奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ビニールハウスの準備

2020年10月27日 | 晴耕雨読
 畑人日和が続いていて、計画した作業が着々と進行している。朝晩の冷え込みでオクラはすっかり生育が緩慢になり、収穫も1日置きになった。本日はまた、播種から6日目でスナップエンドウが発芽して、前季と同様の生育にホッと胸を撫で下ろした。しばらく降雨がないので、オクラの収穫の後は、ズッキーニとスナップエンドウに手かん水をしてほ場を後にした。

  

 昨日で、三日間かけてビニールハウスのビニール展張を終え、本日は植付け準備で、耕うんと施肥、そして畝立てまでを想定して作業に取り掛った。春カボチャ栽培を止めてパッション栽培を検討していたが、パッション苗の販売終了を聞いて、畝立てが終る頃にはハウスの栽培品目は決まった。春カボチャ栽培については、イノシシ対策の妙案を練りながら仕切り直そうと思っている。

 4時を過ぎると日の傾きが早くなり、いいタイミングで畝立てを終えて帰路に就いた。明日は、マルチ張りとかん水設備を設置し、畝間の防草シートを敷いて完成させたいと算段している。キュウリの1回目の追肥もそろそろ・・・だればまた(^^)/~~~

 

ただの畑人かと・・・

2020年10月24日 | 晴耕雨読
 朝晩20℃以下の気温に冷たい北風が吹いて、鍋料理やシチューが食べたい季節になった。農作業には快適な季節になり、適度な休息も忘れて作業に夢中になり、帰宅すると決まって足の裏が痛み、今年もかと思う。

  

 昨日と本日で、懸案のズッキーニの定植を終わらせた。ズッキーニは種苗メーカーの種の切替え時期で種不足、何とか手に入れた種の発芽の悪さに閉口しながら何とか定植まで漕ぎ着けた。特にオーラムは50%以下の発芽率だ。定植の後は、手かん水に併せてかん水設備の試験を行った。

 午後はビニールハウスの設置に舵を切り、3棟の内1棟を完成して本日の打ち止めになった。ハウスの周りは、イノシシによる掘り起こしが酷く、近辺に居座った様子だ。いずれにしても、やられっぱなしと言う分けにも行かず、お灸の罠でも仕掛けようかと思案している。

 しばらくは好天の予報なので、ビニールハウスを完成させて、終わればビニールハウスの耕うんや植付け準備に取り掛ろうと思っている。強風の中、ビニールハウスのビニール展張しながら思うことは、10年近く同じ事をやっている自分があって、「ただの畑人かと・・・」、そんな事をふと思った。だればまた(^^)/~~~

日残りて昏るるに・・・

2020年10月22日 | 晴耕雨読
 2度寝3度寝で7時近くに起き・・・昨日の天気予報でNO業はインプット済みなので心身が仮眠状態になったのだろう。起きるとまだ降雨はなく、TVで雨雲の動きを見て、朝飯前に急きょ出畑モードに切り替えた。鈍よりとした雲行きに熱低に向かって吹く暖湿感たっぷりの南風、いつものようにオクラを収穫して倉庫で袋詰めをすると帰宅した。

 昨日は、降ったり止んだりの中で大降りもないのでスナップエンドウの播種を決行して、ついでにキュウリの1回目の防除も終わらせた。スナップエンドウの播種は定植機を使って、楽でスムーズに短時間で6dlを播き終えた。4月のオクラの播種で、定植機による播種は実証済みだった。

 週末からの予報は晴れマーク一色、ズッキーニの定植にビニールハウスの設置、終われば春カボチャの準備に取り掛ろうと思っている。本日は、「三屋清左衛門残日禄」を3本も見て過ごした。歴史小説の世界では、司馬遼太郎が太陽で藤沢周平は月らしい。おそらく、司馬遼太郎の小説は大河ドラマになるが、藤沢周平は短編ドラマなんだろう。

 「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」、老いたとは言え、お迎えが来るその日までは一生懸命に生きなければならない、そんな意味らしいが、そうありたいなと思う。だればまた(^^)/~~~

不燃焼ぎみで・・・

2020年10月20日 | 晴耕雨読
 読めない天候に不燃焼ぎみで、うっぷんを晴らすかのようにとりとめももないブログを綴っている。先行作業も先行しただけの話で、結局は例年どおりなのかも知れない。特に、ラニーニャ現象の時は、不安定な天気が多いように思う。朝イチのオクラの収穫で通り雨に濡れ、すっかりやる気をなくして早々の帰宅になった。

 後は、ふて寝ならぬふてTVで録画した「ボディーガード」を観て過ごした。ケビンコスナーのスーツ姿に当時の流行を感じ、ホイットニーヒューストンの声量に圧巻の思いで不燃焼を忘れてしまった。外を見れば降ったり止んだりで、倉庫の戸締りのついでに出畑してキュウリの誘因で本日の打ち止めになった。

 明日は晴れマークの予報だがその後は雨マーク、土日あたりまでは好天が望めそうもない。予定していた、ビニールハウスの設置に舵を切るかなと思案している。いずれにしても出たとこ勝負・・・だればまた(^^)/~~~

白一色の供花

2020年10月19日 | 晴耕雨読
 終日日照はなく、霧雨の中、上下のヤッケを着てオクラの収穫をしながら一日を巡らした。多めのオクラを直売所に届けると、かん水資材を積込んでズッキーニ畑に向かい、霧雨による湿感とやぶ蚊に翻ろうされながらズッキーニのかん水設備を完成させた。作業は全体の構図をイメージして、後はパーツの在庫によってあの手この手を駆使するだけ、この発想は、若い頃のエンジニアの経験で自然に身に就いた。

 午後も天候は回復する見込みもなく、ならばと懸案の墓参に舵を切った。先ずは供花の採取から始まり、畑の周りのホワイトジンジャーを数本切り取り、程よく咲いていたエンサイの花も採取して、白一色の供花になってしまった。墓前には菊の花が似合いそうだが、白と緑のコントラストも南国らしくて・・・フヨウの花もあったな~と次回の供花を想像した。子供の頃の供花は、そこらに咲く草花だったように記憶している。

 帰宅して予報を見ると明日も雨の予報、出たとこ勝負で晴れ間があれば、スナップエンドウの播種やキュウリの防除をインプットしている。ズッキーニの定植は週末になりそうだ。だればまた(^^)/~~~