奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

今日からGW

2022年04月29日 | 晴耕雨読
 本日からGW、日頃お世話になっている弁当屋さんも臨時休業に入り、昼食が心配の一つになってきた。天候は出たとこ勝負、衛星画像の雨雲の動向が読めない時は、いつものダメ元直感で行動をしている。テレビは、コロナにウクライナ侵攻、円安に物価の高騰とネガティブな印象だが、GWは国内外を問わず観光は賑わい、島のレンタカー予約も空きがないようだ。

 本日は早朝から雨の予報に遅めの出畑、いつもの手順とは逆に、出荷の後に収穫に取掛り、収穫の後は、もう一軒の直売店に出荷してひと段落着いた。午前は晴れの予報だったが降ったり止んだり、ミニキュウリの追肥で店仕舞いになった。

 午後は本降りになり、市街に買出しに出掛け、後は、衛星画像の雨雲の動向を観て出畑し、ズッキーニの接受の準備をして帰路に就いた。夕方には気温が27℃から23℃に下がり、エアコンを切って長袖に着替えた。梅雨期は、前線の北上と南下で気温が目まぐるしく変化し、南下すると気温は下がり過ごし易くなる。

 夕方、直売所に立寄るとマイ野菜は良く売れていて、明朝の出荷をインプットした。そろそろ、ハウスのインゲンやスティックセニョールの撤去をしたいが・・・だればまた(@^^)/~~~

「朝飯前作戦」

2022年04月27日 | 晴耕雨読
 夜温は27℃から下がらず、中々寝付けないまま朝方には26℃になってやっと眠りに就いた。眠たい目をこすりながら、テレビの天気予報を見ると、島と並行するように雨雲の帯が、1、2時間で雷雨になることを予期した。本降りの中でのズッキーニの接受や収穫は出来ないので、ここは「朝飯前作戦」で行こうと意を決した。

 時刻は6時、この時期は夜明けも早く、ポツポツと降る中、30分ほどでズッキーニの接受と収穫を済ませビニールハウスに移動した。ミニキュウリの収穫を始めると断続的に降ったが本降りはなく、倉庫で野菜の袋詰めを始めた途端に本降りになり、「朝飯前作戦」は見事に的中した。帰宅すると、さらに雨足は強くなり、雷雨も始まって、録画した朝ドラを見ながら朝食を摂った。

 午後は雨でする事もなく、この機にと月末の支払いや経理で過ごした。ついでに、パソコンで島の2週間の予報を見ると雨マーク一色、「雨見大島」になりそうなGWの装いだ。沿道には、梅雨の花「クチナシ」も咲き始めた。毎日が出たとこ勝負の日になりそうな・・・だればまた(@^^)/~~~

 

白い長靴

2022年04月26日 | 晴耕雨読
 梅雨としか表現のしようがない・・・ジメジメ、シトシト、ねっとり、気温は高く曇天、せめてもの救いは南風が強く、湿気をいくらか飛ばしてくれる、終日そんな一日だった。梅雨空を一掃できないものかとしょうもない事を考えてみた。

 

 ここに、今朝卸したばかりの白い長靴がある。低価1800円を通販の15%引きで1500円で購入した。長靴は、雨の多い奄美では必携の道具だ。白い長靴に至るまで、マリン風、アウトドア風等々、あれこれと履いてみたが、畑作業には今一つ馴染めなかった。マリンやアウトドア風は、重くて長時間の農作業には不向きで、しかも耐用性が悪かった。普通の黒い長靴も履いたが、高温時には蒸れて、白い長靴に落ち着いた。

 かれこれ10数年愛用をしているが、ほとんど毎日のように履いて、1年半~2年が寿命だ。そろそろかなと思って、先週、通販で注文をしたところ、宅配の前日に踵から水漏れがしてきた。長靴は、一番負荷がかかる踵部から亀裂が入ってくる。長靴の寿命なんだろう。

 露地のインゲンやゴーヤはネットに絡み、ミニ冬瓜がマルチの外へ這うように成長してきた。この高温多湿の環境で、生育はさらに加速するだろう。卸売市場のインゲンのセリ値が良いので、どうしたものかと心が揺れている・・・だればまた(@^^)/~~~

アカショウビンにコンロンカ

2022年04月25日 | 晴耕雨読
 久しぶりの陽光、無風で猛烈な湿感の中、ハウスの換気からスタートした。予報では28℃の夏日に、たぶんに室温は30℃近くにまで上がるだろうと思いながら、ズッキーニの接受と収穫を行った。昨日の午後は雷雨があって、ほ場の浸水を懸念していたが、排水対策が功を奏して大過はなかった。

 

 ハウスに移動してミニキュウリを収穫すると、ズッキーニと併せて直売店と無人市に届けて、後は、2回目のゴーヤの定植で午前を終えた。衣服は、蒸し暑さと汗でびしょ濡れ、ただ、夏作の全ての植付けが終えた事に、ひと段落がついたような安堵を覚えた。今朝はまた、ズッキーニの収穫をしながらアカショウビンの鳴き声を聞いた。今年もハイヌ風に乗って、梅雨空と一緒に飛来したようだ。ふと目をやれば、ほ場の周りには梅雨の花コンロンカの白い花が咲き始めている。

 陽光は明日まで、その後は雨マーク一色だ。明日は30℃の予報、気合を入れて出たとこ勝負で行くかなと・・・だればまた(@^^)/~~~

北からの悲報

2022年04月24日 | 晴耕雨読
 終日の雨に、ネットの衛星画面で雲の切れ間を探しながらズッキーニの接受と収穫を敢行し、なるべく洗濯物を減らす工夫で短パンに上下のヤッケで降雨に備えた。降雨の心配がいらないのはハウスぐらいで、ミニキュウリとスティックセニョールの収穫を終えると倉庫で袋詰めをしながら直売店の開店を待った。

 直売店では、連日の雨模様にも関わらず、観光バスやレンタカーが駐車していて、マイ野菜も良く売れていて有難い限りだ。今朝も小雨の中、山盛りの野菜を届けて早々の帰宅になった。

 テレビでは北国の観光遊覧船の悲報が流れ、小生も十数年前にこの地で遊覧船に乗った事を思い出した。この時期の北の海はまだ冷たく、首相が日程を切上げて帰参したのも最悪な事態が想定されての事だろう。

 若い頃、パイロットのオペレーションルームに立寄る機会があったが、そこには、北海道の地図の周りに等圧線が引かれ、等圧線の間には数字とhと言う文字が記されていた。後で知ったことだが、墜落した場合の冬の北の海での生存時間だと分かった。この時期の北の海の温度は4℃、入水すると15分ぐらいで気を失うそうだ。漁師の世界では「板子一枚下は地獄」と言われ、冬の海はさらに厳しいのだろう。

 午後も「雲の切れ間」作戦で、明朝のズッキーニの接受に備えてめ花にプラコップを被せ、お花の蕾を採取して、本日の店仕舞いになった。明日は晴れの予報、そろそろゴーヤの定植ができればと・・・だればまた(@^^)/~~~