千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

救急車こばまぬ病院ドキュメント 「その鼓動に耳をあてよ」と

2024年01月27日 | 詠む

プロデュ-サー、ふたりとも大好きなので初日に見参。

初めて見た監督も、好感度じわじわ。

さすが、東海テレビ。らぶ。

「断らない救急」をモットーに掲げる病院のER(救命救急センター)。

コロナ禍のなか、カメラが密着する。

10件を断られたすえ! うわああ、だ。

舞台挨拶の名古屋の病院側、三人も素敵きわまる。

800円のパンフレット、ものすごく欲しかったけど金欠で諦めた(涙)。

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沖縄戦いまと通じる五編なり 「魂魄の道」目取真俊と

2024年01月27日 | 詠む

魂魄の塔は那覇にある。30数年前に見て、そして知って慄いた。

70年前の戦争、現在も準戦時下にある沖縄。

その、ふたつの時空を繋ぐ珠玉の短編集、5編。

著者の目取真俊は、いまも辺野古で軍隊集団と闘っている。

挟み込まれる沖縄語(うちなーぐち)が鋭い。

・魂魄の道
・露
・神ウナギ
・闘魚(とーぃゆー)
・斥候

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丸岡さん和光晴生さん!  獄殺を許さない 許せない

2024年01月26日 | 

丸岡さん 和光晴生さん! 

獄殺を許さない 許せない

久しぶりに墨塗りを見た。大阪拘置所の大川高さんからの賀状の三行が黒々。力強い筆力のボールペン書きなので、盛り上がりから類推するも断念。くやしい。

お返事の賀状で報告したところ説明が届いた。国賠に対する嫌がらせ? 牢番が「消さないなら発信させない、さもなくば通数内で出せ」などと殆ど恫喝?云々。

抹消された文面は概ね「無罪が出ましたが、また捕まってしまいました。現在は大拘に居ます」らしい。何故に墨塗り内容が、まんま手紙に書けるのか不明。嫌がらせだから恣意的なのかしら。

  ★  ★  ★

監獄といえば丸岡修さんのことを思い出す。八十年代に逮捕された後に、300箇所i以上の家宅捜索があったことでも有名。六十年以上も君臨して天皇が死ぬから、怪しいひと一斉捜索だったのかな。

世界的革命家なので、いちどだけ公判傍聴に行った。きゃは! わたし みーはーなの。

そしたら「いましたね」という手紙をいただいた。えー、一度も逢ったことないのに。驚愕。参議院選挙、東京地方区の選挙公報「警察国家は嫌だ」の時の写真かな。でも、それで覚えてるって凄い。洞察力が抜群なんだ。

その彼が逝去したあとの大谷恭子弁護士の報告に驚いた。拡張型心筋症という不治の病、発見も遅れたが判明しても碌な治療をしてない。刑の執行停止申し立ては六次。

何度も死線を彷徨う。呼吸困難が常態化し、酸素吸入が外せなくなる。腎不全による排尿不全になり全身がむくみ、立つことはおろか話すことも困難。鍵のかかった独房で死の恐怖と闘う。ブザーは立ち上がらなければ届かない。肉体の痛みに対しても、心臓への負担を理由に痛み止めすら貰えない。

そして今回の和光さん。本紙十一月号にて最後の手紙に不審、またもや医療過誤かよ。一二月号で足立正生監督の逞しい彼への追悼文、一月号の獄友さんの奇妙な体操を描いた弔文。

またもやの獄殺ではないか(怒)。

★ 「丸岡修 自述 元・日本赤軍軍事指揮官 告白録」 丸岡修 風塵社 2800円+税

本書502頁の証言 「現代の拷問 施錠された独房での苦悶死」 弁護士大谷恭子 

これは何度読んでも落涙。

 

 

 

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極東のテルマルイーズ映画なり 「緑の夜」を疾走するさぁ

2024年01月25日 | 詠む

仁川空港の保安係の女。

麻薬の運び屋は、緑の髪の女。

ふたりが出会うとき、化学反応が起きる。

ソウルへ夜へ、バイクで疾走。

DV夫を殺す、とか。

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新聞の配達員さんなんだって 「新宿タイガー」映画みるなり

2024年01月17日 | 詠む
何十年か前に、自転車姿に遭遇したことがある。
なんて派手なひとだろう、やはり新宿ゆえかと。
 
土曜日に行くにゃん。
 
出演者の睡蓮みどりって、図書新聞で映評を書いてる姉さんだね。
新宿タイガー
1月19日(金)上映開始19時〜
1月20日(土)上映開始15時〜上映後監督佐藤慶紀とプロデューサー塩月隆史トーク、新宿タイガー登場!
1月21日(日)上映開始15時〜
 
山谷の泪橋ホールにて
 
料金1500円+1オーダー(福祉受給者・学生1000円)
 
虎のお面を被って40年以上新聞配達をし、新宿の街ではおなじみとなっている1人の男性を通して、新宿という街の魅力に迫ったドキュメンタリー。派手な服装に虎のお面、デコレーションが施された自転車にまたがり、長年にわたり新聞配達を続けている通称「新宿タイガー」。
 
彼は24歳だった1972年にタイガーとして生きることを決意する。彼がなぜその決意にいたったのか。
 
彼が勤務する新聞配達店や新宿ゴールデン街の店主、タイガーをポスターに起用したタワーレコード新宿店の関係者、俳優の渋川清彦、八嶋智人・宮下今日子夫妻など、彼をよく知るさまざまな人びとへのインタビューから、新宿タイガーの人物像、そして彼を受け入れる新宿という街に迫っていく。
 
監督は「HER MOTHER 娘を殺した死刑囚との対話」の佐藤慶紀。
ナレーションを寺島しのぶが担当。
 
2019年製作/83分/G/日本

 

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「教誨」は女死刑囚執行の 前後を描く...柚月裕子と

2024年01月09日 | 詠む

幼児を殺めた母親。さらに近所の幼児まで殺める。

育児ノイローゼかと思いきや、「ムラ社会の嫁」たちの悲しい連鎖に慄く。

巻末を見ると、永山則夫死刑囚の弁護人の大谷恭子弁護士、あまたの死刑囚の弁護をした安田好弘弁護士が協力している。さすがだ。

著者いわく

>「自分の作品のなかで、犯罪というものを一番掘り下げた作品です。執筆中、辛くてなんども書けなくなりました。こんなに苦しかった作品ははじめてです。響子が交わした約束とはなんだったのか、香純と一緒に追いかけてください」

最後の場面で川への散骨。ああ、これやりたいなと思ったけど現状無理?

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イ・ビョンホン住民代表ぞわぞわす 「コンクリート・ユートピア」なり

2024年01月09日 | 詠む

イ・ビョンホン、だから観た。

世界規模の天災が起きたなかの、ソウル。

ただ一棟残ったマンション、住民代表になったことから「ぞわぞわ」が始まる。

ゲーテッド・コミュニティって米国だけじゃなく、日本にも増えてるなあ。

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「ダイアナ&ルーシー&マリア」さんにんの 「だるま食堂」馬場のばばん場

2024年01月05日 | 詠む

例年になく、お正月感がなかったなー。

映画は良作なく、シネコンはアニメばかり。

文庫本の小説がんがん読んだけど駄作ばかり。

そこで、ボインボイン!

楽しみ、わくわく。熟女パワー満開なのだ!!

ばばん場って、とこ!!!

豊島区高田3-5-2  第二布施ビル3F  高田馬場駅下車

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