映画 彼女が消えた浜辺

そのタイトルも予告も興味を引くものではなかったのですが、
この機会を逃すとイラン映画を観る機会も逃すと
雨の中、有楽町へと向かいました。

第５９回ベルリン国際映画祭最優秀監督賞受賞他
数々の映画賞を受賞した作品です。

脚本が良く、俳優達の演技力も確かなもので、
ドキュメンタリー映画を観ているかのようでした。
どんどん引き込まれていくヒューマン・ミステリィ。

感動を求める作品ではありませんが、観劇しているかのようで、
映画も芸術なのだと思わせてくれます。
イランの文化や価値観、イスラム社会に生きる女性を
垣間見ることができるようです。

「永遠の最悪より最悪の最後のほうがマシ」
考えさせられるセリフです。

答えは、観る者の解釈に委ねられます。

女優達が美しいのも印象に残ります。
忽然と姿を消すエリを演じるタラネ・アリシュスティ
再びスクリーンで観てみたいと思いました。

監督＋脚本：アスガー・ファルハディ
主演：ゴルシフテェ・ファラハニー
２００９年：イラン

ヒューマントラストシネマ有楽町

２０１０．１０．２１

はじめまして

「人生を最高に旅せよ」とはニーチェの言葉ですが、
日々の見聞を生活の中に活かし、心豊かに暮らしていこうと
国内外とあっちこっちと巡る私、まるみ。
記録し、さらに記憶に深めようとついにブログデビュー

昨年は、旅から戻り緊急入院
リハビリ中にもかかわらず旅に出て
薬疹にも苦しみましたが、
懲りることなく旅を続けています。

物心つく前に入院手術とカラダに傷あり、
その後も入院、手術とベッドの中で過ごすことも多かったのですが、
だからこそ元気に過ごせることの大切さも学びました。
楽しい時間を少しでも多く過ごしたいと思います。

一つでも多く世界遺産を巡ること（現在７４）
フェルメールの絵画の全点踏破が大きな目標です。（現在３分の１）

映画、音楽、読書、温泉、ミュージアム、遊園地、グルメも大好き！

時には歴女、時には鉄子、時にはただのミーハー。
埼玉西武ライオンズの勝敗が体調にも影響するほどの大ファン
旅の計画がないと寂しくて…

「まるみのあっちこっち巡り」どうぞよろしくお願いします。