奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

カボチャの受粉作業

2014年11月22日 | 晴耕雨読
 今にも降りそうな曇天からのスタート、予報は決まって終日雨、まさに出たとこ勝負の一日です。
倉庫に立寄り、昨日水挿しをしたカボチャの雄花を持ってほ場に向かいました。降雨はなく、雨を防ぐために雌花に被せたプラコップを取り、受粉を行い、通風のために花弁の一部を破り再びプラコップを被せました。
  

 予報に反して降雨はなく、受粉を終えると刈払機を取りに倉庫に戻り、カボチャ畑のソルゴーの刈倒しに取掛りました。カボチャ栽培の終盤、ソルゴーは防風の役目を終えて敷き草に変容して行きます。林立するソルゴーが視界から消えると、カボチャ畑の全容が表れてカボチャ栽培の後半戦が始まります。
受粉、着果、摘果、シート敷き、摘芯、病害、ネズミやイノシシによる食害、後半戦の難度は一段と高くなります。ソルゴーの刈倒しを終えると、2畝の誘引を終えてランチになりました。


 午後は小雨で、免税軽油の更新の書類作成を行い、やがて晴れ間が出てきたので、再びカボチャ畑に出向き、残りの畝の誘引を行い、帰路は少な目のキュウリの収穫をして本日の打ち止めになりました。

 出たとこ勝負の日は先苦後楽の先取りで、少しでも後半に余裕を持ちたい一心で奮励しています。
「カッパ着た 君の心も 濡れており 雄花を摘みて 受粉の明日へと」 by あおば