俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

レビュー

2008-04-30 00:40:07 | レビュー
mixiで主にレビューをしているので、こちらであまり本や映画の話をしなくなりました。たまにはこちらでじっくり書いてみようと思います。

今年に入ってから、映画を13本。漫画を約30冊。アニメを2作品。本を15冊消化しました。まー去年に比べたらあまり積極的にどれも手を出してないですね。取り敢えずそれぞれの分野から1つずつ紹介したいと思います。

映画で一番お勧めしたいのは『デビルマン』。これはいつか深夜にテレビでやっていたんですけど、評判通りひどい作品でした。映画館で見たらたぶん「金返せ」って言ってると思います(汗。なにがひどいって、まず滑舌が悪すぎて何しゃべっているか分からない。びっくりする。これでお金もらっているんだから凄いことだと思う。次にひどいのがストーリーと脚本。訳がわからないうちに話が進む。そして意味不明な台詞。あり得ない展開で無駄に人が死んでいく。武器の使い方がむちゃくちゃ。すごいです。本当に見てみて下さい。ちなみに鳥肌実先生も出演されています。迫真の演技でした。

漫画です。漫画はそれほど多く読んでいませんが、一番笑ったのは『よつばと7巻』。連載しているのか!ってびっくりしたのが『朝霧の巫女』『.hack//G.U.+』。感動したのが『みどりのマキバオー』。この先ドンだけ続くんだろうと不安に思った『GUNSLINGER GIRL9巻』。金かかるよ!って思った『シャーマンキング完全版』。それぞれ良い味出しています。まー個人的には『.hack//G.U.+』がお勧めですね。.hackの話ってコレを持って終わりなんですかね。

アニメは『鋼の錬金術師』と『フルメタル・パニック! The Second Raid』。鋼の錬金術師は面白かったです。光のホーエンハイム…なんで光なの?まーこういう展開は好きです。結果はどうかと思いますけど。

本。前にも書きましたが、辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』は面白かったです。おもしろいっていったら多少語弊があると思うんですが、最後まで誰が自殺したのか分かりませんでした。ただこうやって自殺していくことなんて今の時代珍しくないんだろうなって思いました。

最近読んだのが重松清『エイジ』。主人公は中学2年生のエイジ。住んでいる地域で通り魔事件が発生。その犯人だったのが、同じクラスの友達だった…。中学生の気持ちを丁寧に書いていっています。学校、部活、友達、恋愛、犯罪、反抗期、遊び、習い事。これが今時の中学生の考えることだとは思わないですけど、なんか怖いです、この話。主人公はおとなしい中学生なのに徐々に気持ちが不安定になって最悪の所までいってしまうんじゃないかって不安になりました。たぶんこの年齢の子どもが犯罪を犯す・犯さないっていうのは非常に紙一重なラインじゃないかと思いました。まー読んでみて下さい。

映画『アンナと王様』『沈黙の艦隊』『鋼の錬金術師シャンバラを征く者』『耳をすませば』『プルート・ナッシュ』『DEATH NOTE デスノート the Last name』『ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記』『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』『それでもボクはやってない』『8 Mile』『ドラゴンヘッド』『スタンド・バイ・ミー』

漫画『アイシールド』『さよなら絶望先生』『もやしもん』『涼宮ハルヒの憂鬱』『日常』『すもももももも』『 SDガンダム三国伝 風雲豪傑編』『のだめカンタービレ』『サクラ大戦』『マクロス7トラッシュ』『真月譚月姫』

本『流しのしたの骨』『東京奇譚集』『たいのおかしら』『天使の梯子』『 オーラバトラー戦記』『流星ワゴン』『ボーイズ・ビー』『古道具中野商店』『芭蕉入門』『 オーデュボンの祈り』

