奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

防鳥ネットの取付け

2021年11月29日 | 晴耕雨読
 天候は奄美の冬に多い典型的な曇り空、朝イチの作業を終えると一昨日から取り掛かっている防鳥ネットの仕上げに取掛った。既製品の幅や長さのネットを現状に合わせるとことは至難の業で、しかもネットの細さに絡みやすくて思いのほか手こずってしまう。四面は幅1.8mのネットで囲み、天井部は幅9mのネットで覆う。規格品なので長さが足りない分は、当然ながら途中で繋ぐと言う作業が必要になる。イライラする気持ちを抑えながらスナップエンドウのほ場を終わらせた。

   

 午後は買出しに出掛けてのスロースタート、これまでの経験から、ヒヨドリはレタスやジャガイモの葉も好む。トンネルハウスの支柱でネットを張るイメージをしていて、試行錯誤しながら幅1.8mのネットで十分に対応が出来、洗濯バサミを活用することで作業性が図れることを確認した。レタスのラストの定植やジャガイモの芽出しが終わった頃合いに仕上げようと算段している。

   

 想定した年内の作業は粗方終わり、後は収穫と管理作業だけになる。トマトは第一花房のホルモン処理が始まり、インゲンやスティックセニョールの生育も順調だ。今年ラストの作業は、ペーパーポットを活用したレタスの苗作りと定植を予定している。明日は前線が近づき雨になりそうな・・・だればまた(@^^)/~~~

連日の好天に

2021年11月27日 | 晴耕雨読
 連日の好天に、あれもこれもと奮励の日々を過ごしている。リレー栽培は、キュウリとズッキーニの収穫と出荷が日課になり、昨日6月から続いたオクラの撤去を行った。台風の害もなく、昨年に続いての皆勤賞の野菜になった。

   

 冬の農業は夏の農業と違って早朝の出畑はなく、夜明けは遅く、気温もそこそこに上がってからの活動になる。8時頃からズッキーニの接受を開始して収穫と続き、キュウリの収穫を終わる頃には9時過ぎになる。それから隔日のかん水に取掛り、終わるとハウスに移動してかん水をしながら、トマトのホルモン処理や生育状況を観察する。ハウス野菜の生育は思いのほか順調だ。

   

 倉庫でズッキーニやキュウリの袋詰めをして直売所に届けると、午前の残り少ない時間を活用して、スナップエンドウの手かん水やジャガイモの芽出しを行う。午後の段取りもこの時間に決まり、昨日はオクラの撤収の後に、急きょトラクターによる耕うん作業に舵を切った。

 本日の午後はtotoリストの最後の作業、スナップエンドウの防鳥ネットの設置に取り掛かかった。防鳥ネットはスナップエンドからロメインレタス、ジャガイモと続き、冬はヒヨドリとの戦いなる。だればまた(@^^)/~~~

12月並みの寒気の到来

2021年11月24日 | 晴耕雨読
 12月並みの寒気の到来で、今朝は暖房を入れた、ラニーニャの影響なのか寒い冬になりそうだ。久しぶりの陽光に満を持しての出畑、ズッキーニの接受が日課になり、少な目のズッキーニの収穫からキュウリと続いて、後はかん水をしながら一日の活動を巡らす。お天道様との付き合いで朝令朝改は日常、ハウスの観察とかん水を終えると一日の段取りは決まった。

 先ずは朝イチの収穫物を直売所に届け、昨日の残務でスナップエンドウの株元の草取りを終わらせた。気温16℃、カートに座って体が凍ばりそうな作業だ。草取りと併せて脇芽取りと誘引も行う、鹿児島の研修先の農家がこぼしていた、若い人が一番に嫌う作業らしい。

 午後はスナップエンドーのPPヒモによる3回目の誘引作業、1週間で10センチは伸びるスナップエンドウの毎週の作業になる。これを怠ると、当然ながら強風で無残な姿になる。途中、来訪者があってスナップエンドウを観て、あれこれと質問があった。誘引作業が終ると中途になっていた、ズッキーニの支柱への固縛を終わらせた。しゃがみ作業の多い一日で、明日でもいいかなと思いながら、好天に誘われて奮励の一日になった。

 明日も晴れの予報、ハウスのスティックセニョールの補植とオクラの撤収を想定している。だればまた(@^^)/~~~

ズッキーニの収穫

2021年11月23日 | 晴耕雨読
 沿道はツワブキの黄色い花が彩り、ポンカンが色づき始めた。島の気の早い生産者は、卸売市場や直売所にポンカンや津之輝のミカンを出荷するようになった。多分に、甘みは少なく水っぽい味なんだろうなと想像をしている。

 昨夕から猛烈な季節風となり、風に弱いズッキーニを案じながら出畑した。半分ぐらいは強風による折損を覚悟していたが、茎葉が折れたぐらいで、意外に持ちこたえていた。接受を済ませると収穫に取掛り、折れた茎葉の処分を行うとキュウリの収穫と続いた。キュウリも強風の洗礼を受けていた。ハウス野菜の観察とかん水を終えると2軒の直売所に野菜を届け、キュウリの追肥で午前を終えた。

 午後はスナップエンドウの株元の草取りと脇芽取り、カートに腰掛けてチマチマと3畝ほどを終わらせた。一番花がポツポツと咲いていて、前季とほぼ同じ進行だ。明日は残務の草取りを終えて、スティックセニョールの定植をインプットしている。今季は例年と同様にエルニーニョ現象の年で、寒い冬になりそうだ。だればまた(@^^)/~~~

 

ズッキーニの接受

2021年11月20日 | 晴耕雨読
 島のコロナ感染は鳴りを潜め、警戒レベルは3から2に落ちて、ほ場の横を大型観光バスが通り過ぎるようになった。島の高校の九州大会での活躍や若い市長の誕生、さらには新造船の就航など話題が尽きない。来週には、地元で花火大会も催されるようだ。

 二日ぶりに晴れて、溜まったtotoリストの消化に、いつものルーティングで、ズッキーニの接受やキュウリの収穫をしながら一日を巡らす。キュウリは少な目の収穫で、先ずはスナップエンドウの2回目の誘引、終わるトマトの脇芽取りで午前を終えた。

  

 気温24℃、こち風で爽やかさはないが、いつもの直感が働いて午後はロメインレタスの定植に舵を切った。128トレ-、発芽率はほぼ100%で、ポンポンカッターに手作りの穴掘機を駆使して定植を終えた。昨日は雨ですることもなく、3回目のレタスの播種をあれこれと考えて、ペーパーポットでの播種にすることにした。

 ネットでペーパーポットのノウハウを調べて、島の2軒のホームセンターを訪ねたが、販売の痕跡さえなく、帰宅してネットで注文した。ペーパーポットでの苗作りは、定植の容易さに利点があって、これからの苗作りに展望が開けそうだ。

 明日は、キュウリの多めの収穫からスタートして、スナップエンドウの株元の草取り・・・そんな所かなと思っている。来週にはスナップもトマトも一番花が開花するだろう。