初に面会に行ったら、仙台で死刑執行された人たちの名前を声にだして言う、言いながら泣く。

第5章 再審開始へ向けて
   無実のプロボクサー袴田巌さん 無罪の心証を持っていたと告白する熊本典道・元裁判官。 映画ももうすぐできるぞ。

第6章 DNA鑑定の呪縛 
   飯塚事件と足利事件 明暗わけた、ふたつの事件

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東京大行進2015  22日(日)新宿

2015年11月20日 | 企画

ことしも行こう。以下、転載。--------------------

東京大行進2015  -Tokyo Democracy March-

2015年11月22日(日) 新宿中央公園水の広場 

【集合】14:00/ 【出発】14:30

安保法制を巡る地方公聴会が行われた新横浜駅周辺で響き渡った「ノーパサラン(奴らを通すな)」のシュプレヒコール − 2年前の2013年6月、その言葉は東京・新大久保でヘイトスピーチを繰り返し、我が物顔で街を蹂躙していたレイシストたちへ向けられていました。

「レイシストを通すな」 そして 「レイシズムを許すな」

私たちの行動はシンプルで、ダイレクトであり続けました。シングルイシュー/ワンイシューであるということは、問題に対して常に明快で、根源的な姿勢を取り続けることでもあります。

その姿勢は<3.11>以降の日本の社会運動を力強く育み、東京で、大阪で、そして全国で日々続けられている路上のデモクラシーとして大きな流れを形作ろうとしています。

<3.11>は巨大な自然災害であると同時に、今もなお日本の社会そのものを激しく動かし続けています。

<3.11>があぶり出した矛盾、不公平、不寛容は、いまだに<アンダーコントロール>とは言えない原発事故の形で、または特定秘密保護法、防衛装備移転三原則から安全保障関連法案へと至る、安倍政権による<戦争法案>の形で、現在私たちの目の前に現れました。

私たちの日常に潜むレイシズムは、そんな<3.11>以降の社会の空気を象徴するものです。

人々を分断し、挑発し、互いを憎悪と恐怖の中に巻き込むレイシズムは、今、安全保障に名を変え、また経済の名のもとに、この国のデモクラシーの根幹を激しく揺さぶっています。

人々が平和に、そして安寧に暮らす権利が揺さぶられているのです。

その一方で、シングルイシュー/ワンイシューに支えられた3.11以降の社会運動は多くの人々の背中を押してきました。

一人ひとりが路上に出て、プラカードを掲げ、声を上げるということが、近年これほど意味があり、リアリティを持った時代はありません。今、私たち一人ひとりが<デモクラシー>を体現しているのです。

3回目の東京大行進、平和と安寧の為に私たちは今年も新宿の街を歩きます。

まだ見ぬ新しい人よ、共に歩き、その一歩をこの路上に刻み込め。

そして街に声を響かせ続けよう。

そして歩き続けよう。

差別のない世界と、この国のデモクラシー、民主主義のために。

(原案: @Bong_Lee   構成・文:ライター 和田彰二)


 
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和歌山のカレー事件を描きたる 小説「悲素」は帚木蓬生 

2015年11月19日 | 詠む

「悲素」 帚木蓬生 新潮社

彼の遺作三部作と呼ばれる、「軍医たちの黙示録」ふたつ、アフガニスタンの少女の「ソルハ」、お百姓さんたちの奮闘を描いた「水神」。いずれも感動して読んだのだが、これは駄目だ。

医者だけあって、毒に詳しい。砒素、タリウム、サリン等など。ヴォバリー夫人の飲んだ砒素の症状、キューバ革命の象徴であるところの「フィデル・カストロの髭」を落とす意図でタリウムを盛ろうとするCIAとかもね。

「悲素」と当て字にしているが「和歌山毒物カレー事件」を巡るノンフィクション「風」小説。林眞須美・死刑囚が仮名で悪女として出てくるが、警察より検察より。

かんちがいの正義漢は、困るなあ。冤罪の素。


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映画でのパリの「FOUJITA」と日本での 戦争画とは...落差あるなあ

2015年11月18日 | 詠む

映画FOUJITA」

週刊金曜日の特集「春画と戦争画」のなかの「裸婦から戦争画へ--画家・藤田嗣治を映画化した」小栗康平監督インタビューなどが掲載されたので観た。

寡作の監督、思い入れたっぷりの映像は、わたしには苦手。インテリ受けしそうだけど。

20年代にパリの寵児となった藤田嗣治(Tsuguharu Foujita)。フーフー(フランス語でお調子者の意)裸婦像は、浮世絵を連想させる独自の表現。乳白色の肌が艶めかしい。

