「パルチザン伝説」 桐山襲 河出書房新社
上の句の最後「天皇殺」は「てんのうさつ」。裕仁爆殺計画よ。
隻腕隻眼の地下潜行者は、虹作戦の残党。はらはら時計が進む。
そして1945年の、裕仁爆殺未遂。右翼っぽいけど、どきどき。
あーでも著者ほんにんは、「反天皇」小説ではないって。
そーだよなー。血の継続とか三島由紀夫が褒めるかもしれない展開。
30年以上たっても鮮烈なのは、ほかにないからかも(悲しい現在進行形)。
「パルチザン伝説」 桐山襲 河出書房新社
上の句の最後「天皇殺」は「てんのうさつ」。裕仁爆殺計画よ。
隻腕隻眼の地下潜行者は、虹作戦の残党。はらはら時計が進む。
そして1945年の、裕仁爆殺未遂。右翼っぽいけど、どきどき。
あーでも著者ほんにんは、「反天皇」小説ではないって。
そーだよなー。血の継続とか三島由紀夫が褒めるかもしれない展開。
30年以上たっても鮮烈なのは、ほかにないからかも(悲しい現在進行形)。
「眼の壁」 松本清張 新潮文庫
50年代の名作「点と線」のころの作品。やはり鉄道が出てくる。新幹線は、まだない。飛行機ありと。
詐欺に掛かって会計課長は自殺してしまった。原因を調べようと部下の青年は長期休暇を取る。友人の新聞記者と共に調べるが、拳銃殺人、弁護士の誘拐、偽装自殺などなど謎は深まるばかり。
新聞記者だと飛行機の乗客名簿(住所つき)まで閲覧できちゃうなんて、当時「事件記者」とか流行ってたからか。
やっぱり松本清張、ぐいぐいと引き込まれる展開。