俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

風を感じるんだ

2005-12-30 02:51:02 | 社会問題
 毎日新聞の社説がネットで流行ってたりします。問題の社説はこちら

突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。暴風雪警報下、日本海沿いに走るのだから、運行には慎重であってほしかった。

という部分が一番の突っ込みどころらしい…。まぁ読めばすぐに駄文って分かるんですけど、それから別にナウシカを意識してるとか、そんなんどうでもいいんですけど、問題は企業の安全対策ってどこまで求められるのよ?交通機関は大変だよなぁ…教育機関も同じことで大変だし。ご苦労なこった。安全に越したことはないのかもしれませんが、防げる物と防げない物はあると思うんですよねぇ…厳しい世の中。というか毎日・朝日が悪いと言えば悪いんですけど。風読むこと促す前に空気読めよ。

 まぁ私がそれ以上にきになったのがこっち。いやぁ朝日もなかなか。まぁ天声人語の質は確実に落ちてると思いますし(関係ないが私は日経新聞の春秋がわりと好きです…)。ただやはりこの記事で一番注目すべきはねつ造記事書いてるかいてないではなく、「朝日はインポテンツ状態(機能不全)。資本主義と社会主義の単純な対立の時代が終わったのに、価値基準が複雑化する時代に合わせた新しいアイデンティティーを探せなかった」という部分。朝日が実際そうかは分かりませんが、確かにもう多様化が進みまくった社会にメディアがどうあるべきかは大事なことで。昔は良かったよねはっきりしてて。冷戦時代は東か西かだったし、主義も右か左かだし(大まかでは)。でも今の時代、異議無しもナンセンスもないからなぁ。…でもまぁ朝日はある意味では暴走路線をこの時代に築き上げてる気がしますがね(汗。
 それから別にメディアだけが立場問われるわけじゃないと思う。個人個人でも問われてるでしょ。多様化していく中でのアイデンティティー。まぁそのおかげで変な連帯感を持とうとか思うんだよね。それが一番手っ取り早いアイデンティティーの見つけ方だから。可哀想に。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