ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

ワクチン接種

2017-12-01 | 犬・猫と暮らして思うこと

 ゆうらさん 今年も無事にワクチン接種しました。

アナフィラキシーは接種後 30分以内に出るらしいのですが それもなく。

主な副作用症状 顔が一目瞭然に腫れて顔をしきりに掻く

(↑でもこれ 1%以下の確立らしい) もなく。

翌日も元気で。

無事に済みました。

 

「ワクチン接種は1年ごとでなく 3年に1度でよい」という話があります。

犬関係の講義で 某獣医さんが言っていたのを ずいぶん前に聞いこともあります。

「3年に1度でいいんだってさ。だからそうしようと思う」っていう

飼い主さんもちらほら。

 

だけどね。「なんで3年に1度でいいの?」って聞くと。

「え? うーーん よくわからないけど そう聞いたから」とか。

「毎年接種するのは 獣医さんの儲けのためらしいよ」とか。

おいおーーい。

「よくわからなーーい」 のに そうするの~?

獣医さんだって経営者だから「儲け」もださないといけないけど。

そのために毎年接種にしてるわけじゃないでしょ~~。

 

いいんですよ 3年ごとでも。

ただそれにするには やらなくちゃいけないことがあるの。

前回接種した それぞれの感染症の抗体が どれだけ体内に残っているかを

調べなくてはいけないのです。

闇雲に3年ごとに接種 はだめなのよ~。

 

海外では3年ごとが主流になりつつあるようです。

「世界小動物獣医師会(WSAVA)」か2007年に発表し 2015年に改訂したガイドラインでは

ワクチンによる副作用を減らすために

「原則として3年に1度よりも短い期間すべきではない」としました。

1年ごとにしている日本とは異なりますよね。

ゆうらさんの主治医さんに聞いてみました。

アメリカでは

 接種する→1年目抗体がどの程度残っているか検査→2年目もういちど検査

           →3年目確実性を持つためにすべて接種する パターンらしい。

(1 、2年目の検査でなくなっていた抗体は 3年待たずに接種するんでしょうね(←私の考え))

 

「日本でも必ず1年毎とはきまっていない。抗体がどの程度残っているかを調べて

少なくなっているものだけ接種する という形でも良い。

すべて接種するのと抗体検査するのも コスト的にはそれほどかわらない。」とのことでした。

「日本では100%の臨床結果がまだ確立していない」とも言ってたかな。

 

最近 このような流れから「犬用ワクチチェック」という コアワクチンの抗体検査キットが

動物用医薬品として認可を受けて 国内の獣医さんが使用できるようになった 

という記事を読みました。

その話も主治医さんに聞くと。

「確かにキットができました。それを使うとその日その場で抗体が残っているかがわかります。

が ただどのくらい残っているか というのはわかりません。

100%残っていても 10%しか残っていなくても「抗体持ってますよ」となる。

うちはちゃんと大丈夫だと判断したいから 検査機関に出して数値を見ることにしているし

これからもそうする。だからキットは使わない」と言ってました。

私的には そうだよねぇ 抗体持ってるよってキットが判断したけれど

実はもうかなり残り少なくて 2か月後くらいに0になっちゃう なんて場合。

その後の抗体チェックまでのあいだ 無防備なのは怖い。

うちのゆうらさんなんて 免疫弱いから 恐ろしい。

こんな質問したものだから 主治医さんは私がそう希望していると思ったのか。

「ゆうらちゃんも抗体検査してパターンを変えることはできなくはない」と言ったけど

ゆうらさんはとにかく感染症に弱いし。

確実な予防をしておきたいから。

今回も いつも通りの接種をお願いしました。

 

世間の流れはこうであっても それぞれです。

飼い主さんの考え方 愛犬の健康状態 で違っていいと思います。

ただ。

3年にいちどに変更しようとするなら。

抗体チェックは必ずしてくださいね。

まあ そうする場合 獣医さんが必ずすると思うけど。

私が思うには「キットのみ」はやめたほうがいいかな と感じました。

ちゃんと数値を見たほうがいいと思います。

 

ゆうらさんは しばらくは1年ごとに接種しようと思います。

たぶん ゆうらさんの場合 パターンを変えたほうがよくなったときは

主治医さんがそう言ってくれるでしょう。そういう先生ですから。

 

今回もゆうらさんは レプトスピラを除いた6種混合を接種しました。

神奈川県はレプトスピラの発症報告がまだまだ少ないですし ドッグランや

レプトスピラが多くでている関西地方に行くこともないし。

野ネズミちゃんに遭遇することもないし ね。

必要になったら これまた主治医さんが言ってくれるというので 安心です。

 

ワクチン接種は愛犬の感染症予防に大切です。

病気になって愛犬が苦しい思いをするのはかわいそうです。

必要なものは取り入れましょうね。

 

主治医さんにワクチンのことやら聞いてたら。

「いろいろ聞きすぎ」みたいなこと 横でとーちゃんが言ったけど。

わからないことは聞いたほうがいい。

飼い主も知識を増やしたほうがいいよね? と私が言ったら。

「そうですよ~ しってるほうがいいですよ。なんでも聞いてください」と笑顔の主治医さん。

とっても頼りになって 安心をくれる先生です。

先生 いつもありがとう~~~。