奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

攻めるよりエール・・・

2021年01月30日 | 晴耕雨読
 テレビでは、沖縄の宮古島のコロナ感染が深刻な状況で、小生の友人の親戚が重篤化して、自衛隊のヘリで沖縄本島に緊急搬送されたとか・・・田舎だから安心と油断はできないらしい。左系の新聞では中々報道されないが、市長選打上げのどんちゃん騒ぎも要因らしい。たぶんに打上には県知事も同席していたのだろう、自衛隊としては迷惑な災害派遣要請だと、気の毒がるばかりだ。

 風見鶏の地元の新聞は、喉元も過ぎないうちに首相の「生活保護」を論評してきた。一般の人は「生活保護」なるものの言葉は知っていても、その実態や全容は知らないので、その辺を記事にしてはと思う。コロナ感染が拡大して、生活保護者は増えたらしい。

 本日は久しぶりの好天、しかも2、3日続きそうな予報に、春作の準備といつもの収穫・出荷に気持ちが揺れた。この時期の天候は瞬時、収穫を先行して、明日からの春作の準備に舵を切った。今朝はまた、発芽したミニキュウリを育苗ハウスに移した。

 午後はスナップを収穫して、午前に収穫したトマトとインゲンに併せて直売所に届けた。昨日届けた野菜は完売していて、高値の市場に出荷するか、地元の直売店か、気持ちは揺れる。コロナ感染などで休館の際は、軒下を利用した無人市の開催を提言したが・・・所詮、身銭を切らない役場OBの団体・・・さほど期待もしていない。

 先日、BSの討論番組で、ある医大の学長が、こんな時期だから「攻めるよりエールを」と、学内の医療従事者や学生に進言しているらしい。コロナで、医療従事者や観光産業は疲弊していて、与野党の言う事はどちらも正しいらしい。「攻めるよりエール」・・・名言だと感心した。

 ほ場の乾き次第だが、明日は春作の準備で耕運作業に取り掛かろうと思っている。イメージも資材も準備万端だ、だればまた(@^^)/~~~

出荷準備

2021年01月28日 | 晴耕雨読
 昨日までの生暖かさから一転して、鈍よりとした冬の天候になった。昨日は朝からの雨で、諦めの悪い小生もさすがに諦めてすることもなく過ごした。午後は陽射しが出てきて、月例の墓参に舵を切った。島は、旧暦の1日と15日に呆れるぐらいの律義さで墓参を行う、隣の沖縄とも違う先祖崇拝だ。

 島のコロナ感染は小康状態になり、休館していた直売店はオープンになったが出荷の気乗りがしない。生産者は常に受け身で、行政に振り回されるのもと・・・そんな事を考える。農家が扱っているのはなま物で、休館と同時にその出荷先を考えなければならない。補助事業がらみで活動している団体とは違う自助の世界だ。

  

 本日は予想していたような収穫日和、スナップにズッキーニ、インゲンを収穫して午前を終えた。帰宅して昼食を終えると曇天と強風に変わり、急きょ、ビニールハウスのクローズと隔週のスナップのPPヒモによる誘引を行った。作業を終えると、朝イチに収穫したスナップとインゲンの袋詰めで本日の打ち止めになった。

 明日は今週3度目の卸売市場への出荷だ。1月はスナップのセリ値が良いのでここぞとばかりに奮闘の月だ。来週から、卸売市場の2/3はタンカンで占有される、今季は台風の害もなく豊作らしい。豊作貧乏にならなければ良いがと危惧している、だればまた(@^^)/~~~

雨音で目覚め・・・

2021年01月26日 | 晴耕雨読
 バケツをひっくり返したような雨音で目覚め、時計を見るとまだ3時、トタンに響く雨音に寝れそうもなく早々の起床となった。家の作りで共通することがあって、島も北海道も屋根はトタンぶきがほとんどだ。北国は雪、島は台風対策で、同じトタンぶきでも北国の屋根は鋭角で、島はなだらかだ。そのせいで、大雨の日は、トタンに当たる雨音でテレビの音が聞こえないほど騒々しい。

