[※ 『国民のしつけ方』(斎藤貴男著、インターナショナル新書010)…《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》↑]
日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275003)。
《休戦までの3年余で死者300万人を出した戦闘そのものについても、すでに憲法9条が施行されていた当時の日本は、占領者としての米軍の出撃基地となり、数千人が戦場に出動して、輸送や上陸作戦に備えた掃海作業などに従事した。ただし、本稿で強調しておきたいのは、朝鮮戦争に伴う特需景気をめぐる歴史認識だ》。
『●「証拠が出てくれば反省しなければならない」のだから、
反省してください』
《【社説】橋下市長発言 あまりにも非常識だ…太平洋戦争末期、
沖縄には日本兵のための慰安所が置かれ、日本人や朝鮮人女性が
集められた。沖縄は戦後も朝鮮戦争、ベトナム戦争の出撃基地になった。
今も米兵による性被害は続く。橋下氏の発言は過去の戦争を反省して
平和を構築する、被害者の苦しみを受け止め語り継ぐという普遍的な
価値観に完全に逆行するものだ。沖縄が置かれた現実に無神経であり、
軍隊の暴力性にも関心がないようにみえる》
『●青木理さん、逃れられない歴史的責任…「朝鮮半島が
平和になるために日本は努力をしなくてはいけない」』
「青木理さん…「日本がどう向き合うか。先の大戦で、ドイツは
敗戦して分断された。ところが、アジアでは解放された朝鮮が
分断された。プラス、日本は戦後、朝鮮戦争を梃子にして経済発展の
土台を築いた。基地は沖縄に押し付けたんですよ。つまり、今のこの
米朝の対立も分断も、日本は歴史的な責任からは逃れられない。歴史を
考えた時に、北朝鮮と単に対峙しているだけではなくて、どう向き合うか
というのは、自ずから明らかになってくる。
むしろ、朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない、
ということは忘れてはいけない」」
《また、今の朝鮮半島分断の歴史と朝鮮戦争休戦には、先の大戦や日本の
朝鮮戦争特需がその裏で大いに関わりがある。南北朝鮮には米国とは
別の日本への感情がある。国際社会の中で孤立するトランプと安倍が
蜜月であることは、外交的にも決していい状況とは思えない。また
トランプに頼りにされ、ふらふらと電話で妙な耳打ちや約束でもして
しまったら…。不安は尽きない》
『●映画『戦場ぬ止み』三上智恵監督:
「米軍基地は人を殺しに行くための出撃基地なんですよ」』
『●『沖縄スパイ戦史』: 「それまで『先生』と島の人たちに
慕われていた山下が抜刀した」…「軍隊の本性」』
《「森」は殺され、「美ら海」も殺され、基地から出撃した番犬様らは
「人」を…。そして、番犬様は格好の攻撃のターゲット。
出撃基地として「人殺し」「侵略」の恨みを買い、基地周辺も攻撃に
巻き込まれる》
『●「今の政治家は、戦後アメリカが利用するために地位を
残した人間の子孫で、アメリカにへつらうのが家業」』
「日刊ゲンダイのインタビュー記事【HOT Interview 「戦争経済大国」
斎藤貴男氏】…。風前の灯火のアイデンティティーさへ壊憲しよう
としている。加えて、そのアイデンティティーを守る過程において…
《積極的かつ自発的にアメリカに寄り添い、特需を享受した日本。
その醜い姿は、現代史教育でもほぼ語られていない》。さらに、
アベ様らの醜き歴史修正主義者の噴出。…斎藤貴男さんは、さらに、
《戦争で儲ける構造そのものは恥ずかしく罪深い。この史実の上に
立って『これからもそれでいいのか』と問いたいです》と」
斎藤さんの懸念…《財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安》《だから私は不安で、いつも怯えている。財界人や自民党の政治家たちが、いつか近場で、またああいう戦争を始めてほしい、米軍様、また仕掛けてちょうだいと願っているのではないか、と。》
経団連は、いまも「プルトニウムをつくる装置」核発電の再稼働を後押し、国家戦略としての「武器輸出」を推進。
『●ブレーキは無く、二つの「アクセル」な自公政権』
「防衛産業でつくる経団連の防衛生産委員会が、
事実上の禁輸政策だった武器輸出三原則を大幅に
緩和すべきだとする提言をまとめた。安倍政権が
進める三原則見直し作業に呼応した内容で、
官民一体を演出し、武器輸出解禁に道を開く狙いが
あるとみられる」
『●経団連の本音、「市民を戦場に連れてって」:
「米国の商売としての戦争」という地獄へ突き落す行為』
『●悪徳企業型徴兵制……「(自衛隊の)派兵はもちろんのこと、
派遣も反対」の中山素平さんは泣いている』
『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。
そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!』
「財界・経済界・産業界は、まさに「死の商人」……
「財界の鞍馬天狗」中山素平氏は泣いていないか?」
『●アベ様や「憲法尊重擁護義務を課せられた政治家」高村副総裁と、
是非、公開討論を!』
『●「平和憲法」が風前の灯火: 壊憲の坂道を転げ落ち、
アベ政権と与党自公は戦争へと火に油を注いでいる』
『●平和憲法を壊憲し軍隊を持ち「戦争できる国」の時代に:
「ネジレ」を取り戻し、「厭戦」の世に戻したい』
『●「人殺し」に行くのはアナタ、「自分は
“お国のために死ぬのはゴメンだ”と」言うヒトを支持する人って?』
『●望月衣塑子東京新聞記者、議論無く「「欧米列強に倣え、
進め」と武器輸出推進の道に歩みを進めている」』
《2014年6月にフランスのパリで開かれた国際武器見本市
「ユーロサトリ」で、初代防衛装備庁装備政策部長であり、
当時防衛省装備政策課長だった堀地徹氏がイスラエル企業の
ブースに立ち寄り、「イスラエルが開発する無人攻撃機『ヘロン』
に関心がある」と伝え、密談に及んだという。同じ月、
安倍晋三首相がイスラエルのネタニヤフ首相と新たな
包括的パートナーシップの構築に関する共同声明を発表、
防衛協力の重要性を確認し、閣僚級を含む両国の防衛当局間の
交流拡大で一致した》
『●「防衛装備移転三原則」と「武器見本市」…《歴代政権が
踏襲していた武器輸出禁止政策に立ち戻るべき》(琉球新報)』
「「防衛装備移転三原則」と「武器見本市」…「武器輸出三原則」の
《歴代政権が踏襲していた武器輸出禁止政策に立ち戻るべき》だ。
本当に悍ましい…人の親として子や孫にそんなに〝人殺し〟させたい
ものかね。それに、《日本の技術が市民の殺戮に使われる》…、
考えただけでも悍まし過ぎる。《政府の武器輸出支援》…
輸出されたその武器の矛先には、誰が居るのか?」
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275003】
斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。
二極化・格差社会の真相
財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安
2020/06/24 06:00
(北朝鮮・開城の南北共同連絡事務所を爆破した北朝鮮
(C)朝鮮中央通信=共同)
38度線に集結した北朝鮮軍が韓国側を砲撃し、南下を開始したのは、1950年6月25日のことである。朝鮮戦争勃発から70年。コロナ禍のただ中にあろうと、絶対に忘れられることがあってはならない同時代史だ。
あの戦争は私たちの過去にも現在にも直結しているから。植民地支配がなければ南北朝鮮の分断はなく、したがって対立もなかった。休戦までの3年余で死者300万人を出した戦闘そのものについても、すでに憲法9条が施行されていた当時の日本は、占領者としての米軍の出撃基地となり、数千人が戦場に出動して、輸送や上陸作戦に備えた掃海作業などに従事した。
ただし、本稿で強調しておきたいのは、朝鮮戦争に伴う特需景気をめぐる歴史認識だ。戦後の混乱期に打ち出された財政金融引き締め政策(ドッジ・ライン)が激しいデフレを招き、失業や倒産が急増していたタイミングでの戦争で日本経済が得た利益は計り知れない。
一万田尚登・日本銀行総裁が「神風」だと喜べば、石川一郎・経団連会長は「天祐」、永野重雄・富士製鉄社長(後に日本商工会議所会頭)は「干天の慈雨」だと表現を競った。特需は鉄鋼や機械、繊維などを中心に全産業へと広がり、瀕死だった日本経済は高度経済成長への道筋をつけていった。
興味深いのは、それら戦争特需を原動力とした大手企業の社史である。かつて産業専門紙の記者だった頃に気がついた。
多くの社史が、朝鮮特需の“恩恵”に言及している。史実なのだから当然だが、引っかからざるを得ないのは――。
鹿島や清水、大成などのゼネコンは、沖縄の米軍基地建設が急増したことを大感謝。トヨタ自動車に至っては、最新の公式HPでも、当時は経営危機に陥っていたが、〈朝鮮特需を契機に業績は好転し、新たな一歩を踏み出すことができたのである〉と、胸を張っている。
渦中にあった人々が思わず歓喜してしまった気持ちを、軽々に非難したいとは思わない。誰もが生き延びるのに必死だった。だが、何十年も経ってから、隣国の同じ民族同士が血で血を洗い、東西の代理戦争にもされていった不幸と引き換えの繁栄を描いて、懊悩とか呻吟といった情念がまったく伝わってこない記述というのは異様に過ぎる。
だから私は不安で、いつも怯えている。財界人や自民党の政治家たちが、いつか近場で、またああいう戦争を始めてほしい、米軍様、また仕掛けてちょうだいと願っているのではないか、と。
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[※ 青木理さん(『サンデーモーニング』 2018年10月28日)↑]
ハフィントンポストの記事【青木理氏「韓国だったら何を言ってもいいみたいな人たちが、テレビで煽っている」】(https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d6b3edbe4b09bbc9ef03584?utm_hp_ref=jp-media)。
《さらに、青木氏は、「ちょっと冷静になって、ちょっと中長期的に考えたら、日韓共に得なことがひとつもない」》、《両方にとって一つもいいことはなくて、唯一あるとすれば、お互いに一泡吹かせてやって、ちょっとスッキリしたというようなカタルシスですよね》。
《自分たちが取り返しのつかない状況を作り出しているという自覚はないのだろうか》? 青木さんも、さらに、《政治とメディアが本来煽っちゃいけないのに、煽ってちょっといい気になっているっていうような風潮が、むしろ日本が強まっている》と言います。
日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/安倍政権がやりたいのはただひとつ「差別」ではないのか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/260895/3)によると、《見ていて目を覆いたくなるのは、この問題を語る時の政権首脳らの面相が、どうにも卑しくてならないことだ。…こんなものは外交でも何でもない。それをまたマスコミ、特にテレビのワイドショーがはやし立てる。過去の過ちなど何もなかったと開き直る、いわゆる“歴史戦”の毒が、官民一体のコラボで日本中に回ってしまった。安倍政権がやりたいのはただひとつ、「差別」ではないのか。…安倍政権における“国家安全保障”とは、どこまでも「戦争ごっこ」であるらしい》。
《日本は差別を外交に優先》《安倍政権がやりたいのはただひとつ、「差別」ではないのか。…安倍政権における“国家安全保障”とは、どこまでも「戦争ごっこ」であるらしい》。ひたすら醜悪だ…。
外交音痴な害遊・害交のアベ様ら…《互いの利益を考えながら、全身全霊で相手に対峙》したことなんてあるの? 加えて、アベ様の政で〝唯一うまく行っている〟メディアコントロール…テレビでは、《安倍政権がやりたいのはただひとつ》のその《差別》を煽りまくる醜悪さ。一体どんな《カタリシス》?
