奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

暖冬ですかね・・・

2014年11月30日 | 晴耕雨読
 この時期にしては高温多湿で、大汗をかきながら農作業に奮励しています。
パッション・ハウスの換気から始めてカボチャの受粉作業に。定植した苗の半分は交配作業が終わり、明日からはラストに定植したカボチャの受粉作業に入ります。気温が高く、予想以上に生育が旺盛で、今週からの寒波が気になるところです。

 受粉を終えるとポツポツと降出し、倉庫で昨日収穫したキュウリと赤毛瓜の出荷準備をして直売店に届けました。おそらく、キュウリはラストの出荷で、嬉しい誤算でまた一つ来季への知見を得ることができました。

 午後は、今にも降りそうな曇天の中で、カボチャのシート敷きと摘芯を行い、1回目に定植した苗は概ね終了しました。カボチャ栽培は、シート敷きと摘芯が終えると、収穫までひたすら完熟を待つだけになります。これから先は気温が下がりますので、受粉から収穫まで50日ほどかかり、この間にはイノシシとネズミの洗礼を受けます。
  

 今日はまた、明日から開花しそうなズッキーニを観ました。雄花の開花はなく、えびすカボチャの雄花で受粉をしようと思っています。ズッキーニはカボチャの仲間で、キュウリのように未熟果を収穫して食べる作物です。受粉から4、5日で20cmぐらいに成長し収穫します。
帰路は、放任中の玉ねぎを観て早々の帰宅になりました。玉ねぎも思いのほか元気に伸びています。

降るのでもなく晴れるのでもなく

2014年11月29日 | 晴耕雨読
 キュウリの収穫は両日中には終了になりますが、替りにスナップエンドウの開花やカボチャの着果が増え、冬の農業の賑わいを見せてきました。
両日、降るのでもなく晴れるのでもなく、蒸し蒸しとした曇天で、天候は読めず、出たとこ勝負の農業で過ごしています。
  

 朝イチはカボチャの受粉からシート敷き、摘芯まで行い、直売店をモニターしながら菜園に移動しました。菜園では、エンドウの脇芽取りと誘引ヒモの取付けを行い、終わると倉庫に戻って、個販のキュウリの出荷準備を行いました。
2回目のカボチャの防除期になりましたが、天候が定まらず、春カボチャの肥料の注文で午前を終えました。

 午後は、ここしばらく朝イチが受粉作業で掃除機がけができず、この機にと小一時間ほど家事で過ごしました。その後は、再びカボチャのほ場に出掛け、早めのプラコップ作戦と雄花の採取を行いキュウリ畑に移動しました。

 キュウリ畑はうどん粉病が蔓延していて、終盤で防除もせず、その日の最後に収穫に入るようにしています。20キロの赤毛瓜と2~3キロのキュウリを収穫して、赤毛瓜は早々に直売店に届けました。
明日もはっきりしない天候で、出たとこ勝負の一日になりそうです。

免税軽油の更新申請

2014年11月28日 | 晴耕雨読
 未明から明方にかけて降雨があって、今日はボチボチ農業と思いながら朝食を摂り遅めの出畑になりました。
予報は午後から雨、ネットで雨雲の動きを観ても午後は厳しい予想、午前に戸外の作業に全力投球をし、午後は免税軽油の更新に支庁を訪ね、帰路は公設市場に赤毛瓜を出荷することにしました。

 カボチャの受粉を終えると摘芯やシート敷きを行い、終わるとキュウリ畑に移動して、20キロの赤毛瓜と10キロのトキワキュウリを収穫しました。トキワは概ねラストの収穫になりました。
キュウリを倉庫に移送すると出荷準備をし、トキワは半分ほど近郊の弁当屋さんに届けました。

