まるみのあっちこっち巡り

ー31,000枚を超える写真とともに綴るお出かけブログー

アミューズミュージアム 開館10周年特別展 美しいボロ布展

2018-06-17 14:28:28 | ミュージアム

西武鉄道 ポイントDay ウォーキング後に
久し振りにアミューズミュージアムを見学しました。
1階は「和のセレクトショップ」
2階、3階がTouch OK! Photo OK!のミュージアム。







眠りは大切なので、寝具はこだわりたいと思っています。
軽くて暖かな羽毛布団は、体温の変化に合わせて
布団の中の環境を調節してくれる力もあり、
生活していく上での必需品です。

日本の羽毛ふとんの全世帯普及率は約93%と言われ、
もはや贅沢品ではなくなっていますが、
綿入りのふとんが登場したのでさえ、江戸時代後期のこと。







それ以前は、国内での木綿栽培が難しかったこともあり、
庶民は古着を何枚も重ねて布団にしていたのでしょう。
ちょっと触ってみただけでもどっしりとし、
この重たい布団では息苦しさも覚えそうです。

これも大昔のことではなく、何世代か前のことで
こちらで見学していると何と大切な資源を
無駄に消費してしまっていたかを痛感します。







国の重要文化財の指定を受けている津軽南部の刺し子着物や
重要文化財が映画の小道具として使用許可がおりず、
それでも本物の野良着を収集したこだわり、
世界の黒澤作品を創り上げるにはそれに携わる
たくさんの人のこだわりを感じます。







こちらがその衣裳です。
野良着のイメージが変わりました。
何だかオシャレです。







実際に着用した写真もありましたが、
映画『夢』見てみたくなりました。







特別展の「美しいボロ布展」
写真家・都築響一氏が撮り下ろした写真と
現物のBOROを同一空間に展示しています。







こちらを訪問したら屋上まで足を延ばしましょう。
スカイツリーが一望できます。







浅草寺、五重塔、浅草花やしき、浅草ビューホテル、
ここから眺める浅草の風景が好きです。
しかもここで独り占めしていました。

布文化と浮世絵の美術館 アミューズミュージアム
東京都台東区浅草2-34-3 二天門前
入場料:一般1080円

2018.6.16
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