『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」』
「青木理さんの言葉(【サンデーモーニング】、2017年9月3日)に全く同感
…「日本がどう向き合うか。先の大戦で、ドイツは敗戦して分断された。
ところが、アジアでは解放された朝鮮が分断された。プラス、日本は戦後、
朝鮮戦争を梃子にして経済発展の土台を築いた。
基地は沖縄に押し付けたんですよ。つまり、今のこの米朝の対立も分断も、
日本は歴史的な責任からは逃れられない。歴史を考えた時に、
北朝鮮と単に対峙しているだけではなくて、どう向き合うかというのは、
自ずから明らかになってくる。むしろ、朝鮮半島が平和になるために日本は
努力をしなくてはいけない、ということは忘れてはいけない」」
『●《平和なアジアという井戸…先人の掘った井戸の水を
濁らせている》人々…企画展「表現の不自由展・その後」を破壊』
『●あとの《増税》祭り…《家計に痛みを強いる施策が
続々と動きだす》…自民党議員全員が第Ⅳ象限なのでは?』
「リテラの記事【韓国「反日デモ」は「反安倍集会」だった!
海外メディアも安倍の輸出規制を批判する中、批判を反日呼ばわり
する日本マスコミ】…によると、《…と「反日テロ」が起きている
かのような論調まで展開している。しかし、こうした報道には明らかな
フレームアップが含まれている。たとえば、日経など一部のメディアが
「反日集会」「反日デモ」と報じた集会。…だが、参加者が掲げた
プラカードにあったのは、ハングルで「NO安倍」の文字。デモは
“日本を攻撃する”=「反日」ではなく、安倍首相を糾弾するもの
だったのだ》」
『●賭博場開帳…《ばくちで生きながらえる自治体になりたい》
というカジノ誘致横浜市長の後ろ盾が最低の官房長官』
『●中曽根康弘元首相や「産経のドン」故・鹿内信隆氏らは、
あの時、何をしていたのか? …《検閲国家》へと一歩一歩』
「《ワイドショーをはじめとするマスコミには、自分たちが取り返しの
つかない状況を作り出しているという自覚はないのだろうか》…
アベ様の政で〝唯一上手く行っている〟メディアコントロールの極致か?」
『●外交音痴な害遊・害交のアベ様ら…《互いの利益を考えながら、
全身全霊で相手に対峙》したことなんてあるの?』
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【https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d6b3edbe4b09bbc9ef03584?utm_hp_ref=jp-media】
メディアと表現
2019年09月01日 13時29分
青木理氏「韓国だったら何を言ってもいいみたいな人たちが、テレビで煽っている」
日韓関係を巡る報道について青木氏は、「政治とメディアが本来煽っちゃいけないのに、煽ってちょっといい気になっているっていうような風潮が、むしろ日本が強まっている」などと述べた。
ハフポスト日本版編集部
(安倍晋三首相と文在寅大統領(June 28, 2019))
ジャーナリストの青木理氏が9月1日、TBS系の「サンデー・モーニング」に出演し、日本のテレビでの日韓関連の報道について、「韓国だったら何を言ってもいいんだみたいな人たちが、煽っている」などと批判した。韓国では世論が多様化している一方で、日本の報道は韓国批判一色だとしている。
この日、番組では、韓国で安倍晋三首相を糾弾する集会が開かれている一方で、文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判する集会も開かれていると紹介。文大統領の側近のスキャンダルが報じられたことや、韓国が日本とのGSOMIAを破棄する発表をしたことなどを受け、「(日韓は)協力すべきなのに、今の韓国のやり方は、一方的で間違っている」「反日感情を煽って自らの政権を延命させようとする策略だ」などと訴える集会参加者がいることをあげ、世論が多様化している様子を報じた。
青木氏は一連の報道について意見を求められると、「スキャンダル隠しだという報道は、確かに現地(韓国)ではある」と述べるとともに、日本が韓国に対して輸出規制を発表したのは参議院選挙の告示前だったと指摘。日韓両政権について、「両政府とも、ちょっと強硬的なことをやって、政治利用しているということがある」と述べた。
さらに、青木氏は、「ちょっと冷静になって、ちょっと中長期的に考えたら、日韓共に得なことがひとつもない」などと述べ、その理由を次のように語った。
「安全保障もそうだし、日本にしても北朝鮮と交渉するという時に、韓国のパイプがあるというのは、絶対あったほうがいいです。
経済的にも、1965年に日韓国交正常化して以降、日本が経済協力資金を渡すかたちで韓国は成長したんだけれども,日本の紐付きの資金だったから、日本の企業もすごく潤ったわけですよ。つまり日韓の貿易というのは、一貫して日本が黒字、韓国が赤字。韓国は経済成長した、日本の企業も潤った。ある種、ウィン-ウィンできているわけですよ。
その経済を傷つけるし、ここに来て観光にまで傷が出てきているということは、両方にとって一つもいいことはなくて、唯一あるとすれば、お互いに一泡吹かせてやって、ちょっとスッキリしたというようなカタルシスですよね。
そんなことのために、これ以上、対立続けていいのかっていうことを考えなくちゃいけないのと、ちょっと気になって僕がいるのは、韓国では比較的、文在寅政権のやり方おかしいんじゃないかっていう声が出てきていて、これまで反日一色だったのが、韓国のほうが世論が多様化している感じがするんですよ。
ところが日本はどうかというと、もう、ほぼ韓国批判一色、どころか、言いにくいんだけど、この局なんかも含めて。非常にテレビで乱暴な…。韓国だったら何を言ってもいいんだみたいな状況の人たちがたくさん出てきて、またみんなで煽っているという状況になっている。
だから、政治とメディアが本来煽っちゃいけないのに、煽ってちょっといい気になっているっていうような風潮が、むしろ日本が強まっているっていうあたりが、僕はここのところすごく気になってしょうがないですね」
これについて、番組司会の関口宏氏は、「あるかもしれませんね。何か問題起こってますね、あっちこっちで」などと応えた。
(青木理氏(2016年02月29日撮影))
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琉球新報の【<社説>首相の追悼の辞 空疎で虚飾に満ちている】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-816260.html)。
沖縄タイムスの赤嶺由紀子さんのコラム【[大弦小弦]隣に座った年配の男性は…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/327637)。
リテラの記事【翁長前知事県民葬に出席の菅官房長官に「嘘つき」の怒号殺到! 「2人でよく話した」と嘯く沖縄いじめ仕掛人の厚顔】(https://lite-ra.com/2018/10/post-4303.html)。
《菅義偉官房長官が翁長雄志前知事の県民葬に参列し、安倍晋三首相の追悼の辞を代読した。拍手はなく、怒号が飛んだ。空疎で虚飾に満ちていたからだ》。
《身じろぎもしなかった男性が急に大声を出したのは、菅義偉官房長官のあいさつのときだった ▼「うそつけ」。安倍晋三首相の追悼の辞の代読で、基地の負担軽減に結果を出すと述べた直後、吐き捨てるように言った ▼男性の声に、翁長氏の言葉を思い出した。「ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー…」》。
《「嘘つき!」「帰れ!」「いつまで沖縄に基地負担を押しつけるんだ!」「私たちの願いを聞いてください!」 参列者席から次々にあがる怒号──。》
琉球新報のコラム【<金口木舌>翁長さんを送って】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-816261.html)によると、《▼翁長雄志さんを送る日にふさわしい天気と言えばよいだろうか。県民葬はさわやかな晴天に恵まれた。「はいさい」という明るい声とあの笑顔が浮かんでくる。それぞれの場で県民は前知事を悼み、沖縄の将来像を思い描いたであろう ▼知事選後、沖縄いじめの雨あられがネット上で広がった。辺野古新基地に絡んだ突風が吹くかもしれぬ。それをしのぐ知恵を島人の歩みに求めたい。きっとあるはずだ》。
《うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー》。
日刊ゲンダイの記事【菅氏に「帰れ」のヤジ 翁長前知事の沖縄県民葬で会場騒然】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/239194)によると、《「うそつき」「さっさと帰れ」「聞いていますか」――。ヤジは30秒間にわたって続いた…「沖縄県民の気持ちに寄り添いながら、沖縄の振興発展に全力を尽くす」と安倍首相のメッセージを代読した菅官房長官に対し、列席者から罵声が浴びせられ、会場が一時、騒然となる場面があった。県民が怒るのも無理はない…情けないのは県民葬を欠席した安倍首相だ。本気で「県民の気持ちに寄り添う」のであれば、出席して自分の言葉で話すべきだろう。県民の怒りに触れるのを恐れて“逃亡”するとは情けない限りだ…菅氏に怒声が飛んだことについて「魂の叫びではないか。知事がなぜ命を縮めたのか、沖縄の県民はよく分かっている。安倍総理は来るべきだった」》。
最低の官房長官やアベ様はこれまで沖縄で何をしてきたか!
