奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

桜の開花が・・・

2024年03月30日 | 晴耕雨読
 全国的に寒さで遅れていた桜の開花が一斉に始まったようだ。島は、テッポウユリがポツポツと咲き始めて、春から初夏の様相になってきた。地方紙では、奄振予算の可決が報じられ、沖縄との交流がこれからの目玉らしい。ハワイを抜いた沖縄の観光が、あわよくば奄美に流れ、さらには鹿児島本土までと、そんな思いなんだろう。

 夏作の準備はかん水設備の設置も終えて、苗の生育を待つばかりになった。終盤になった冬作のミニキュウリやインゲンに続いて、春獲りのミニキュウリの収穫がポツポツと始まり、昨日は、ベと病対策の防除と1回目の追肥を行った。

 本日は、少な目のミニキュウリとインゲンの収穫を終えると、冬作のほ場に移動してワケギの種ネギの採取、株ごと引き抜くと、半分に分けて、乾燥でマルチの上に並べた。

 午後は、らしく成長してきたズッキーニの追肥と畝間の除草剤散布を行った。明日から天候は下り坂、夜には豪雨の予報もあって、しばらくは雨三昧の日々になりそうだ。取り敢えず、明日の午前は、赤毛瓜の播種と豪雨に備えての排水対策をと思っている。

 3月も残すところ1日、4月は気温の上昇と共に、前線の通過で梅雨に似たような天候が到来する。夏が苦手な小生には試練の季節の到来だ。それでも、何とか乗り切るしかないだろう・・・だればまた(@^^)/~~~

夏作の準備

2024年03月27日 | 晴耕雨読
 予報は曇りに時雨、気温は20℃以下になり、農作業にはまたとない適温だ。ミニキュウリとミニトマトの収穫をしながら、一日の活動を巡らす、かん水設備の設置か、敷く草の採取、いずれにしても降雨次第の状況判断で、野菜の出荷を終えると、ゴーヤの播種からスタートした。

   

 播種は30分ほどで終わり、「やるか~」と意を決して、仮払機を積込んで河川敷に移動し、ススキの刈倒しを行った。例年の倍の植付けを計画したので、所望のススキの量は軽トラ4台分、二日がかりの作業を想定して、取敢えず、本日の分を刈倒して、午後の残務に。

 午後は雨の予報が晴れ間に変り、刈倒したススキを畑に搬送しながら、作業性の良さに本日で終わらせそうな予感がして、2時間足らずで、2日がかりの作業を終わらせた。軽トラ横づけで刈倒したススキの積込みが出来たこと、ほ場は、電柵を取外して、畝まで軽トラで搬入できた。何よりも軽トラから直接、しゃがむこともなく、畝全面にススキを移送できた。まだまだ、作業性の向上をはかる余地があるんだなと感嘆を。

 仕上げは、取外した電柵を元に戻し、ビニールハウスに移動して、サイドビニールをクローズして本日の店仕舞いになった。夏作のハードワークは全て終えて、明日は敷く草を畝全面に広げ、かん水設備の設置をインプットしている。明後日からは雨マークが並び、本日の敷く草作業には、してやったり感たっぷりだ・・・だればまた(@^^)/~~~

夏作第一弾・・・

2024年03月24日 | 晴耕雨読
 初夏を彷彿させるような陽気に倉庫前の公園では家族連れで賑わい、夏作の準備にラストスパートをかけた。昨日は8畝のマルチ張りを終えて、本日は、イノシシ対策の電気柵を再設置した。カラスにイノシシ、ネズミ対策も必須で、気温が上がってくると雑草に病害虫対策も盛り沢山だ。農業とは正に自然との闘いだ。

 夏作の第一弾が終わり、これからは第二弾の苗作りに取掛る。ミニ冬瓜が中々発芽してくれず、例年以上に苦戦中で、再播種を検討している。ゴーヤは根を出すための保温中で、明日あたりから、2回目のオクラの播種に取掛ろうかと算段している。予報の晴れマークは明日まで、その後は雨マークが並び、島の農業は天候の見定めが最大のポイントだ。