天声人語

2008-04-29 22:37:55 | 社会問題
天声人語
2008年04月26日(土曜日)付

 48年前、明治大学の山岳部が白馬(はくば)で入部歓迎の合宿をした。数十名の新入りで最初にバテたのは、小柄な農学部生だった。よく転がるのでドングリのあだ名がつく。後に、世界で初めて五大陸の最高峰すべてに登頂する植村直己である▼偉人といえども、宵から輝いた星ばかりではない。卒業後、山登りの資金を作りに渡米した植村は心で叫ぶ。「仕事を見つけるまではキュウリでも食べて金を節約するぞ!」(『青春を山に賭けて』文春文庫)。巻き返しの力は、楽観と負けず嫌いらしい▼社会に出て間もなくひと月、しかられ続きの新人もいよう。落ち込むことはない。東北楽天の野村克也監督が、毎日新聞で「どうでもいいやつはしからない」と語っている。これは主力選手との接し方だが、若手へのぼやきも期待の表れだろう▼駆け出し記者の頃、公衆電話でひとしきり怒鳴られたことがある。理由は忘れた。受話器を離して聞き流していたら、背で「なに怒られとるん」と声がする。下校の小学生が心配そうに見上げていた▼いま思えば、新社会人に「どうでもいいやつ」がいるはずもない。戦力と見込まれて飛び込んだ職場である。失敗が許されるうちに遥(はる)か千里の道を描き、遠慮なく大股の一歩を踏み出せばいい▼さて、みじめな白馬合宿から戻ったドングリ植村。一念発起し、毎朝6時起床で9キロの山道を走り始める。道は世界的な冒険家へと続いていた。黄金週間に休める人ばかりではなかろうが、キュウリなどかじりつつ、五大陸を制する順番でも練ってほしい。

ネット⇔現実

2008-04-26 07:51:36 | 社会問題
ここ最近、ネットのフィルタリングについて政府はいろいろと考えているらしい。私にすればなにが有害でなにが無害なのか、その差は理解しかねるのですが…。

それを考えていて思い出したんですが、以前電車とホームの間に子供が落ちた現場に居合わせたことがあります。親は「じっとしてて」と叫んで、周りの人は車掌さんのところへ走っていったり、緊急停止ボタンを押したり、最善をつくし、事なきを得ました。

そこで聞こえてくる声。「よかった」「大丈夫なの?」とかもあれば、「まったく親は何をやっているのかね」という批判の声まで。

これってネットの掲示板と一緒だと思います。良くも悪くもこういった意見は書き込まれる。現実で行われる思考がネットに反映される。今ネットの掲示板で行われるそれは日本人らしいのかもしれません。ひろゆき氏言ってましたね「国民性」って。

そうなんですよね。ネットだろうが現実だろうが、人は良くも悪くも評価されるんですよね。それを大多数の人が参加できるネットでやるべきでない倫理観はおいといて、ネットで書かれていることは現実の世界でもそう考えていたり思ってたりする人がいることを受け止めないといけないんだろうなと思う。

画期的

2008-04-24 00:53:03 | 社会問題
昨日の死刑判決は、道路特定財源に似ている気がする…内容はまったく似ても似つかないが、ここまで国民の関心が高まったのは似ているように思う。どちらも昔からある制度で、その必要性や妥当性に注目が集まった。

各新聞社の社説はともかく、私たちは考えなければいけない。この国の国民として。

新たな時代

2008-04-20 13:42:39 | ATOP
反レポを書いていて思ったのは限界だった。もはやこの状況を維持しながらより新しい、ある意味では新聞らしい新聞を作るのは限界があることを悟った。組織的に限界を決めている要素が存在している…。

今回の編集期間を通して感じた違和感。同期からは第2期計画に入ったという声が聞かれたが、私はそうは思わなかった。

ここ最近を考えてみると、その傾向が顕著だったように思う。私が思うにここ数年間で部はある程度の成長を遂げた事実があるにも関わらず最近は停滞している…要は限界点にたどり着いたのかもしれない。ここから先部を、新聞をどう変えるかという時期に入ったと私は思う。その選択を迫られる日も近いはず。

良くも悪くも学生が主役だ。

大学四年生

2008-04-18 22:15:02 | ATOP
ふっと就活を考えてみた。第一志望を落ちてしまうと、なんのことはない別にモチベーションが下がるわけでもなければ上がるわけでもない。

今までウェブサービスを行ってる会社を第一希望にしていたものの、案外興味がなかったのかもしれない。なかったわけないのだが、今この時期になってみると本気でやりたいことだったか疑問。さらに言えば、そもそも私に本気でやりたいと思うことがあるのかとも思う。