最低の官房長官に浴びせられる怒声、当然だ。
《空疎で虚飾に満ち》たアベ様の追悼の辞を代読する最低の官房長官に怒声…《翁長氏の遺志に応える唯一の道》とは何か? 《本当に翁長氏の思いを受け止めるのなら、新基地建設を直ちに中止し、県内移設を伴わない普天間飛行場の全面返還を米側と交渉することだ》。
『●「政治の堕落」: 上から目線で「力のある者が、
自分の意を通すだけの政治なら、民主制など空虚な看板」』
「上から目線で、「粛々」と、「力のある者が、自分の意を通すだけの
政治なら、民主制など空虚な看板だ」。アベ様らは「空虚な看板」を
たくさんお持ちだ」
『●沖縄差別は続く: 黙殺により、「『日本を取り戻す』の中に
沖縄は入っていない」ことをアベ様が表明』
『●目を逸らす本土…「米国側からみた心温まる
ヒューマン・ストーリーだけではなく、そこに暮らす人々」に…』
「「慰霊の日」に際して、「沖縄全戦没者追悼式」でのアベ様の挨拶の
前に、「平和の礎はあらゆる戦争を正当化させない思いでつくった
県民の礎でしょ。そこへ戦争屋の安倍がのうのうと挨拶すること自体が
県民として許せません」(『報道特集』2017年6月24日)。
県民の怒りの声は届かないロバ耳東風な「戦争屋のアベ様」」
『●「戦争屋のアベ様」やアノ木原稔氏のココロには
響かない女性の訴え…「基地を造ったら沖縄が戦場になる」』
《安倍晋三首相が遺影に向かって追悼の辞を読み上げ、
席に戻ろうとした時、会場から訴えるような女性の声が響いた。
「基地を造ったら沖縄が戦場になる」 大田さんが生前、
いつも気にしていたことだった》
『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」』
「青木理さんの言葉(【サンデーモーニング】、2017年9月3日)に全く同感
…「日本がどう向き合うか。先の大戦で、ドイツは敗戦して分断された。
ところが、アジアでは解放された朝鮮が分断された。プラス、日本は戦後、
朝鮮戦争を梃子にして経済発展の土台を築いた。
基地は沖縄に押し付けたんですよ。つまり、今のこの米朝の対立も分断も、
日本は歴史的な責任からは逃れられない。歴史を考えた時に、
北朝鮮と単に対峙しているだけではなくて、どう向き合うかというのは、
自ずから明らかになってくる。むしろ、朝鮮半島が平和になるために日本は
努力をしなくてはいけない、ということは忘れてはいけない」」
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-816260.html】
<社説>首相の追悼の辞 空疎で虚飾に満ちている
2018年10月10日 06:01
菅義偉官房長官が翁長雄志前知事の県民葬に参列し、安倍晋三首相の追悼の辞を代読した。拍手はなく、怒号が飛んだ。空疎で虚飾に満ちていたからだ。
菅官房長官は4年前、知事に就任した翁長氏との面談を4カ月も拒み続けた。沖縄の民意を一顧だにせず、米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設を名護市辺野古で強行する中心人物だ。
新基地建設に反対する翁長氏は2015年4月、知事として初めて菅氏と会談した際「官房長官は『粛々』という言葉を何回も使う。埋め立て工事に関し問答無用という姿勢が感じられる。『沖縄の自治は神話だ』と言った最高権力者キャラウェイ高等弁務官の姿と重なる」と苦言を呈している。
1961年、琉球政府立法院議員だった平良幸市氏(後の知事)は米国施政下の理不尽な状況を踏まえ、沖縄を訪問した国会議員団に対し「何のかんばせ(顔)あって沖縄県民に相まみえんや、というお気持ちから(議員団は)おいでになるまいという声もあった」と不満を示した。
住民の意思に反して基地を押し付けられている沖縄の立場は今も大して変わらない。高等弁務官が首相や官房長官に代わっただけだ。
菅氏の参列に「何のかんばせあって」という印象を持った県民も少なくないだろう。今や官房長官は沖縄への圧政を象徴する存在と言っていい。政権の高圧的な姿勢が翁長氏の健康を害する一因になった可能性も否定できない。
追悼の辞で首相は、沖縄の過重な基地負担について「現状は到底是認できない」とした上で、「政府としてもできることは全て行う。目に見える形で実現するという方針の下、基地負担の軽減に向けて一つ一つ確実に結果を出していく決意だ」と宣言した。
「政府としてできることを全て行う」と言うのなら、なぜ、県知事選で明確になった新基地建設反対の民意を尊重しないのか。
追悼の辞では「沖縄県民の気持ちに寄り添いながら、沖縄の振興、発展のために全力を尽くす」とも述べている。
県は、仲井真弘多元知事による新基地建設予定地の埋め立て承認を8月31日に撤回した。これを受け安倍政権は法的対抗措置を取る構えを見せてきた。
県民の大多数が反対する新基地を造ることが県民に寄り添うことなのか。読み上げた官房長官自身、矛盾を感じなかったのだろうか。
首相は「翁長前知事の沖縄にかける思いをしっかり受け止めて沖縄の振興をさらに前に進めることを誓う」と言明している。
本当に翁長氏の思いを受け止めるのなら、新基地建設を直ちに中止し、県内移設を伴わない普天間飛行場の全面返還を米側と交渉することだ。それが翁長氏の遺志に応える唯一の道である。
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【http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/327637】
[大弦小弦]隣に座った年配の男性は…
2018年10月10日 07:52
隣に座った年配の男性は頬をつたう涙をぬぐいもせず、祭壇を見つめていた。9日に行われた翁長雄志前知事の県民葬。身じろぎもしなかった男性が急に大声を出したのは、菅義偉官房長官のあいさつのときだった
▼「うそつけ」。安倍晋三首相の追悼の辞の代読で、基地の負担軽減に結果を出すと述べた直後、吐き捨てるように言った
▼男性の声に、翁長氏の言葉を思い出した。「ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー(沖縄の人をないがしろにしてはいけない)」。2015年、辺野古新基地建設阻止を訴える県民大会での言葉は、多くの人の心に刻まれているのではないか
▼政府が繰り返す負担軽減の言葉とは裏腹に、米軍絡みの事件・事故は絶えない。過重な負担を背負い、新しい基地まで押し付けられる不条理や本土の無理解を端的に表している。言葉だけの負担軽減はもはや「うそ」でしかないのだ
▼翁長氏は、基地問題を沖縄の歴史からひもとき、県民の苦悩、怒りを国内外に訴えてきた。複雑な県民感情を「魂の飢餓感」とも表現し、国と対峙(たいじ)した
▼翁長氏が残した言葉をたどる「『言葉』展」がタイムスギャラリーで始まった。座右の銘は「人生は重荷を負うて 遠き道をゆくが如し」。直筆の色紙や数々の言葉に触れるとき、沖縄の未来を考えずにはいられない。(赤嶺由紀子)
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【https://lite-ra.com/2018/10/post-4303.html】
翁長前知事県民葬に出席の菅官房長官に「嘘つき」の怒号殺到! 「2人でよく話した」と嘯く沖縄いじめ仕掛人の厚顔
2018.10.09
(生前の翁長氏(沖縄県オフィシャルサイトより))
「嘘つき!」「帰れ!」「いつまで沖縄に基地負担を押しつけるんだ!」「私たちの願いを聞いてください!」
参列者席から次々にあがる怒号──。本日、沖縄県那覇市でおこなわれた翁長雄志・前沖縄県知事の県民葬が執り行われたが、午前中に終了した日本・メコン地域諸国首脳会議の出席を理由に欠席した安倍首相の代理として菅義偉官房長官が追悼の辞を代読し終わると、一斉に批判の声が起こったのだ。
あまりにも当然の話だろう。辺野古新基地建設に反対する県民の意志を代表する翁長前知事に対し、安倍政権は「対話」の道を閉ざし、一方で強権的な姿勢で基地反対運動に参加する市民たちを暴力で排除したり、繰り返される在沖米軍による事故や事件にも政府として何一つ向き合わず、沖縄をいじめぬいてきた。そんな安倍政権に、翁長前知事はまさに命を削って抵抗してきたのだから。
しかも、菅官房長官といえば、先日おこなわれた沖縄県知事選において佐喜真淳候補の陣営を主導し、潤沢な選挙資金と組織力にものを言わせたすさまじい物量作戦を展開しただけでなく、街頭演説で「携帯電話料金の4割削減」などというデタラメな公約を打ち出し、“騙り”の選挙戦を繰り広げたばかりだ。
まったく県民を馬鹿にするにもほどがある。携帯電話利用料の引き下げについて、総務省は県知事にも国にも権限はないと明言しており、選挙公約になど掲げられるものではけっしてない。実際、玉城デニー氏が当選を果たすや否や、菅官房長官は「沖縄県に限らず全国的な課題」と平然と述べた。ようするに、官房長官という立場を利用し、あたかも実現可能であるかのように語って、県民を騙そうとしたのである。
そればかりか、玉城氏を誹謗中傷する大量のデマを喧伝した佐喜真陣営の“戦略”にも、菅官房長官が間接的にかかわっていた可能性さえある。
というのも、県知事選では、佐喜真氏の選対に“沖縄ヘイト”を垂れ流してきたジャーナリスト・T氏が加わっているのではないかという疑惑が浮上。過去記事に詳しいが(https://lite-ra.com/2018/09/post-4241.html)、T氏は「週刊文春」(文藝春秋)や「週刊新潮」(新潮社)などで翁長バッシングや反基地運動への偏見を植え付けるような記事を手がけてきたとされる人物なのだが、昨年3月、T氏が本名で出した沖縄をテーマにした本の帯には、菅官房長官のコメント(本文より)が写真入りで掲載されているのである。
選挙を通じて県民を騙し、分断を図ろうとしてきた菅官房長官。そして、なによりも、沖縄にだけ負担を押し付ける政府を批判、抵抗してきた翁長前知事の声を無視しつづけたのも、菅官房長官だ。
2014年12月に知事に就任し、就任挨拶のため上京し永田町を回るも政権幹部は翁長知事と会おうとせず、菅官房長官は会見で「年内は会うつもりはない」と拒絶。翁長知事が再三求めてきた面談がおこなわれたのは、就任から約4カ月も経った2015年4月のことだった。
にもかかわらず、菅官房長官は翁長知事の訃報に際して「2人になると沖縄の発展について話し合いをよくした」などと発言したのである。
まったくどの口が言うか、と言わずにはいられないが、そもそも菅官房長官に沖縄を理解しようという姿勢はまったくない。
