「不屈の男-アンブロークン」 ローラ・ヒレンブランド 角川書店
アンジョリーナ・ジョリー監督の映画の原作。ベストセラーとなったもの。
ネット検索すると、反日映画の元の、反日ドキュメントという風評ばかりでてくる。実際は真摯な記録なのに。
---------- 備忘メモ ----------------------
96 (日本軍の死者は戦死でなく餓死だが) 米国では航空兵見習いが事故にあう 死亡者15000人の殆どが訓練生 戦闘を見ることもなく死んでいく ひとの命のなんと軽いこと
130 落ちたら助かる見込みは殆どない 一人を救出するために何人もの救出者が命を落とした
131 海中遭難者を襲う恐ろしい体験のなかでもっとも恐れられたのは、日本軍に捕えられること 1937年の南京虐殺だもんね
154 飛行機、愛称「スーパーマン」には594個の弾痕 もう二度と飛ぶことはできない
204 漂流しながら正気を保つということ クイズ 歌 お母さんの料理の詳しい作り方
209 難破した遭難者の人肉食 2例
230 仲間の死 翌日、残ったふたりは救命ゴムボート漂流最長34日に
252 日本軍に捕まる 人間の尊厳を奪われる 捕虜になった米兵は徹底的に貶められる
270 収容所の監視員、残虐さへの誘惑 奴隷を奴隷扱いしろと夫に命じられ「悪魔」に変身する妻の事例
323 暴力のあとに、抱擁してビールと菓子と煙草を与え謝罪する DV夫と同じじゃん ワタナベ
425 日本軍、生きたまま食された (これが反日といわれる元だろうが、ほんの少し言及してるだけだ)
493 激しいPTSD 夜中、夢にうなされ妻の首を絞めてしまう 身重の妻を絞殺そうとしてしまった
498 キリスト教による赦し ビリー・グラハムって、ニクソン、レーガン、ブッシュ親子ら大統領の御用牧師