ドイツ軍がパリに迫った1940年、彼は日本に戻る。まるで西洋の宗教画のような重い戦争画。日本美術界の偉いさんになる。陸軍戦争推進画家会!?とか。なんなんだこの転換は!と思った。

この道は、いつか来た道。

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「戦争する国」づくりと報道  メディアは戦争法案をどう報じたか 21日(土)

2015年11月17日 | 企画

「人権と報道・連絡会」は、もう30年になるんだ。

世話人の山口正紀さんから情報を貰った。いきます。 

飯島滋明さんの本を読んで予習しておこう。

あ、浅野健一さんの本はでたばかり。下線リンクで紹介に飛びます。---------------------------以下、転載  

31回人権と報道を考えるシンポジウム

〈戦争する国〉づくりと報道

~メディアは戦争法案をどう報じたか~

1121日(土)午後1時5時、スペースたんぽぽ(水道橋) 

主催 人権と報道・連絡会/資料代 500

【パネリスト】

飯島滋明さん(名古屋学院大学准教授・「戦争をさせない1000人委員会」事務局次長)

島 洋子さん(『琉球新報』東京支社報道部長)

永田浩三さん(武蔵大学教授、元NHKプロデューサー)

松元千枝さん(ジャーナリスト、レイバーネットTVキャスター)

◇司会 浅野健一さん(人権と報道・連絡会世話人)

安倍晋三政権は9月19日未明、圧倒的な世論の反対を無視し、「集団的自衛権の行使」の名でアメリカの侵略戦争に全面加担する戦争法案を参議院本会議で可決・成立させました。

2012年末の政権奪還以来、日本をアメリカの戦争に引きずり込むための憲法破壊を進めてきた安倍政権は、96条先行改悪による「明文壊憲」が困難と見ると、昨年7月、歴代自民党政権が違憲としてきた「集団的自衛権の行使」を政府解釈で合憲とする閣議決定を行ないました。

そしてそれを「平和安全法制」と称して上程、衆参で強行採決を繰り返し、連日連夜、国会周辺に集まった人々の「戦争法案、絶対廃案」の声を踏みにじって成立させたのです。

その過程で、政府・自民党が重視したのが、アメとムチのメディア対策です。秘密保護法で重罰の脅しをかけ、NHKに「安倍一族」を送り込んで乗っ取る一方、自分たちの気に入らない選挙報道をしたテレビ朝日、TBSの報道番組に介入、さらには沖縄の2紙を敵視・攻撃しました。そのかげで、安倍首相は就任以来、新聞・テレビなど大手メディア幹部を高級料亭などで接待・懐柔し、徹底したメディア工作をしていたのです。

こうして、安倍政権が企んだ「戦争する国」づくり、それに対して沸き起こった60年安保以来と言われる大きな反対運動の盛り上がり。メディアはこれにどう対応し、どう報道したのか。

シンポジウムでは、反対運動の中核を担った憲法学者、自民党の攻撃の標的にされた沖縄紙の記者、NHKで働く人々の奮起を呼びかけるOBの研究者、ネットなどで活躍するフリージャーナリストの皆さんに、それぞれの経験・立場から「戦争する国」作りと報道の問題点、メディア・記者に求めることなどを問題提起していただき、会場の参加者と議論を深めたいと思います。

スペースたんぽぽ 

JR水道橋から5分。 千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F

03-3238-9035(たんぽぽ舎5F・スペースたんぽぽ4F)

画像は 「安倍政権・言論弾圧の犯罪」 浅野健一 社会評論社

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果てしなきライムシリーズ第6弾 「12番目のカード」の答 

2015年11月16日 | 詠む

「12番目のカード」 ジェフリー・ディーヴァー 文春文庫

あのボーン・コレクターから始まる、四肢麻痺の天才肌・科学捜査専門家リンカーン・ライム。シリーズ第6弾。

140年前の解放奴隷の秘密。16歳の少女が襲われる。なぜ、どうして。

------- 目次 緑字は千恵子メモ --------------

1. 五分の三の人間

解放奴隷の19世紀の手紙。5分の3の人間。上131頁。

2. グラフフィティ・キング

ハーレムの高校の中に覆面警官の女生徒。上210頁。

3. ギャローズ・ハイツ

恐ろしく智恵が廻る犯人 下9頁

4. デッドマン・ウォーキング

80人ちかく死刑を執行した執行官 電気椅子を使うと死刑囚に火がついた、苦しみを終わらせたくて散弾銃で撃とうとした 下173頁

5. 解放奴隷の秘密

1875年の公民権法 人種差別の禁止 1880年代に入って最高裁が違憲の判断 下412頁

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