象徴的だったのが、2015年9月に沖縄県と政府の集中協議が決裂した際の、菅官房長官の発言だ。翁長前知事は、講演でこのように語っている。
〈菅義偉官房長官は4月に最初に話してから沖縄の歴史を含め
私が一番思いを話した方だが、集中協議の最後に私の話は
通じませんかと聞いたら、「私は戦後生まれなので沖縄の歴史は
なかなか分からないが、19年前の日米合同会議の
辺野古が唯一というのが私の全てです」という話だった〉
■菅官房長官が翁長知事と沖縄県民に言い放った冷酷な言葉の数々
沖縄の問題をぶつけても、「戦後生まれだから沖縄の歴史はわからない」で議論をシャットアウトする。これが政治家、しかも官房長官の態度なのかと憤りを覚えるが、この集中審議後の会見で菅官房長官は、翁長知事の「戦後の強制接収が普天間問題の原点」という主張に対し、こんなことを言い放っている。
「賛同できない。戦後は日本全国、悲惨ななかでみなさんが
大変ご苦労されて今日の豊かで平和で自由な国を築き上げてきた」
みんな苦労したのだから、沖縄だけ文句を言うな──。少しでも沖縄の歴史を知っていれば、とてもじゃないが口にできるはずがない言葉だ。しかし、菅官房長官は「戦後生まれだから」という理由で沖縄を知ろうしない。こんな人物が、どうして「辺野古は唯一の解決策」と言えるのだろうか。
翁長知事は「戦後生まれだから沖縄の歴史はわからない」と菅官房長官に言われたあと、「お互い70年間も別々に生きてきたような感じがしますね」と話したという。翁長知事は、自分を無視しつづける菅官房長官に対し、こう話したこともあった。
「沖縄は27年間、日本の独立とひきかえに米国の軍政下に差し出されて、
その間、日本は高度経済成長を謳歌しました。官房長官と私は同じ
法政大学ですが、私は22歳まで、パスポートを持って、ドルで送金を
受けていました」
(2015年4月5日におこなわれた菅官房長官との会談時の冒頭発言要旨)
菅官房長官は法政大法学部を1973年に、翁長知事は同学部を1975年に卒業している。前日4日に両氏が出席した西普天間住宅地区の返還式で「お互い法政ですね」とひと言交わされていたというが、きっと菅官房長官は、同じ環境で学んでいた同窓生のそうした境遇に思いを馳せたことはないのだろう。無論、「これ以上、基地はいらない」と声を上げる県民の思いにも。
■菅官房長官が「辺野古実現すれば海兵隊がグアム移転」とまたデマ吹聴
実際、菅官房長官は翁長氏が亡くなり、玉城新知事が就任してからも、テレビ番組で堂々と嘘をついて「辺野古ありき」を主張した。
それは7日の『日曜討論』(NHK)でのこと。菅官房長官は辺野古「移設」が実現すれば「(沖縄の米海兵隊員)9000人がグアムをはじめ海外に出ていくことになっている」と発言したのである。
だが、これはまったくの嘘だ。たしかに2006年の在日米軍再編計画では辺野古への「移設」と在沖海兵隊のグアム移転がリンクしていたが、2012年4月の日米合意では、辺野古「移設」とグアム移転は切り離して進めることになった。辺野古に新基地が建設されることと9000人の削減は、まったく関係ないのである。この嘘は何度も指摘されてきたが、菅官房長官は平気な顔をして、相も変わらずデマを吹聴しつづけているのである。
翁長前知事は、前述した2015年4月におこなわれた会談において、「粛々」という言葉を繰り返し使う菅官房長官について対し、こう語った。
「米軍の軍政下でキャラウェイ高等弁務官が『沖縄の自治は神話だ』
と言いました。官房長官から『粛々』という言葉が何度も出てくると、
キャラウェイ高等弁務官の姿と重なるような感じがします」
菅官房長官の態度は「沖縄の自治は神話だ」と言わんばかりの圧政ではないか。──この翁長前知事の言葉は、県民の思いとも重なるだろう。だが、「嘘つき!」「帰れ!」という罵声とともに響いた「私たちの願いを聞いてください!」という声も、菅官房長官は馬耳東風と聞き流したに違いない。
(編集部)
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【青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】
日刊ゲンダイのインタビュー記事【HOT Interview 「戦争経済大国」 斎藤貴男氏】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/230155)。
《第2次世界大戦後、日本は復興を遂げ、平和と自由を享受し、平和憲法の下、戦争にも参加せず、先進国の一員として国際社会に貢献している、などというのは寝言でしかない。実態はアメリカ主導の戦争で、他国の不幸を踏み台に繁栄したのが日本なのだ…日本にとって朝鮮戦争やベトナム戦争は対岸の火事。しかし、せっせと油を注いでいたのが日本なのだ。積極的かつ自発的にアメリカに寄り添い、特需を享受した日本。その醜い姿は、現代史教育でもほぼ語られていない》。
『●壊憲「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、
そして、緊急事態条項を絶対に許してはダメ』
『●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、
アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える』
『●「戦争放棄を定めた憲法九条を支持する宣言や声明が
繰り返されてきた…九条は世界で必要とされている」』
「いまや、基本的人権と国民主権さへも怪しいけれども、
《基本的人権や国民主権は先進国では標準装備だから、
戦後日本のアイデンティティーは平和主義といえる》のに、
ニッポン《国の在り方を決定付けている》その《アイデンティティー》さへも
失おうとしている」
風前の灯火のアイデンティティーさへ壊憲しようとしている。加えて、そのアイデンティティーを守る過程において…《積極的かつ自発的にアメリカに寄り添い、特需を享受した日本。その醜い姿は、現代史教育でもほぼ語られていない》。さらに、アベ様らの醜き歴史修正主義者の噴出。
『●ウヨクが「揶揄」した《赤い宮様》の死…、
血で「赤」く汚れた歴史修正主義者は、いま、何を思う?』
『●加害者性と被害者性…「私たち一人一人が被害者となり、
加害者となり得る戦争。戦争はどこかで今も…」』
『●【NNNドキュメント/南京事件Ⅱ ―歴史修正を検証せよ―】
…「消し去られた事実の重み…現代に警鐘」』
『●【南京事件Ⅱ―歴史修正を検証せよ】…
「「公文書」がいかに重要な意味を持つかを、社会に毅然と示した」』
斎藤貴男さんは、さらに、《戦争で儲ける構造そのものは恥ずかしく罪深い。この史実の上に立って『これからもそれでいいのか』と問いたいです》と。そして、《本当は、本土の利益のために犠牲にするのが常態化した沖縄についても触れなければいけない。ただ、一冊のごく一部で書ききれる話ではないので、続編は沖縄を中心に必ず書きます》とも。
青木理さんの言葉を思い出した…「日本は戦後、朝鮮戦争を梃子にして経済発展の土台を築いた。基地は沖縄に押し付けたんですよ。つまり、今のこの米朝の対立も分断も、日本は歴史的な責任からは逃れられない。…朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない、ということは忘れてはいけない」
『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」』
「青木理さんの言葉(【サンデーモーニング】、2017年9月3日)に全く同感
…「日本がどう向き合うか。先の大戦で、ドイツは敗戦して分断された。
ところが、アジアでは解放された朝鮮が分断された。プラス、日本は戦後、
朝鮮戦争を梃子にして経済発展の土台を築いた。
基地は沖縄に押し付けたんですよ。つまり、今のこの米朝の対立も分断も、
日本は歴史的な責任からは逃れられない。歴史を考えた時に、
北朝鮮と単に対峙しているだけではなくて、どう向き合うかというのは、
自ずから明らかになってくる。むしろ、朝鮮半島が平和になるために日本は
努力をしなくてはいけない、ということは忘れてはいけない」」
『●「防波堤」としての全ての「日本全土がアメリカの「風かたか」」…
米中の「新たな戦争の「防波堤」に」(その2)』
《高江という地域に暮らす人びとは北部訓練所に囲まれながら生き、
そして60年代には米軍がベトナム戦争のゲリラ戦の訓練のために
「ベトナム村」というものをつくり、高江の住民はゲリラ訓練に現地民の
代わりとして動員させられていた。こんなにも屈辱的なことがあって、
いままた違うかたちで訓練の標的にされようとしていることに対して、
「本土から移り住んでいる人が多いでしょ」と言うことは、まったく道理が
合わない。だってその人は県民だし住民なんですよ》
『●柴田鉄治さん「キナ臭さが一段と増した年」、
マスコミから失われる「ジャーナリズムの義務」…な1年』
《戦前・戦中のメディアは政府のお先棒を担いで戦意の高揚を図ったが、
その反省から戦後の50~60年代はなんとか野党精神も健在で、
ベトナム戦争にはメディアはこぞって反戦を貫いた。
ところが、80年代になると、読売・産経新聞が政府・与党寄りに
論調を転換、湾岸戦争を経て、イラク戦争でははっきり賛成の主張を
打ち出して、自衛隊がイラクにまで派遣される事態を招いた》
『●写真家・嬉野京子さん…
「自分は逃げられるが、沖縄の人たちは逃げられない」』
《アレン・ネルソン~『沖縄に基地はいらない』を提唱した元・米軍海兵隊員~
元海兵隊員のアレン・ネルソンさんは、1966年に沖縄のキャンプハンセンで
訓練を受けて、ベトナム戦争に投入された》
『●「日米地位協定が米軍に“特権”を与えているからだ。
「半分主権国家」…編集者で作家の矢部宏治氏」』
《日本は戦後、数多くの米軍の戦争を支援してきましたが、そのことで
日本国民が生命や財産を脅かされる心配はなかった。いくら米軍の
爆撃機が日本から飛び立って北朝鮮やベトナム、イラクを攻撃しても、
相手国には日本を攻撃する能力がなかったからです。しかも、
米軍の戦争に全面協力することで日本が手にした経済的な見返りは、
非常に大きかった》
最後に、 斎藤貴男さん《今の政治家は、戦後アメリカが利用するために地位を残した人間の子孫で、アメリカにへつらうのが家業》…すごく納得。
『●タンカ記念日と15年「「獣医学部いいね」と安倍さんが言ったから、
2月25日は加計記念日」で滅公奉僕』
『●「3本の矢」「女性活躍」「1億総活躍」「働き方改革」「人づくり革命」
…そんなものを有難がってる…』
『●《愛僕者》らの暴走と無責任さを放置して平気?
