とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

王禅寺へ行く

2017-08-06 18:53:11 | 神奈川散歩
8月だというのに相変わらず天気が悪いですのお〜
まるで梅雨時みたい
しかたがないから、すぐに撤退可能な
近場へ出かける。

まずは王禅寺へ
新本堂の賽銭箱にチャリンとお賽銭をあげると、
「禅寺丸の柿をありがとうございます」と感謝の祈りをささげる。
(禅寺丸は王禅寺発祥の日本最古の甘柿の品種と言われている)


今の幹は、元の幹が古木になりすぎて折れたかしたのがまた再生したものだった気がする


近隣の村である私の家にも禅寺丸の柿の木が5、6本あった。
秋になると、たわわに実を付けた禅寺丸の枝が、薪小屋の小さなトタン屋根の上にしなだれかかっていた。
屋根へよじ登り柿の皮を下の前歯を使って器用にむき、毎年、野生の猿よろしくしこたま食べた。

柿の実は「医者いらず」という。
ビタミン、ミネラル豊富な健康食品でもある。

ところで禅寺丸には、たまに渋柿の実もあった。
それは皮を爪でひっかいてみればすぐに分かることなのだが、
甘い実は果肉に黒いまだらが入っている。一方渋柿のものは薄黄色なのである。

暇な私は、毎年家にあるすべての柿を食べ比べていた。そして自分の中で品評会を行い、一番おいしいと思う柿の実を優先的に食べていた。
また、秋の前半、中盤、後半でもたべごろの柿の木は、変わっていく。むろん品種の違いもあるが、同じ種類でも、幹によって、年によって、微妙に美味しさは、変わってくるのである。

なにはともあれこの辺の農民は、王禅寺さんに足を向けて眠れないのである。


観音堂


観音堂前のお笑い系仁王様


ちょっとまったのポーズ


ニャは







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