 午後は赤毛瓜を軽トラに積込み、先ずは支庁で免税軽油の更新の書類を提出し、公設市場の荷受けの時間まで1時間ほどありましたので、散髪で時間をつぶしました。冬場の農作業は、襟元が寒く髪を伸ばしたいと思っていつもの散髪屋に行くのですが、店を出る時は何故か小田和正カットになっているのです。冬場だけ、散髪屋を変えようと広告にあった店を訪ね、6年ぶりに長髪カットになりました。
若い頃はタワシのような剛毛でしたが、年と共に髪にこしが無くなり、整髪するのにドライヤーもいらなくなりました。

 公設市場で出荷用の箱に赤毛瓜を入替え、10キロ入りで2箱出荷しました。明日のセリ値次第では、残りの赤毛瓜も全て公設市場に出荷を考えています。

 夕暮れが迫る中、市場からカボチャ畑に直行し、明日の降雨に備えて雌花にプラコップを被せ、雄花を採取して、ラストはパッションハウスの戸締りで本日の予定は終了しました。
ボチボチ農業が、思いのほか忙しい一日となりました。

いい天気でした!

2014年11月27日 | 晴耕雨読
 快晴とひんやりとした空気の中、カボチャの受粉作業からハテンチュ(畑人)の一日が始まりました。
カボチャの雌花は、雨天対策で前日にプラコップを被せてありますので、ミツバチが忙しく飛んでいて、プラコップを取った途端に2、3匹のミツバチが雌花に集まってきます。ミツバチには申し訳けないんですが、変わりやすい奄美の冬の天候に、農家は農家なりに抗っているんですね。

 受粉作業を終えると隔日のパッションのかん水、今季はパッションの苗の生育が今一つで、10株はもうだめかなと思っています。パッションだけは、目をつぶっていても栽培ができると豪語していましたが、自然相手の世界では、絶対と言うのはないようですね。かん水量を増やして様子観をしようと思っています。


 畑から倉庫に戻ると、昨日収穫したキュウリの出荷準備を行い2ヶ所の直売店に届けました。正直、良く売れているな~と嬉しい誤算の限りです。
直売店から戻るとランチにはまだ時間もあって、もうひと頑張りと菜園のエンドウとズッキーニに1回目の追肥を行いました。

 午後は、ひたすら6畝のカボチャの誘引作業に奮励し、飲料水を忘れて休息も取らず、思いのほか早めの打ち止めになりました。
明日からの天候は下り坂、追肥も誘引も終え、そろそろ春カボチャ・モードに切替えようと思っています。
  

 そう言えば、冬になると朝陽が海から上がり、実家の縁側からアダンごしに朝焼け観ることができるようになりました。また、忘れていたイタリアンがポツポツと発芽を始めました。

時雨の中で

2014年11月26日 | 晴耕雨読
 奄美の冬の天候は、油断大敵です。
昨日もそうでしたが、青天から突如時雨になり、あれよあれよと言う間に雨の中の作業になってしまいます。
パッションの換気を終えるとカボチャの受粉、その後は、菜園で使用した管理機と耕運機の洗車と移送、そして、午後はカボチャの誘引とキュウリの収穫。
こんな調子で一日の活動をイメージしますが、なぜか、植付けをしない菜園の耕うん作業に取掛り午前を終えました。


 ランチを終えていよいよ出畑の時間になるとポツポツと降出し、小雨の中、耕運機を春カボチャのほ場に移送し、管理機は倉庫に格納しました。管理機は来春まで使用する計画はなく、耕運機は春カボチャの畝立てで使用します。
倉庫で雨宿りをしながら、時雨の合間を縫うように午前に耕した菜園にイタリアンを播種しました。

 雨は中々止まず、車で雨宿りをしながらカボチャの雌花のつぼみにプラコップを被せ、明朝の受粉に使用する雄花を採取してキュウリ畑に移動しました。
  

 明日にでも終わりそうなキュウリの収穫期の中で、意外にも収量が多く、消費者にも喜ばれて嬉しい誤算の限りです。菜園ではエンドウが開花し、1月に予期していた収穫が年内になりそうです。また一つ嬉しい誤算が増えそうです。