野党の批判の前に、《愛僕者》や与党・癒党の批判を』
『●《もはやカルトだ》…《もはやこの国の総理は
カルト教団の教祖のような絶対的存在となっているらしい》』
『●『銃を持つ権利は子どもが生きる権利より重い』?
普天間で起きている、辺野古で起きようとしていること』
『●《消費増税…2兆~3兆円を増税対策に計上する構想》…
《企業救済策に消費税を流用》…《本末転倒》』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/230155】
HOT Interview
「戦争経済大国」 斎藤貴男氏
2018年5月31日
(斎藤貴男氏(C)日刊ゲンダイ)
第2次世界大戦後、日本は復興を遂げ、平和と自由を享受し、平和憲法の下、戦争にも参加せず、先進国の一員として国際社会に貢献している、などというのは寝言でしかない。実態はアメリカ主導の戦争で、他国の不幸を踏み台に繁栄したのが日本なのだ。
本書は、朝鮮戦争やベトナム戦争の特需に焦点を絞り、戦後日本の真の姿をあぶり出した労作である。
「昭和史や戦後史の本はたくさんありますが、特需を中心に書いた本はない。僕は20代の頃、日本工業新聞の鉄鋼担当記者で、鉄鋼系企業の社史を読む機会も多かったのです。そこではとにかく『朝鮮特需で儲かった、我が社の礎ができた』と自慢げに書いてあって、すごい違和感を覚えました。この本の構想の芽生えは、その違和感です」
朝鮮戦争時は、金ヘン景気・糸ヘン景気と呼ばれ、鉄鋼業と繊維業を筆頭に日本経済全体が発展の基礎を築いた。ベトナム戦争時は、兵器や物資の製造・輸送に積極的に加担し、「死の運び屋」とも呼ばれた。問題は直接特需よりも、民生品取引による間接特需だという。
「直接特需の実態がうかがいしれる資料はアメリカが提供するもののみで、非公表の部分も大きい。さらに間接特需はデータ化しにくく、経済学者も実態が掴みにくいんです。要はアメリカが戦争協力の見返りに、アメリカ市場を開放してくれたおかげで、対米輸出が驚異的に増え、高度経済成長となったわけです。一般的な高度経済成長のイメージは『三丁目の夕日』や『プロジェクトX』なんでしょうが、本来なら貿易摩擦が起こるレベルですし、公害などの高度経済成長のマイナス面は語られなくなってきています」
日本にとって朝鮮戦争やベトナム戦争は対岸の火事。しかし、せっせと油を注いでいたのが日本なのだ。積極的かつ自発的にアメリカに寄り添い、特需を享受した日本。その醜い姿は、現代史教育でもほぼ語られていない。
「戦後史なんて学校教育でやってもダメですよ。仮に今教育したら、ひたすら対米従属を洗脳されるだけ。あとは対韓国・対中国の差別と、いかに日本はすごいか、と体制側に都合よくつくられる。そもそも今の政治家は、戦後アメリカが利用するために地位を残した人間の子孫で、アメリカにへつらうのが家業なんです。それ以外のアイデンティティーがない。安倍はその典型。大臣も大企業の経営者も、当事者意識や当事者能力が最初からない。どうせ決めたのはアメリカだから、と何の責任も感じないんでしょうね」
もちろん、市民が立ち上がり、戦争に加担しないための闘いもあった。石川県の内灘村議会を機に起こった基地反対運動(内灘闘争=1952年)、兵器製造に反対した活動家が起こした日特金属襲撃事件(66年)、戦車の輸送に反対した市民が96日間通行を阻んだ戦車闘争(72年)。教科書では決して詳しく語られない史実があるのだ。
本書では当時の活動家だけでなく、通産省の元官僚や、朝鮮戦争時に掃海作業艇に乗った船員にもインタビューを敢行。
「特需を享受した人々に罪の意識はないですね。ただ、僕の世代の視点から彼らを一方的に断罪するつもりはない。知らず知らずに、または仕方なく国に誘導されていたのだから。ただ、戦争で儲ける構造そのものは恥ずかしく罪深い。この史実の上に立って『これからもそれでいいのか』と問いたいです」
取材・執筆に10年。だが、達成感はないと言う。特需もまだ書き足らず、湾岸戦争に至るまでの現代編という課題もある。一生をかけて書くテーマだと覚悟したそうだ。
「本当は、本土の利益のために犠牲にするのが常態化した沖縄についても触れなければいけない。ただ、一冊のごく一部で書ききれる話ではないので、続編は沖縄を中心に必ず書きます」(河出書房新社 1800円+税)
▽さいとう・たかお 1958年生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国・バーミンガム大学大学院修了。「日本工業新聞」入社後、「プレジデント」編集部、「週刊文春」の記者を経て独立。弱者の視点に立ち、権力者の横暴を徹底的に批判。本紙コラム「二極化・格差社会の真相」を連載中。「機会不平等」「ルポ改憲潮流」「戦争のできる国へ 安倍政権の正体」「ちゃんとわかる消費税」など著書多数。
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【↑(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JcZRoa2mL._SX336_BO1,204,203,200_.jpg)】
AERAの田沢竜次氏による記事【さすらいのジャーナリスト、安倍政権の「隠蔽の構造」暴く】(https://dot.asahi.com/aera/2018042700005.html)。
《『情報隠蔽国家』は、安倍政権による「隠蔽の構造」を暴き、警察権力と政権中枢が結びつく恐るべき社会に警鐘を鳴らす時評コラム、ルポ、インタビューだ。著書に『日本の公安警察』『国策捜査』などがある著者の青木理さんに、同著に寄せる思いを聞いた》。
『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
佐川事件でなくアベ様御夫妻案件』
『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって
「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?』
『●すべては「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」に始まった
…五日後の「秘密会議」に太田充氏も』
『●「新聞をお読みにはならない」財務相: 切り離し不可の「頭」…
「責任」なんて言葉はそのオツムには無し』
『●壊憲への暴走: シビリアンが暴走し、
アベ様の「我が軍」も既に暴走を始めているようだ…戦慄を覚える』
『●「真相解明は大切。だが、ウソをつくのは認めて」
→「首相…のためなら、自民党はどうなっても」(筆洗)』
『●「なぜ面会したのか。首相はどう関与しているのか。
まさか、そこのところはどうも思い出せぬでは」ネェ?』
『●斎藤貴男さん「家柄だけのボンボン爺さんの
チョイ悪ぶりっ子ほどみっともないものはない。恥を知ろう…」』
『●「謝罪会見の場に、被害女性を散々おとしめた
麻生氏の姿はなかった」…ウルトラ差別者の責任は有耶無耶?』
最悪の官房長官らが沖縄ではやりたい放題に「森」や「美ら海」を殺し続け、市民を分断し、反対派を乱暴に「檻」に閉じ込め、ときに、(山城博治さん、目取真俊さんら)不法拘束しようがどうしようが「本土」ではほとんど問題視しない、《前川スキャンダル》をマスコミが垂れ流す、行政府の長やウルトラ差別主義者を放置して何の責任も問わない、野党のせいで国会が不正常であるかような言説で囃し立て、行政府の長らや与党のおかげで1年以上も空転していたことには触れもしない、等々々々々…腐りきった政権や与党を放置…《政治の劣化に言論で対峙するのはジャーナリズムの役割》ではないのか? 《客観的な事実すら隠蔽し、時にねじ曲げて恥じない為政者たちの姿》を報じず、報道やジャーナリストの意味はあるのか?