 卸売市場に着いてスナップを並べると隣には先客が、そろそろと予期していたことだがライバルの出現だ。見知りの島の北部の御仁で、セリ値を探りながらの出荷の様子、セリの結果を楽しみに市場を後にした。

  

 午前の後半には雨が止み、雨上がりの猛烈な陽射しに加えて湿感、大汗をかきながらインゲンの収穫を終えると菌核病対策で防除を行った。隣のハウスのトマトは日に日に色付き、昨日はセニョールの一番目のつぼみを取り去った。セニョール(茎ブロッコリー)は、一番目のつぼみが50円玉の大きさになった時にこの作業を行い、脇芽からのつぼみの成長を促進する。トマトもセニョールも来週から収穫になりそうだ。

 早朝の大雨でほ場は滞水し、作業の選択肢がない中、秋作のかん水資材の回収や倒木の処理で午後を終えた。帰宅してネットでセリ値を見ると、思っていたほどのダウンもなく、まだ行けそうなそんな気がした。明日からの予報には晴れマークが並び寒も入りそうな・・・春作の資材が届いたので、ボチボチ取掛ろうかなと算段している。だればまた(@^^)/~~~

コノハズクの恩返し??

2021年01月25日 | 晴耕雨読
 南岸低気圧の通過で、一足早い春の訪れを彷彿させるような陽気になり、沿道の桜の蕾が一気に膨らんできた。今朝は早起きして卸売市場に出かけ、のんびりと思っていた本日も朝令朝改で、スナップエンドウの収穫と出荷準備となった。この時期の天候は半日単位で変化する。

  

 生暖かいコチ風の中畑に向かい、いつものようにスナップの収穫を始めて畝の終わりに来ると、こぶしぐらいの枯葉にも似たような物体が・・・。本人(本鳥)は防鳥ネットに絡み、目を細めて枯葉に成り切ったようにカモフラージュをしていて、こちらも無視して収穫を続けた。内心、網から解放するのは面倒くさいな~、御遺体になってもらおうかと迷った。

 気温は上がって陽射しが強くなり、取り敢えず、ビニールハウスの換気が終わってから、救出することに意を決した。前回と同じ場所で網に絡み、手袋で鷲掴みをすると意外におとなしくて、「こいつ、ひょっとしたらこの間絡まった奴か~」と思いながら、網ごと切り取って解放した。相変わらず鋭いくちばしと爪に難航したが、10分ぐらいで解き放った。

 夕方、帰宅して今朝出荷したセリ値をネットで見ると高値で、琉球コノハズクの恩返し?かなとニンマリした。明日は朝から雨の予報、今朝に続いて卸売市場に出かける予定だ・・・だればまた(@^^)/~~~

3度目の卸売市場

2021年01月21日 | 晴耕雨読
 5時前に起床、小雨の中、今年3度目の卸売市場に出かけた。暗闇の山道は、視力が弱った老体にはかなりの緊張感が走り、帰路は夜も明けて、時々ぼぉ~っとしてしまう。市場に着くと最前列に品を並べ、後は出荷された品と生産者名を見て回る。中には見知りの生産者名もあって、年が明けて小玉のカボチャが並ぶようになった。

 帰路は、いつものようにコンビニに立ち寄って焼立てのパンを購入し、帰宅するとレトルトのポタージュを朝食にひと息つく。後は、新聞、TV、ネットで一通りの出来事をインプットし、ラストは天気予報をモニターして一日の活動をイメージする。本日は小雨の予報に、ズッキーニとインゲンの少な目の収穫をして午前を終えた。

 午後は、ネットで春作の種(ズッキーニ・オクラ)の種を注文し、後は農協に出かけて春作の肥料を購入した。明日から天候は下り坂、気温は4月並みに上がって、出たとこ勝負になりそうだ。来週からは、キュウリやズッキーニの苗作りに取り掛ろうと思っている。本日は、スナップエンドウの高値のセリ値に乾杯!だればまた(@^^)/~~~