奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

ラーメンの恋しい季節・・・

2023年11月30日 | 晴耕雨読
 予想に反して、久しぶりの雨の一日、朝イチの衛星画像の雨雲の動向で、少しは降るかなと、ズッキーニやキュウリの追肥をインプットしていたが、見事なほどに的中してしまった。「ベと病」らしきキュウリの様子に防除もインプットしていて、小雨の中の防除になってしまった。

 予報は曇り、ズッキーニやキュウリの収穫をして倉庫に着くや否や降り出して、恵の雨のような感で袋詰めをすると、直売所に届けて早々の帰宅になった。帰宅するとベと病をあれこれと調べ、在庫の農薬で対処することをインプットした。

 ランチは、気温が下がって待ちに待った生ラーメンの季節、豚骨の醤油味に茹でた小松菜にザーサイをトッピング、チャーシューの代用は薄切りのロースハムだ。仕上げはマイ畑産の琉球20日ネギ、ラーメンが三倍は美味しくなる至福の香りだ。

 午後は、晴れ間が出てきたのでズッキーニとキュウリの追肥、終わって、キュウリの防除を始めるとポツポツと降り出して、止めるに止められず強行した。たぶんに、雨の日の防除は効果がないだろう。

 倉庫に資材を格納すると、明朝のズッキーニの接受の準備と収穫、明日から野菜の陳列場所を変えると言う連絡に、直売所に立寄り本日の打ち止めになった。防風林のせん定に気合を入れると肩透かしの雨、明日から12月、いよいよ日照の少ない島の冬の気候になるかな~と・・・だればまた(@^^)/~~~

ツワブキの季節

2023年11月29日 | 晴耕雨読
 沿道の斜面はツワブキの花が彩り、奄美の冬の様相になってきた。気温14度、ほ場に着くと寒暖差に猛烈な朝露、冬野菜はこの寒暖差に生き返っているような様子だ。ズッキーニの接受と収穫、終わるとキュウリにワケギの収穫と続いた。ワケギ(琉球20日ネギ)は、出荷準備の大変さもあって前季の1/4程度の植付けにした。

   

 ランチを早めに済ませると、防風林のせん定で検討していた梯子の購入に市街に。所望の梯子はなく、4.5mの梯子に代用できる脚立を購入して帰宅した。トラクターのバッテリー交販に続く出費だが、野菜販売で取り返すしかない。

 午後は、ボチボチと食害が出てきたスナップエンドウや茎ブロッコリーの防除、ついでにハウスのインゲンの防除も行った。野菜は物を言わないので、日頃の観察から察知するしかない。生産者は医者にも似ているような気がする。

 11月も明日で終わり、梯子の準備も整ったので、いよいよ、実家の防風林のせん定に取掛ろうと老体に気合を。例年にない、一番高い枝のせん定を算段している・・・だればまた(@^^)/~~

琉球20日ネギの香ばしさ

2023年11月28日 | 晴耕雨読
 本日は久しぶりの散髪と決めていて、日課のズッキーニの接受と収穫、いつもより多めのキュウリの収穫と続いた。収穫野菜の種類が増えてくると、やっと来たかと、ちょっとした至福の瞬間だ。北帰行でひと月近く収穫が遅れていて、いつにもない好天に救われいる。

 2軒の直売所に野菜を届けると、育苗ハウスの苗や資材の片付けを行った。育苗中の苗は、年内に植付けを予定しているミニキュウリだけになった。

 午後はランチも早々に済ませ、市街に散髪に出掛けた。12月は混んで予約取れないので、比較的に余裕のあるこの機にと先行した。帰宅すると、出畑して、病害や害虫による食害を丹念に観察し、水不足かなと思いながら、明朝の手かん水をインプットした。

 この時期の奄美は雨の日が多く、水不足なんて言うもので悩んだ事がない。週間予報には晴れマークが並び、12月には雨マークがちらほらと・・・後は、直感頼みのかん水になりそうだ。

 明日は、特段の想定作業はないが、午前はオールかん水・・・後は思い付きの一日になりそうだ。キュウリに続き、琉球20日ネギの出荷もインプットしている。琉球20日ネギは、ラーメンが3倍は美味しくなるような香ばしさだ・・・だればまた(@^^)/~~

対策をあれこれと・・・

2023年11月27日 | 晴耕雨読
 ここ数日、朝イチは快晴だが昼近くには曇って、気温も湿度も高く冬の気候にはちょっと程遠い。しかも、放射冷却現象は皆無で、先日までの様相が一変している。

   

 ズッキーニの接受と収穫を終えて、チューブかん水をしながらキュウリの食害を観察、5センチぐらい実を好んで食べていて、あれこれと対策をイメージしながらビニールハウスに移動した。全ての野菜の観察は日課、今朝は、キュウリのラストの鉢上げにネズミの食害対策、さらには、スナップエンドウの2回目のPPヒモによる誘引をインプットした。

   

 先ずはキュウリの食害対策、殺鼠剤を入れる塩ビ管に重しとなる袋の確保、重しは肥料袋に砂を入れ、塩ビ管はカボチャ栽培で使用したものを活用した。ほ場周辺に殺鼠剤を付設するとイノシシが食べて効果は激減、ならばとイノシシが近寄れない電柵内に塩ビ管に入れて付設を・・・重しはカラスが塩ビ管をひっくり返さない対策だ。カラスも殺鼠剤への興味は旺盛だ。

   

 午後は、ラストのキュウリの鉢上げを終わるとスナップエンドウの誘引作業からスタートした。作業は小一時間で終わり地這いキュウリの誘引、いつものズッキーニの雄花の採取と続いた。雲行きが怪しくなってポツポツと来たが本降りはなく、午前に準備した塩ビ管をキュウリの畝に付設し、重しを載せて、塩ビ管の中に殺鼠剤を入れた。

 イノシシ対策から始まってカラスにネズミ、年が明けるヒヨドリ対策、その間には病害虫にカタツムリと盛りだくさんの自然環境だ。当然ながら季節風対策も必須だ。農業とは、悠々自適には程遠い生業だ・・・だればまた(@^^)/~~~

アウトドアーが生業・・・

2023年11月26日 | 晴耕雨読
 終日、太陽に雨風の中を生業にしていると、帰宅すると屋外に出るのが億劫になる。その逆の生業は、屋外に出て、気分転換をと思うのだろう。コロナ騒動の頃から、釣りへの関心もすっかり無くなってしまった。

 朝から雲一つない晴天、放射冷却現象による朝露もなく、かん水設備をしていない野菜はどうなんだろうと一抹の不安が横切る。ズッキーニの接受と収穫、少な目のキュウリを収穫してビニールハウスに移動した。

 実家の防風林のせん定は、ちょっこしハードワーク過ぎて、いつになく気乗りがしない。9mの梯子を買おうか迷いながら、ずるずると師走になりそうだ。2軒の直売所に野菜を届け、墓参の花の購入に市街に出掛けた。

 午後は月例の墓参からスタート、終わると思い付きで、かん水設備のない野菜の手かん水を行い、ラストはズッキーニの雄花の蕾を採取して本日の店仕舞いになった。キュウリの実には食害が出ていて、たぶんにネズミかなと・・・山裾に近い集落では、クロウサギが出現しているらしい。特別天然記念物では、うかつに捕獲も出来ず、悩ましい世界になるかも知れない。

 明日も晴れマーク・・・ボチボチと防風林のせん定に取掛るかなと算段を・・・だればまた(@^^)/~~~