「大竹メインディッシュ」ゲストが青木理さん(01:08:00辺り)のこの「大竹まこと ゴールデンラジオ」も必聴もの。室井佑月さんも含めての、金曜恒例「大竹紳士交遊録」の金子勝さん(1:47:00辺り)の部分も、是非。
【大竹まこと ゴールデンラジオ 2018年05月11日
(https://www.youtube.com/watch?v=HgF99trtUg0)】
『●青木理さん「冤罪」「マイナンバー」
「監視・管理されたがり社会」、金子勝さん「もんじゅ「廃炉」?」』
『●『超・反知性主義入門』の小田嶋隆さんインタビュー、
「そういう政権を選んだ国民にも危険な兆候」』
『●最後っ屁に期待する: 古舘伊知郎さん、
この際ですから全部ぶちまけてから降板を! 矜持を示して!』
『●失われる「メディアの作法、矜持」…
「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」』
「青木理さん、「権力と距離を置かなくちゃいけないなんていうのは、
かつてはごく当たり前の作法としてメディア内で共有されていた」」
『●「検察・警察も冤罪防止のために“前向き”」?…
刑事訴訟法の「改正案が成立すれば、新たな冤罪を生む」』
『●古舘伊知郎・岸井成格・国谷裕子・青木理さん…
アベ様に「厳しい立場だった人」達は偶然の一致なのか?』
『●スガ殿が「粛々」とジャーナリズムを破壊していく
~「安倍政権の圧力、狡猾なやり口」~』
『●自己責任であり、「公共の迷惑」なのか?:
青木理さん「「知る権利」を保障し、「公共の利益」である」』
『●異常過ぎる非情な自己責任論者達…
安田純平さんの「罪は、人々が『お上』と呼ぶ政府に反抗したこと」?』
『●「あとの祭り」: 「自民党きっての極右議員」「極右思想」大臣
…こんな防衛相が誕生しちゃいました』
『●青木理さん『日本会議の正体』…「民主主義体制を
死滅に追い込みかねない悪性ウィルスのようなもの」』
『●アベ様、稲田・高市氏「この国の政権の重要閣僚が
ヘイト団体と仲良し」…どの辺が「インテリジェンス」?』
『●青木理さん「供述が立証の柱…もっと物証が欲しい。
「通信傍受を縦横無尽に使いたい。司法取引も」と…」』
『●ソレは既に彼らの手中…「大量監視の始まり。
日本にこれまで存在していなかった監視文化が日常のものに」』
『●2017年都議会議員選挙: 「「安倍政治」を許さない」
→自民党亜種・トファや公明に投票? 理解不能』
『●青木理さん、逃れられない歴史的責任…
「朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない」』
『●アベ様は、「政治への強い志も知の蓄積の
気配すらも見られなかった」(青木理さん)…原点回帰な9条壊憲』
『●「竹やりで…」「特攻艇・震洋」「人間機雷・伏龍」…
「最も戦争に接近した八月」に「愚かな戦争に学ぶ」』
『●内田樹さん「泥靴でふみにじられた戦後立憲政治の常識」…
国権の最高機関という素朴な願望も打ち砕かれる』
「青木理さん、前川喜平・前文科事務次官インタビューについて。
「特定秘密保護法もそう、通信傍受法も強化された。そして、ついに
共謀罪。…思い出したいのは、前川さんが出会い系のバーに行っていた、
なんてことをなぜ官邸がつかめたのか? …警察である可能性が高い。…」
(『サンデーモーニング』2017年6月25日)」
『●「自衛隊、防衛出動か。射殺ですか」=
「聴衆の問題意識を喚起する趣旨」…等々の「ト」な閣議決定を乱発』
『●国会審議形骸化: 与・(癒党込み)野党の国会質問時間の配分は
実質「9.5時間対4.5時間」なのね?』
『●「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」からの
この1年間の無駄…泥縄で有耶無耶にするつもり?』
『●「2大ファシスト」「独裁者」のための憲法違反の
「ト」な「デモ封じ条例」=東京都迷惑防止条例壊悪案』
『●「新聞をお読みにはならない」財務相:
切り離し不可の「頭」…「責任」なんて言葉はそのオツムには無し』
『●青木理さん「特定のメディア組織に属してはいても、
記者が本来奉仕すべきは、広い意味での読者や視聴者」』
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【https://dot.asahi.com/aera/2018042700005.html】
さすらいのジャーナリスト、安倍政権の「隠蔽の構造」暴く
田沢竜次
2018.5.5 11:30 AERA #安倍政権 #読書
あおき・おさむ/1966年生まれ。共同通信記者を経てフリージャーナリスト、ノンフィクション作家。著書に『日本の公安警察』『国策捜査』『絞首刑』『日本会議の正体』『安倍三代』など(撮影/写真部・青木理)
【↑(https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51JcZRoa2mL._SX336_BO1,204,203,200_.jpg)】
(情報隠蔽国家 青木理 著)
『情報隠蔽国家』は、安倍政権による「隠蔽の構造」を暴き、警察権力と政権中枢が結びつく恐るべき社会に警鐘を鳴らす時評コラム、ルポ、インタビューだ。著書に『日本の公安警察』『国策捜査』などがある著者の青木理さんに、同著に寄せる思いを聞いた。
* * *
〈すべての事象に共通するのは、政権の都合や行政の自己保身を
優先するあまり、客観的な事実すら隠蔽し、時にねじ曲げて
恥じない為政者たちの姿である〉
(第1章「日米同盟の暗部と葬り去られた国家機密」から)
本書が世に出て以降の現在進行形の事態、暴かれつつある事実の数々は、まさに「情報隠蔽国家」というタイトルをダイレクトに体現しているようだ。本書は「サンデー毎日」誌上で発表したルポや連載コラムをベースに、加筆・修正や書き下ろしを加えた「さすらいのジャーナリスト」(TBSラジオから)青木理さんの時評&インタビュー、状況への発言などを一冊にまとめたもので、出るべくして出た必読の書といえる。
「安倍政権の特徴は、官邸中枢を占める人脈を経済産業省人脈と
警察人脈で固めているところ。特に警備・公安警察の人脈が
政権のど真ん中に突き刺さっているのは、政治への警察の位相が
ものすごく上がっていることを意味します」
青木さんは1990年代、共同通信記者時代に公安警察の暗躍を追い続け、『日本の公安警察』を上梓した。以降、特定秘密保護法、改正通信傍受法、共謀罪法などが次々と成立し、「安全・安心」のための監視カメラの増加など、治安当局の権限は増すばかりだ。「共謀罪と公安警察と前川スキャンダル」の章でも、官邸と結びついた公安警察の一部門が政治家や官僚などの「身辺調査」に動き回る衝撃的な実態が描かれている。
〈従順に屈服する者は優遇して褒美を与える一方、従わない者は容赦なく切り捨て、踏みつけ、果ては個人攻撃を加える。現政権の薄暗い横暴と独善は一種の恐怖政治であり、民主主義とは最も遠い地平にある〉との指摘は、本書に収められた現役自衛官や元・公安調査官の実名告発、北海道警の組織犯罪にも通底する。
「治安維持に法律が必要だというのであれば、どこかで歯止めを
かけるシステムを確立しておかないとまずい。本来そうした議論を
するのが政権の側であるはずです。何の歯止めもなく警察に武器を
与えている今の政治はすごく劣化していると思いますよ」
政治の劣化に言論で対峙するのはジャーナリズムの役割である。〈私たちはまさに暗闇の中に立たされていないか〉という青木さんの警鐘は、読後ますます深刻に響く。試されているのは一人一人が事実を見極める力だ。本書はそのための一助となり得るだろう。(ライター・田沢竜次)
※AERA 2018年4月30日-5月7日合併号
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[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊ゲンダイの記事【ユニセフが重大懸念 日本の子供貧困は安倍政権で加速する】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219719)。
《途上国の貧困にあえぐ子供たちを助けたい――と、募金する人も多いだろうが、今や日本が途上国への転落危機にある。訪日したユニセフのレーク事務局長がNHKの取材に対し、「日本のおよそ16%の子供が深刻な貧困状態にある。豊かな社会において子供が飢えや格差に苦しむことがあってはならない」など懸念を示したのだ》。
『●アベ様参院選公約「子育て…」: 「3歳児、おなかすいて盗んだ」
…アベ様のニッポン、病んでいないか?』
『●2016年報道の自由度ランキング72位:
「メディアは二流ならば社会も二流」、アベ政治も…粗悪』
『●「思いやり」に溢れた、番犬様にとっての「天国」ニッポン
…子どもの貧困問題などは置き去り』
『●政治家の浅ましさ、政治の貧困:
「あたかも完璧な貧困者でないと許さないかのような社会」は病んでいる』
『●トランプ氏、「私は、日本と韓国に対して、
アメリカの高性能の軍事装備を大量に購入することを認める…」』
「コンナ押し売りに応じてはダメ! 「朝鮮半島が平和になるために日本は
努力をしなくてはいけない」、そのためにカネを使ってくれ。
《そこで切り詰められていくのは、わたしたちの暮らしを守る社会保障費》、
そんな社会まっぴら御免だ」
「息吐く様に嘘つく」アベ様、その例は枚挙に暇なし…「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」などなどなどなど…。そして、まるで悪い冗談のような、与党自公の選挙公約「子育て…」、で、その結果の何という酷さ。ユニセフから、《「日本のおよそ16%の子供が深刻な貧困状態にある…」など懸念》を示される始末。
『●アベ様参院選公約「子育て…」: 「3歳児、おなかすいて盗んだ」
…アベ様のニッポン、病んでいないか?』
『●2016年報道の自由度ランキング72位:
「メディアは二流ならば社会も二流」、アベ政治も…粗悪』
『●「思いやり」に溢れた、番犬様にとっての「天国」ニッポン
…子どもの貧困問題などは置き去り』
『●政治家の浅ましさ、政治の貧困:
「あたかも完璧な貧困者でないと許さないかのような社会」は病んでいる』
「2016年7月参院選の自民党による公約の一つは
「子育て支援など社会保障の充実を据える「1億総活躍社会」の推進」でした。
公明党も「子育ての党」を謳っていました、散々子供や若者に「赤紙」を
送るようなことをしておきながら…。そういった公約が、100兆を越える予算に
どれほど反映されているのでしょうか?
政治の貧困、与党・「癒」党政治家のココロの貧困・浅ましさを感じざるを
得ません。ニッポン社会も歪みます。《あたかも完璧な貧困者でないと許さない
かのような社会は、病んでいよう》」
『●アベ様の《積極的平和主義》を愛し、「子育ての党」を
詐称する公明はとっくの昔に一線を越えている』
《国はさらなる子供の貧困イジメを画策している。…生活保護費の減額だ。…ひとり親世帯の母子加算も減額される見通し》…って、言葉を失う。一体どんなアベコベな発想なのか?