 地方紙は予想したように、地方公務員の人事異動に首長の施政方針、平和と言えば平和なんだろうとアイロニーを。東シナ海側の村では、4月から温泉リゾートビーチがオープンするらしい。近郊にあるリゾート施設は閉館になり、莫大な奄振予算を継ぎ込んで、開館以来黒字になることはなかったらしい。ネリヤカナヤ的な発想の産物かも知れない・・・だればまた(@^^)/~~~

 

夏作のマルチ張り

2024年03月22日 | 晴耕雨読
 多分に今季最後の冷え込みは、猛烈な陽射しになり、上下のヤッケを脱いで麦わら帽子にワイシャツ姿での一日に。終盤になったミニキュウリ(ピノキオ)とインゲン、近々に撤去をインプットしながらの収穫になった。倉庫で袋詰めを終えると、潅水チューブやマルチを積込んで夏作のほ場に向かった。

 昨日の畝立ては、思いのほか生乾き、多分に、ハードな筋トレ農業を想定しながら、2畝のマルチ張りを仕上げて午前の店仕舞いに。5カ月ぶりの筋トレの農業、大汗をかきながら、ちょっとバテぎみの作業に、無理は禁物と午後に委ねた。

 午前の作業の反省を踏まえて、マルチを95cm幅から120cmに変更、3畝を仕上げて、合計5畝のマルチ張りで本日の店仕舞いになった。ほ場周辺の防風林にはカラスが高見を・・・張ったマルチにボコボコに穴を開ける気かなと直感して、いつものトンネルアーチ支柱とテグスで、カラス対策を行った。

 時刻は4時、ビニールハウスに立寄り換気で解放したサイドビニールを閉めて帰宅すると、ゴーヤとモーイの種が届いていて、早速、ゴーヤの催芽処理を行いぬるま湯に浸けた。ゴーヤの種は、明朝、湿った布でくるみ、保温器で出根までもって行く算段だ。

 明日は、残り3畝のマルチ張りを仕上げて、余力があれば取外し中の電気柵の復旧をインプットしている。イノシシの活動は、鳴りを潜めているが、油断をしたところに必ずと言っていいいほどに出現する。カラスもそうだが、人間の微妙な感性を見抜いているようだ・・・だればまた(@^^)/~~~

早朝のイソヒヨドリの・・・

2024年03月20日 | 晴耕雨読
 早朝のイソヒヨドリのさえずりが心地よい季節に、今年も軒下に巣を作ってくれそうな雰囲気だ。天候は薄曇りに猛烈な北風、ビニールハウスのミニキュウリとインゲンの収穫からスタートした。インゲンは、例年にない不作で、近々に撤去をインプットしている。撤去の跡には、いつものズボラ農業でオクラでも植えてみようかと思案を。

 直売所に野菜を届けると、強風の中でヤッケの風ぼうをかぶりながら、茎ブロッコリーの再度の倒伏対策を行った。先日の防除で少なくなったもののアオムシがちらほらと、捕獲しながら再度の防除をインプットした。

 午後も猛烈な北風は治まる様子もなく、オクラの1回目の苗作りに取掛った。これまで直播で対応してきたが、低温になると発芽が悪く、発芽しても害虫の洗礼を受けて、補植で何とか凌いでいた。今季は、苗での定植を決めて、5cmポットに3粒の播種を行った。株間50cmでの植付けでは、予備苗も入れて400ポットの苗作りになりそうだ。

 この北風でほ場は乾燥し、明日は一気呵成で、施肥に耕うん、畝立てまで行くかなと算段を。播種から1週間が過ぎた冬瓜は未だに発芽の気配はなく、この後に続くゴーヤや赤毛瓜の播種にも、遅れが生じそうだ。それでも、その内に気温が上がってきて、何とかなるさと思うしかない・・・だればまた(@^^)/~~~