昔からあまり形にはこだわらない性格なのでなんともいえないね。結局、どこかにぶち込まれれば、環境にとけ込んでのし上がるのが上手なほうなのでなんだっていーのかも。

新聞だってハンドだってなんとなく始めたけど、わりとこれができてしまうから不思議。まーともかく、のびのびとやりたいと思います。私を雇えば損しないのに(何。

ただ最近、ようやくいま部活でやってるようなことが好きだと思えた。マスコミということではなく、大学という社会に関わること、学生の必死になってる気持ちに関わること、スポーツの楽しみの追求。こういうこと実は自分が思ってた以上に好きなのかもしれない。そう思うのも引退が近いからかもしれないですね。

完走感想

2008-04-15 21:29:24 | 今日この頃
1ヶ月にわたる編集期間が終わりました。3月25日に一つ、4月1日に一つ、4月7日に一つ、4月16日に一つ。週刊みたいなもんですね。初めての試みでしたが、得たものも多く、失ったものも多い気がします。

とにかくお疲れさまでした。明日から新たな可能性に向け活動をし始めたいと思います。

黒パンツにブーツ

2008-04-11 23:22:11 | 今日この頃
イヤホンから漏れるというより溢れる爆音。そんな音量で音楽聞いてみたら違う世界にでも行けるんだろうか…そんなことを思った今日この頃。ご無沙汰してます、ATOPです。

マスターズ開幕しました。放送時間以外文句ありません…朝5時は無理だわ。タイガー・ウッズに優勝してほしいのだけど、昨日の特集見ていたらドライバーショットがへたくそなことにびっくりした。でも2打目3打目は超人的なうまさ…生で見てみたいわ。

そうそう最近、鉄腕アトム見ました。たまたま『旅立ちの日』という話を見たんですが、これがええ話なわけです。まーそれは見たことある人だけわかればいいです。大事なのはアトムです。アトムって天馬博士が自分の息子の生まれ変わりとして作ったロボットなんですが、なんで黒いパンツ一丁なんだろうか。人に似せて作ったロボットは服着ているし、いかにもロボットらしいロボットはペインティングされている。はたしてなぜ黒パンツにブーツなのか。わからない…。誰かわかる方いたら教えてください。

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2008-04-05 23:08:49 | ATOP
最近思うのは、誰しも自分中心に世界を回さないといけないのかな、ということ。自分自身が世界を変えてやろうと思わない限り変わらない、世界を進めてやろうとしないと進まない。誰かがやってくれるかといったらそうじゃない。

状況を判断して悪いと気づく、問題と感じるのは自分自身。でもそれは周りも同様に察知していないことが多い。状況を変えられるのは自分自身。だから結局のところ、世界を回しているのは自分自身だ。

ただ何で悪いと思うのか、その理由を理解していないといけない。結果、どうすれば良いのかを答えとして持っていないといけない。これが難しい。

マクロス

2008-04-05 22:50:55 | 今日この頃
昨日始まったアニメ、マクロスフロンティア。うーん、なんかアクエリオンみたいな危うさを持っているような気がしますが、やはりバルキリーはかっこ良かったな。というか、この展開はガンダムじゃね?みたいな話でしたが…バルキリー、大地に立つ!

自尊心

2008-04-02 23:00:14 | ATOP
ここ最近思ったことが。あくまでも私個人の考えですが、デキる人とデキない人の差は自尊心じゃないかと思います。自尊心があるかないか。

今までやる気のあるなしとかこだわりのあるなしとか考えていましたが、そういったものの根元に自尊心があるのでは?と思いました。

この自尊心という言葉の意味を説明するのは難しい。自らを尊ぶ心。なんとなくはわかるものの、実に手応えのない言葉。気高さと言い換えられるでしょうか。

私が思うにこの気持ちのある人が減っているように思う。私自身も言えたことではないが、気高さを人から感じない。人に怒られてもただ謝って知らん顔、人が見てないと手を抜く、人と同じでないと不安を覚える…こんな人間ばっかしだ。

自尊心…これは生きていく上で一番大切で、もっとも人として魅力ある心なのかもしれない。