リテラの記事【生活保護カットで最低賃金が上がらなくなるのに…安倍政権に騙され弱者が弱者バッシングに走る日本社会】(http://lite-ra.com/2017/12/post-3646.html)によると、《安倍首相の言う「全世代型の社会保障」とは一体なんだったのか──。8日、厚労省は生活保護費を引き下げる検討に入った。食費や光熱費といった暮らしの根幹にかかわる「生活扶助」を最大1割程度引き下げる方向で、しかも、見直しの必要があると判断した理由は“一般の低所得世帯の消費支出より支給額が多い”からなのだという》。
鬼畜なアベ様ら。《一般の低所得世帯》をより良い暮らしに改善するのがアベ様らのやることでしょうに…。
《安倍氏が首相に居座り続けたら、日本の子供たちの未来はオシマイだ》…み~んな、前からそう思っているのですけれど…。
『●どちらの国に生まれた子どもが幸せだろうか?』
『●子どもたちが「キチンとした教育」を受けることができ、
平和に暮らせる世の中に』
『●「生まれた環境に縛られる、子どもたちの夢」
(『カナエール福岡応援ページ』)』
「番組を見て、そして、そのWPの一つのフレーズ
「生まれた環境に縛られる、子どもたちの夢」を見て、
小田嶋隆さんの本の言葉を思い出しました……
「子供の学力は、低年齢であればあるほど、
親の教育水準および経済状態をストレートに反映…
学歴における機会均等なんてものは、もはや建前でさえない…」
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/2a1cb2eb9e660199cf4fcdc12a4a8d1f)」
『●石坂啓さん「道徳心とか愛国心とかが
コドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない」』
『●「道徳」を説く文科相がソレってOKなの?
「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全」??』
『●「子供たちの未来が家庭の経済事情によって
左右されることのないよう」な社会を目指すその先に・・・』
『●「学費“無償化詐欺”…選挙の公約が早くも骨抜きで「詐欺的」」…
アベノサギに何度も騙される方の大問題』
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/219719】
ユニセフが重大懸念 日本の子供貧困は安倍政権で加速する
2017年12月17日
(日本の子供はホッタラカシ…(C)日刊ゲンダイ)
全国各地の街頭で見られるユニセフ(国連児童基金)募金への呼びかけ。途上国の貧困にあえぐ子供たちを助けたい――と、募金する人も多いだろうが、今や日本が途上国への転落危機にある。訪日したユニセフのレーク事務局長がNHKの取材に対し、「日本のおよそ16%の子供が深刻な貧困状態にある。豊かな社会において子供が飢えや格差に苦しむことがあってはならない」など懸念を示したのだ。
世界の子供の貧困問題に関わっているユニセフ事務局長の指摘だけに衝撃だ。日本の子供の貧困は「途上国並み」と断じられたのに等しい。
「子供の貧困対策」は安倍政権の“看板政策”だったはずだ。安倍首相も国会で〈子供の貧困対策は未来への投資であり、国を挙げて推進していきます。(略)ひとり親家庭・多子世帯等自立支援プロジェクトを決定し、(略)子供の貧困対策を大幅に拡充することとしたところでございます〉(16年1月21日の参院決算委員会)、〈子供たちの未来が、家庭の経済事情によって左右されるようなことがあってはなりません。経済的にもさまざまな困難を抱えているひとり親家庭や子供の多い世帯には、きめ細かな支援が必要です。(略)子供の貧困対策に全力で取り組んでまいります〉(16年9月27日の衆院本会議)と言っていたが、ナ~ンもしていなかったのだ。
それだけじゃない。国はさらなる子供の貧困イジメを画策している。厚労省が最終調整に入った、生活保護費の減額だ。原案では、減額幅は5%になる見通しで、40代の親と小・中学生の2人の子がいる世帯の場合、約1万円減額されるという。ひとり親世帯の母子加算も減額される見通しだから、子供の貧困をなくすどころか、〈国を挙げて〉拡大させるつもりだ。
■海外には大盤振る舞い
許せないのは、そうやって子供の貧困イジメをする一方、海外には気前よくカネをバラまいていることだ。安倍首相は14日、都内で開かれた国際会議「UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)フォーラム2017」で、医療費負担で貧困に陥る人などのために、政府として約29億ドル(約3300億円)規模の支援を行うとブチ上げた。自国の子供の貧困対策はホッタラカシで、海外に大盤振る舞いなんて、あり得ないだろう。
ついでに言うと、自公が決定した与党税制改正大綱では、所得増税やたばこ増税、国際観光旅客税、森林環境税などで年2800億円程度の増収となる見込みだが、それをソックリそのまま海外に差し出すワケだ。一体誰のため、何のための増税なのか。政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「安倍さんは、もはや内政では行き詰まりつつあるため、
せめて外交では目立ちたい、と考えているのではないか。
手っ取り早く海外にカネを配ることが、
政権のアピールになるというのでしょう」
安倍氏が首相に居座り続けたら、日本の子供たちの未来はオシマイだ。
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琉球新報のコラム【<金口木舌>「愚かな戦争」伝える】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-558953.html)。
東京新聞の社説【週のはじめに考える 七十二年六日九日十五日】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017082702000161.html)。
《「1944年、日本軍が開発した特攻艇「震洋」。…沖縄では実戦に投入された。ベニヤ板で作られ、船首に約250キロの爆薬が積めるようになっている…▼戦争では兵士だけではなく、住民もまた大きな犠牲を強いられる。グアム周辺へのミサイル発射計画を巡り、北朝鮮と米国の緊張が高まっていることが連日報道されている。まず指導者たちこそ過去の愚かな戦争に学ぶ必要がある》。
《改めて戦争の話をさせていただくことにします。あの戦争以後に巡ってきた八月の中で、もしかすると朝鮮戦争時以外では最も戦争に接近した八月かもしれないと思うからです》。
『●島袋文子さん「基地を置くから戦争が起こる。
戦争をしたいなら、血の泥水を飲んでからにしてほしい」』
『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ
「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?』
《「屋内や地下へ避難」「物陰に隠れる」などトンチンカン。
ミサイルがどの方向から飛んでくるのか分からないのに「物陰」を
どう判断するのか。相変わらず「竹やりでB―29を撃墜」の発想》
『●「「危機が迫っている」とあおり、時の政権の求心力を高める手法」
…メディア買収と国内に向けての圧力』
『●米中戦争の「防波堤」: 与那国駐屯地による「活性化」?
「島民との融和」か分断か?』
『●米朝に「本来は「揃って頭を冷やせ」
と諭すべき立場にいるのが日本なのに」…火に油を注ぐニッポン』
『●グアムと沖縄: 「脅威にさらされ」続け、
「標的にされ」続け、「尊い犠牲」論を強いられ続ける人々』
北朝鮮によるミサイル問題で、米朝が子供の口げんかレベルの罵り合いをしている昨今、《最も戦争に接近した八月》だった。酷い夏、酷い秋でした。
《竹やりでB―29を撃墜》、《特攻艇「震洋」…ベニヤ板で作られ、船首に約250キロの爆薬が積めるようになっている》、《本土決戦を水際で食い止める「人間機雷」…竹ざおの先の機雷を突き上げて自爆…「伏龍」と名付けられた水際特攻隊》…《「こんなもので戦争をしたのか」と、その粗末な造りに》誰しもが驚かされる。現実には、《爆発事故や輸送中の機雷攻撃などで約2500人の隊員が犠牲》、そして、《潜水具には構造的な欠陥があり、多くの若者が訓練中の事故で命を失った》そうだ。《戦争指導者の愚劣さが凝縮》…それを学ばないニッポンの《指導者》の皆さん。いま、米朝に「頭を冷やせ」と諌めるどころか、戦争法や壊憲を背景に、火に油を注ぐ始末。そんなに「戦争」したいものかね?
