奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

春カボチャの準備

2014年11月06日 | 晴耕雨読
 朝イチにパッションの手かん水を行った他、終日春カボチャのほ場の耕うん作業で過ごしました。さすがに、7時間もトラクターを乗ると老体には堪えます。

 午前は30aの粗耕しを行い、2回目の仕上げの耕うんは日没まで掛りました。表土は程よい乾燥状態でしたが、仕上げの耕うんは、内部の粘質に悪戦苦闘しながらの作業になりました。これで、春カボチャのえん麦の播種の準備は終わり、後は注文した種の入荷待ちになりました。

 終日トラクター作業をしていると、北海道農業大学校でトラクターの研修を受けたことを思い出しました。研修生のほとんどがトラクター作業が嫌いとのことで、今日の作業で何と無く解るような気がしました。時速1キロの速度で畑の中を行ったり来たり、北海道では農繁期になると夜半までライトを点けて耕うん作業をするそうです。ぼぉ~っとしそうな速度ですが、畑の端に来ればロータリをアップして180度ターンを行い、すかさずロータリーをダウンして直進に入ります。この操作を7時間繰返しました。気を抜くと事故に繋がり、トラクター作業による死亡事故は結構多いです。
  

 本日はまたキュウリの収穫はできず、明日の朝イチに行い、直売店に届けようと思っています。懸案のえん麦の播種の準備が終わりましたので、そろそろ玉ねぎやズッキーニの定植に取掛ろうと思っています。