奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

奇妙な確信

2022年03月31日 | 晴耕雨読
 朝から、NHKにYahoo、気象協会の天気予報を見比べて、いずれも雨雲の動きも時間単位の予報も雨・・・それでも外は降る様子もない気配だ。朝食を摂りながらNHKの気象衛星の画面を見ると、奇妙な確信が沸き、朝食も早々に切上げてほ場に急行した。

 先ずは、昨夕に個販の注文のあったロメインレタスの収穫から始まり、ハウスのインゲン、少な目のトマト、スティックセニョールと続いた。予感したように降雨はなく、育苗ハウスの苗に散水を済ませると倉庫に戻った。育苗ハウスのインゲンやオクラは、定植時期のサインを送っているようなそんな気がした。雨上がりの猛烈な湿感にバテて、1軒の直売所に出荷して早々の帰宅になった。

 午後は気温が急激に25℃まで上がり、猛烈な湿感の中で、インゲンの定植とオクラの補植に舵を切った。インゲンの苗は急激な高温に萎れ、オクラは全ての補植用の苗を使ってしまった。雨続きで、発芽したオクラは思いのほか発育不良になっていて、急激な暑さに大汗をかきながら植付けを終えると、本日の店仕舞いになった。

 暖房を入れたり扇風機を回したり忙しい毎日だが、明日からは、ちょっと冷え込みそうな予報だ。晴れ間があれば、冬瓜の敷草対策に取掛ろうと思案をしている。明日から4月、月例の墓参も・・・だればまた(@^^)/~~~

雨天の日が・・・

2022年03月29日 | 晴耕雨読
 雨天の日が続くと、お天道様を生業とする職業はモチベーションが超低空飛行になる。ブログ更新なんぞと言うのもうっとうしい限りで、ぶつける場所のないやるせなさを晴らしているような・・・最後は、お天道様相手だから仕方がないと自分に言い聞かせることにしている。

 薄曇りの中、無人市への出荷を終えると、キュウリの誘引とかん水を済ませ、ミニ冬瓜の液肥散布で早々の店仕舞いになった。ビニールハウス周辺の雑草対策もしたいが、この天候ではどうにもならない。帰宅すると、録画した映画「糸」を観て午前を終えた。午後は薄日は射してきたものの後半には本降りになり、無人市の資材回収で早々の帰宅になった。明日も本降りの予報、なるようにしかならないような・・・録り貯めした映画で時間を潰すしかないかも知れない。

 連日、TVはウクライナ情勢、コロナは治まる様子もなく第7波の様相、物価は高騰してお先真っ暗感が・・・選挙目当てのバラマキ政策は、批判満載で早々に退散した。それでもウクライナの惨劇に比べれば・・・だればまた(@^^)/~~~

リレー栽培・春の陣

2022年03月28日 | 晴耕雨読
 福岡や東京では桜が開花の様子、半世紀前の今時分、島を出て初めて埼玉で桜と言うものを目にした。開花もそうだが、風に舞って散る様にも何とも言えない感動を覚えた。それ以来、3度の桜を見、4度目はその地を去る時だった。

 夏作の準備が終わった途端に曇天続き、花曇りとも言うらしいが、多分に冬から季節が変わる分かれ目なんだろう。いつ降るとも分からない空を眺めながら、終日思い付きのままに過ごした。先ずは無人市への出荷、帰路はハウスに直行してハウス内の草取り、その後は、夏作のかん水設備の残務で午前を終えた。

   

 午後も降りそうで降らない、ならばと、この機にハウスの4品目の追肥と追肥後のかん水、帰路は、無人市の資材を回収して本日の店仕舞いになった。

   

 ミニキュウリは日に日にらしくなってきて、定植したズッキーニやほ場のオクラの発芽が思いのほかいい感じだ。今週末あたりに、インゲンの定植やオクラの補植をインプットしているが、後は天候次第だ。インゲンは思いのほか発芽が悪く、欠株の分は、ゴーヤでの穴埋めを考えている。

 リレー栽培・春の陣、天候と苗の生育待ちの様相になってきた。明日も出たとこ勝負、だればまた(@^^)/~~

ハイヌ風の吹く一日

2022年03月25日 | 晴耕雨読
 朝から猛烈なハイヌ(南)風の吹く一日で、ハウスでインゲンやトマトの収穫をしながら、大丈夫かいなと自作のハウスに一抹の不安を感じるほどだった。奄美と沖縄の共通の方言で、東をコチ、南をハエ(ハイ)と表現するようだ。実際に沖縄には南風原(ハエバル)町や東風平(コチンダ)と言う地名もあるほどだ。沖縄に住んでいた頃は、この地名をどう読んでいいいやらと思いも浮かばなかった。なんだか、北海道の地名にも似たような印象だ。

 昨日で、夏作の準備作業は粗方終わったので、隔日の収穫と出荷を終えると、なかなか発芽をしてくれないゴーヤを保温器から取り出して、育苗ハウスに移した。ゴーヤの苗作りは、ウリ科の中でも毎度の苦戦だ。午後は、耕運機と管理機の洗車と格納で本日の店仕舞いになった。

 島の甲子園フィーバーはやっと治まり・・・それでも地方紙はしつこいほどのおせっかいで社説を載せていて、このおせっかいが子供たちに無用な重圧を与えることを理解していないようだ。相撲は終盤、プロ野球は開幕し、サッカーのWC出場の速報も流れて、時間は立ち止まらずに刻々と針を休めない。ウクライナ情勢だけが、忘れていた過去の惨劇に戻ったような印象だ。

 明日は「春の嵐」の予報、たぶんに小型台風のような様相だろう。命の洗濯でもするかなと思っている、だればまた(@^^)/~~

島人のおせっかい

2022年03月24日 | 晴耕雨読
 昨日から一転しての快晴、この機にとあれもこれもと終わらせた。先ずはハウスのかん水からスタート、摘葉や摘花を終えたミニキュウリは新たに開花が始まり、来月初めには収穫になりそうだ。乾燥防止に新聞で覆っていたオクラやインゲンは発芽が始まり、新聞を取除いた。

 本日の予定作業はゴーヤとインゲンのネット張り、2時間ほどであっさりと終わりランチタイムになった。午後は、ズッキーニの補植に冬瓜の鉢上げ、時間があれば、夏野菜のかん水設備の設置までをインプットしていて、午後3時頃に全てを終えてしまった。束の間の好天が、「頑張れ」と老いぼれの背中を押したのかも知れない。

 島の甲子園フィーバーは明けても続いていて、地方紙やラジオは、いわゆる風土病とも言える「おせっかい!」ぶりだ。「おせっかい」は島人の人の良さや人情のバロメータ、このフィーバーも2、3日もすれば過去のものになるだろう。

 夏野菜は準備万端、後は苗の仕上がりを待つばかりだ。明日は、夏野菜の準備を終えた農機の格納をインプットしている。気温が上がれば、これからは雑草との戦いが始まる。だればまた(@^^)/~~