大相撲春場所は今日が千秋楽でした。小結御嶽海は6勝7敗から盛り返し、今日勝ち越しを決めました。
何と言うか、絶対に三役の座を死守したいと言う気持ちが強いのか、平幕は似合わないと言うか執念を感じますね。その執念を大関獲りに向けて欲しいが、まあ大関にはならないでしょう。
天晴れだったのは前頭2枚目若隆景です。上位陣と当たる地位で2大関を倒し、10勝5敗で堂々の技能賞受賞です。軽量ですがしぶといし相撲に粘りがありますね。
十両の東白龍は九日目まで1勝8敗と負けが込み、このまま大負けすれば幕下転落もあるかもと思われましたが、そこから6連勝し7勝8敗に留まりました。
幕下上位の高砂部屋の3人衆は、村田と寺沢が4勝3敗、深井が5勝2敗と揃って勝ち越しました。
また東洋大学が初めてインカレで優勝した時の主将の華王錦(村田・東関部屋)が引退を発表しました。42歳でした。お疲れ様です。3学年下の磋牙司(磯部)はまだ現役で頑張っておりますよ。
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気がかりなのは、今場所三役が誰も負け越し力士が居ない事から、照ノ富士が大関に昇格したとしても、小結が現段階でも3人おり2枚目で10勝したとは言え、若隆景が三役に昇格出来るかどうかですね。