朝礼ではあんまり、メッセージめいたこと、言わないんだけど。
昨日、ラジオ体操をやりながら、ふと、表題のようなフレーズが湧いてきて。
伝えてしまった。
なんだろう、珍しくも。
わが社の長老組に向かって、そんな気分になった次第。
だから、毎日のラジオ体操、大事にしてね、くらいの話で。
そう、その10年を私とともに過ごしましょう、と。
仕事をやりましょう、だったか。
特段の理由があったわけじゃないし、それぞれの想定の寿命は勝手な話でもあり。
人様にとやかく言われる筋合いのものでもなし、なんだけど。
ずっと前、自己啓発系のセミナーで、当時、40歳前後だったか。
相方の女史が、あたしは60歳で死ぬことにします、親もそうだから、と言うような。
そんな決意表明をしたことが、とても、意外で。
そうなんだ、と。
そう言うものなんだ、と言うね。
そんなことも思い出していたのか、昨日の朝ね。
なにせ、降り注ぐ星々の輝き、と言う大イベントの後だから、少々、高揚もしていたのかも。
今朝は、雲の多い空で、その星々は、隠れている方が多かったのだけれど。
にしても、たしかに、存在しているわけで、わが方の目に焼きつけられないと言うだけなんだよね。
今朝の瞑想も、知らぬ間にiPhoneの、時を告げる鐘のようなお知らせで終了。
昨日に続き、深くまで瞑想ができた、と言うことか。
とはいえ、まったくの、無、と言うのでもなく、記憶と呼ばれることごとが浮かんでは消え。
こちらの意図に相違して、と言うか、勝手にやってくる記憶、と言うものは、なんだろうね。
ほら、あれあれ、という例の、物忘れ外来にでも連れてかれそうな事象、あるいは。
わが母親の、アイデンティティがどうなってるの、くらいのありさま、とかね。
いくつになっても、不思議なことは不思議なことで変わらずに残り続け。
昨夜のお酒が残っているせいか、今朝は、言葉の出具合がよくなくて。
そう、田中会と銘打った宴のあと、少々、80歳の御仁と聞こしめし。
今朝を迎えた次第で、単純に、睡眠時間を測れば、ビール一缶のアルコールが消えるのは。
4時間、とか言う話からすると、とても足りない時間なわけで。
酒気帯び運転、とタグづけされるくらいなんだけど。
それにしても、もの皆、そんな具合に、汲々とし始めてもいて。
昔は良かったな、と言う慨嘆みたいなものとともに、現代を語るための道具の一つでもあり。
タバコとか賞味期限とか個人情報とか、前にも書いたけど、昭和24年だと言うんだね。
わが列島の全員の住民票が確定した、と言うのね。
それまでは、あのような大掛かりな、一億総動員という戦争もあった中、この国の民が捕捉されたのが。
戦争も終わって4年もたってから、と言うわけだ。
昨日、会社にやってきた職場見学の高校生が言うのには、年金、とてももらえそうもないし、と。
国家に組み込まれる意味は、老後の安心、みたいなもので、出すより入りの方が多い。
と言うウタイのはずなんだけど、そこはそれ、そのことは、もちろん。
表立った理屈で、実のところ、アメリカのリバタリアンじゃないけど、各々方、ご自由に召されよ。
と言うね。
それぞれがそれぞれの責任の名において、なんて言う、それこそ、原始の時代に近いものになりつつあり。
目の前の高校生に、そんな理屈を言う気にはならなかったけど、少なくとも。
自分の頭で考えることは必要ではあるね。
人の言ったこと、教えられたこと、そういったことごとが、実のところ、そう大したもんでもないよ。
くらいの。
なんて書きつつ、その時に、ベーシックインカムなんての、ありかもよ、と応えたんだけど。
説明も上手くないから、あんまり、彼らの中には響かなかったんだけどね。
ちょっと、ベーシックインカム、勉強してみようかな。