アイスホッケーU20代表 最下位で、ディビジョンIIＡ降格へ！

やはり恐れていた事が現実になりました。U20代表がDiv.ⅠBで最下位に沈み、来季からDivⅡAに降格する事になりました。
世界と戦うのに、ベストメンバーを派遣しないのですから、この結果も致し方ないのかも知れません。
今回のメンバーにケチを付ける訳ではありませんが、王子製紙の高橋・三田村、駒大苫小牧の大澤・高田・高木（いずれもFW）又GKの脇本（苫工）だって選ばれてしかるべきでした。いずれも国内の試合を優先したものと思われます。


いつもこの時期になると同じ事を言ってますが、今回の18～19歳の世代は、次の次の五輪を狙う大事な世代であります。今回の降格で、来季から世界のトップレベルの国と真剣勝負をする機会が殆ど無くなりますね。　≪Div.ⅡA≫　の上には、≪Div.ⅠB≫、≪Div.ⅠA≫、≪トップディビジョン≫ があり、来季から日本のU20は、『実質・世界の４部リーグ』で戦う事を余儀なくされます。

世界大会の日程は決まっているのだから、アジアリーグ側も、今回インターハイ北海道予選と日程が重なった、北海道アイスホッケー連盟や北海道高体連も、それに合わせる日程を組まないとアカンでしょう。言う事を聞かないのなら、『日ア連』がきちんと調整しないとアカンでしょう

もしサッカーのワールドカップの開催時期に、Ｊリーグの試合を優先して、日本最強メンバーを派遣しなかったらどうなるか考えれば、答えは明白です。


これから五輪を狙うべきこの世代のモチベーションは上がるのか？この体たらくで、ファン拡大や観客動員増が果たせるのか？アイスホッケー関係者は猛省して、今後に向けて、きちんとした展望を明らかにすべきでありましょう。