俺もお前も人生の敗北者

とりあえず否定から入るネガティブ思考で常にB級嗜好なATOPのブログ

言い訳しない生き方

2016-05-21 18:56:16 | ATOP
正しさだけではひとは納得できない。

そう思わさせられることが最近多いです。

理屈や正論を武器にひとを動かすのには限界があるんだろうと、しみじみ思う。

もちろん、それらの武器がひとにリアリティを与え、危機感や理屈に基づく具体的な対応策を見つけさせることは多いです。

私もそう思っています。

今自分がどこにいるか、自分がどのぐらいなのかを理解することで、次何をするべきかが分かると考えます。

絶対に自分を「悲劇のヒロイン」に仕立て上げない、愚痴は言っても言い訳はしないと決めています。

正の結果にしても、負の結果にしても、それには原因があって、それは自分自身の選択の結果の産物なんだと思っています。

だから、ひとよりも努力しなければならないと思うし、自分にできることを精いっぱいやらないといけないと思っています。

そうでなければ、簡単に言い訳できてしまうから。

最初から負けるとわかっていて試合なりゲームなり、人生の選択をする人間はいないでしょう。

そして、その土俵に上がる前にメリットとデメリットを考えて決定するんです。

それをなぜだかわからないけども、後になって言い訳をするするひとが少なからずいます。

もちろん、人智で対応できないこと、たとえば自然災害に遭遇することはどうしようもありません。

でも、自分がそれでいいと決めたことで「やっぱり違った、助けて」みたいなことをいうひとに、同情できない自分がいます。

そして、この手の話になると周囲から出る言葉、「みんながみんな、お前みたいに強く考えられるわけじゃない」。

これが一番ダメージが大きいです。

私が血も涙もない人間に思えているのかどうかはわかりませんが、そうじゃないと思うんですよ。

言い訳とかしたり、同情を買おうとしても、解決の道にいたらない…、ただ同情してもらえるだけで満足できるならそれでもいいけど。

でも、まぁここまで30年間生きてきて思うのは、やっぱりそういう理屈だけではひとは動かないし、納得もしない。

残念なことに人間という生き物は同情してもらいたい生き物なんだと思います。

私とて、今日ここまで書いてきたことに同情なり、同調してもらいたくて書いているのだから、人様のことは言えない。

でもね、少しでも言い訳しない生き方をしたいじゃないですか。

誰かのせいにするんじゃなくて、自分に原因を求めて、強くなりたいじゃないですか。

そう思うだけなんですけどね…。