千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

最大の敵あらわるか...ライム組 第7作は「ウォッチメイカー」

2015年11月27日 | 詠む

「ウォッチメイカー」 ジェフリー・ディーヴァー 文春文庫

原題:The Cold Moon

ボーン・コレクターから始まる、四肢麻痺の天才肌・科学捜査専門家リンカーン・ライム。シリーズ第7弾。

シリーズ最高の人気となった本作。これを読んで、第一作に行ったひともいるようだ。

キネシクス分析のキャサリン・ダンス登場。証拠絶対主義者のライムは、訝っていたがキャサリンの手腕に納得していく。

ライムの指先が、ほんのすこし動くようになる。訓練と努力の賜物か。

副主人公アメリアは、尊敬していた警官でもある父が賄賂づけだったことを知り悩む。退職の決意までする。

前作で登場した新米警官が成長しているのも、うれしい。人物造形が、ほんとうに上手い。

これも前作だったか、キューバサンドイッチが出てきたが、今度はハバニーズ犬が登場。

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