青木理さんの言葉(【サンデーモーニング】、2017年9月3日)に全く同感…「日本がどう向き合うか。先の大戦で、ドイツは敗戦して分断された。ところが、アジアでは解放された朝鮮が分断された。プラス、日本は戦後、朝鮮戦争を梃子にして経済発展の土台を築いた。基地は沖縄に押し付けたんですよ。つまり、今のこの米朝の対立も分断も、日本は歴史的な責任からは逃れられない。歴史を考えた時に、北朝鮮と単に対峙しているだけではなくて、どう向き合うかというのは、自ずから明らかになってくる。むしろ、朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない、ということは忘れてはいけない」
『●「人道なんてなかった」頃の「戦争できる国」の現実』
「靖国神社にある遊就館の片隅に奇妙な像がある。
潜水服姿で頭には大きなかぶと。両手で長い棒を持ち、
身構えている。先端に付けられているのは機雷である
▼…本土決戦を水際で食い止める「人間機雷」の存在は
ほとんど知られていないのだから▼…竹ざおの先の機雷を
突き上げて自爆する。「伏龍」と名付けられた
水際特攻隊である▼…潜水具には構造的な欠陥があり、
多くの若者が訓練中の事故で命を失った▼当時の
戦争指導者の愚劣さが凝縮されている人間機雷を
考えたのは、参謀として真珠湾攻撃の作戦を
立案した人物だ。・・・▼戦争が長引けば伏龍の要員に
なるはずだった人物に城山三郎さんがいる。
特攻を命じた側に常に厳しい視線を向けた作家の原点
だろう。「日本が戦争で得たのは憲法だけだ」。
城山さんの言葉が重く響く。」
《まず指導者たちこそ過去の愚かな戦争に学ぶ必要がある》のに、最も危険で、最も愚かな自公政権は何も学ぼうとはしない。彼・彼女やその支持者には、《戦争絶滅受合法案》を自らに課す勇気もない。
『●戦争、環境破壊の最たるもの』
「二十世紀の初めごろ、デンマークの陸軍大将が、こんな法律があれば、
戦争をなくせると考えて起草した法案がある。題して
「戦争絶滅受合(うけあい)法案」▼戦争の開始から十時間以内に、
敵の砲火が飛ぶ最前線に一兵卒を送り込む。順序はまず国家元首、
次にその親族の男性、三番目は総理、国務大臣、各省の次官、
そして国会議員(戦争に反対した議員を除く)、戦争に反対しなかった
宗教界の指導者…▼妻や娘は従軍看護師として招集し、最前線の
野戦病院で働く。権力を持つ者から犠牲になるなら、自らは
安全地帯にいてナショナリズムをあおる政治家は姿を消すだろう」
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-558953.html】
<金口木舌>「愚かな戦争」伝える
2017年8月21日 06:00
1944年、日本軍が開発した特攻艇「震洋」。国内各地やフィリピン、台湾などにも部隊が置かれ、沖縄では実戦に投入された。ベニヤ板で作られ、船首に約250キロの爆薬が積めるようになっている
▼原寸大のレプリカが現在、金武町立中央公民館に展示されている。復元したのは沖縄鍾乳洞協会理事長の山内平三郎さん(70)=八重瀬町=だ。昨年、作った時に感じたのは「戦争の愚かさ」だった
▼爆薬を積むと重さで前が沈み、速度が出なかったといわれる。体当たり攻撃で損害を受けた米軍艦船は4隻。一方、爆発事故や輸送中の機雷攻撃などで約2500人の隊員が犠牲になった
▼不利な戦局を一挙に転換することを狙い投入された特攻兵器。山内さんは「こんなもので戦争をしたのか」と、その粗末な造りに驚いた。まさに、人の命を粗末に扱う作戦だった
▼金武町には戦時中、金武と屋嘉に「震洋」の部隊が駐屯した。町教育委員会によると、特攻艇を格納する壕の構築のため、地元の女性や子どもたちも動員され、土を運び出す作業などに従事させられた
▼戦争では兵士だけではなく、住民もまた大きな犠牲を強いられる。グアム周辺へのミサイル発射計画を巡り、北朝鮮と米国の緊張が高まっていることが連日報道されている。まず指導者たちこそ過去の愚かな戦争に学ぶ必要がある。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017082702000161.html】
【社説】
週のはじめに考える 七十二年六日九日十五日
2017年8月27日
広島、長崎の原爆忌、そして終戦の日。戦争にからむ特別な日を三つながらに抱え込んだ八月が、なお喧(かまびす)しい蝉(せみ)時雨の中で暮れていきます。
またか、と思われるかもしれません。この月に戦争関連の報道が集中することを皮肉った「八月のジャーナリズム」なる言葉もあるぐらいですから。でも、ここは一つ、少し開き直って、改めて戦争の話をさせていただくことにします。あの戦争以後に巡ってきた八月の中で、もしかすると朝鮮戦争時以外では最も戦争に接近した八月かもしれないと思うからです。
◆北朝鮮と米国
言うまでもなく、ミサイルで威嚇する北朝鮮の問題です。実際、マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は十三日、米テレビでこう語っています。「一週間前と比べ、われわれが戦争に近づいたとは思わないが、十年前と比べたら近づいている」
北朝鮮をめぐる情勢が緊迫したことはこれまでにもありましたが、今度はいくつかの点でかなり事情が異なります。彼(か)の国の指導者の思考が読めないのは相変わらずだとしても、米国では、理性的とも冷静とも言い難い人物が大統領のいすに座っています。
まったく、最近の米朝による言葉の応酬を聞いているとハラハラしてなりません。
「北朝鮮は炎と怒りに直面する」(トランプ大統領)とか「無慈悲な報復と懲罰を免れない」(朝鮮人民軍の幹部)とか、表現は次第にエスカレート。頼りない外交チャンネルしかない以上、首脳らが発言に込めるメッセージが持つ意味は大変重いはずですが、含意は少しも感じられません。
さらに、言葉の魔力とでも言うのでしょうか。オバマ政権で統合参謀本部議長を務めたマイケル・マレン氏の指摘には、いささかの恐怖さえ覚えます。
「(トランプ氏の言葉は)彼自身の行動を縛ることになる。
制御できない事態に陥る恐れがある」
◆戦争に近づく
気になることはもう一つ。Wartime President(戦時の大統領)の効用です。就任後、決して評価の高くなかったブッシュ大統領(子)は「9・11」後、アフガニスタン戦争で急速に支持を高めました。さらにイラク攻撃に向かうか、という時、ある米国の政治学者は語ったものです。「経済と取り組むより戦争の方が楽だと思っているのでは」
支持率低迷が続くトランプ大統領です。政権浮揚に必死になるあまり、「戦時の大統領」の“誘惑”に近寄っていく…。考えたくありませんが、ロシアゲート、相次ぐ政権高官の辞任など現状の体たらくをみれば、そんなことまで心配になってきます。
そして、三つ目は、まさに、わが国の事情に、これまでの北朝鮮危機の際とは大きな違いがあります。つい一年半前、米国の軍事行動に加わることに道を開く安保関連法が施行されてしまっている点です。この国を「戦える国」に変質させたとも評されますが、事実、北朝鮮が米領グアム島周辺へのミサイル発射計画を明かした時、小野寺防衛相は、もし発射されれば、安保関連法に基づき集団的自衛権を行使して迎撃することは可能、との見解を示しています。
ですから、仮に、安保関連法が「戦争法」でなかったとしても、自ら戦争に近寄っていく振る舞いであることは間違いないでしょう。この上はもう一歩、いや一ミリたりとも戦争に近づかない。それが肝要です。
有名な渡辺白泉の<戦争が廊下の奥に立つてゐた>の句が詠まれたのは、戦前の一九三九年。時代下って、現代歌人の一人はこう詠んでいます。<奥行きのある廊下など今は無く立てずに浮遊している、なにか>松木秀。日常に忍び込んでくる戦争は今、より一層、見えにくくなっている、と考えた方がよいかもしれません。
確かに、戦争は、はっきり姿を現すまでの間は戦争の顔をしていないでしょう。よく持ち出されるラテン語の警句、<平和を欲するなら、戦争の準備をせよ>のように、時には平和の顔を装うことさえあるはずです。
ですから、私たちは、戦争がはっきり戦争の顔をするずっと前から、そのにおいや気配(あるいは「浮遊している、なにか」)に敏感に、拒絶の声を上げていくほかない。きっと過敏なぐらい、心配性なぐらい、くどいぐらいでちょうどいいのです。
◆平和を思う月
<七十年 六日九日十五日>高塚鎭昭。これは二年前、戦後七十年を記念して出版社の六曜社が公募した川柳作品の優秀作です。この国では、ただそう言うだけで、それだと分かる「平和を思う月」を送りながら、不戦への思いをさらに強くします。
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東京新聞の記事【米イージス艦に洋上給油 日米一体化把握できず 新任務非公表】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017091502000119.html)。
日刊ゲンダイの記事【米イージス艦に初補給 “米軍と一体”で自衛隊は格好の標的】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213629)。
《海上自衛隊の補給艦が安全保障関連法に基づき、日本海で北朝鮮の弾道ミサイル防衛(BMD)に当たる米イージス艦に洋上給油…海自が五月に実施した「米艦防護」に続く安保法の新任務だが、政府は米軍の意向を踏まえ、いずれも公表していない。国民が実情を把握できないまま自衛隊と米軍の一体化が加速度的に進み、専門家からはリスク増を懸念する声が上がる》。
《海上自衛隊の補給艦が日本海で北朝鮮による弾道ミサイル発射の警戒に当たる米イージス艦に給油…安保関連法に基づく初の補給任務で、今年4月から、月1回程度のペースで洋上で給油活動を実施…米側の要請で非公表としていたが、今回、菅官房長官が認めた…日米の運用が一体化すればするほど、自衛隊のリスクは高まっていくことになる…政府は何かにつけて“後方支援”であることを強調しますが、米イージス艦への給油は紛れもない兵站です》。
日刊ゲンダイの記事【北また弾道ミサイル発射 飛行距離3700kmでグアム射程実証】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213631)によると、9月《15日7時前に北朝鮮がミサイルをぶっ放した。先月29日同様、北海道の襟裳岬上空を通過し、太平洋上に落下したとみられる。飛行距離は前回から延びて3700キロと推定され、米領グアムが射程内に入った。北海道など12道県に全国瞬時警報システム「Jアラート」が出されたが、被害の情報はなく、「2回目なので慣れてしまった」という声も聞かれた》。
「Jアラート」=「Aアラート」こそがニッポンへの「圧力」になり、社会を混乱させ、不安を煽っている。ミサイルのリスクよりも、アベ様暴発のリスクの方がはるかに高いのではないか。
《兵站が(多国籍)部隊の指揮下に入るのは(軍事の)常識だ》…米イージス艦に洋上給油という「兵站」。「挑発」しているのは北朝鮮だけなのか? 頭を冷やすべきは米朝だけなのか?
『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」』
《首相は、自衛隊の活動地域で戦闘が起こった場合、活動の
「一時中止、退避を定めている。安全が確保されている場所で
しっかりと後方支援したい。リスクとは関わりない」と答えた。
しかし、後方支援は、いわゆる「兵站(へいたん)」だ。今は戦闘が
行われていなくても、武器・弾薬の輸送などを行えば戦闘部隊と
一体とみなされて攻撃され、反撃する可能性もあるだろう》
《安倍内閣は、これまで安保法制と呼んでいたものを法案提出に当たって
「平和安全法制」と呼びかえた。「戦争法案」との批判を避ける意図が
あるのだろう》
『●神浦元彰さん「後方支援がなければ
前線の戦闘は成り立ちません。後方支援は紛れもない武力行使」』
『●立派な「戦争法案」!: 後方支援=兵站「武力行使と
一体不可分の中心構成要素」、「リッパな戦闘行為」』
《志位委員長はまず、自衛隊が「後方支援」中に攻撃され、応戦する
可能性についてただし、これが憲法に違反する「戦闘行為」に当たる
のではないかと迫った》
《これに対し、首相は「『任務遂行型』ではなく『自己保存型』の
武器使用であり、(攻撃された場合は)ただちに退避する」と答弁したが、
志位委員長は武器使用の定義や概念は国際法上、存在しない
と畳み掛け、安倍首相がいう「自己保存型」であっても、
明確な憲法違反――と指摘。その時、安倍首相は苦虫を噛み潰した
ような顔をしていた》
《さらに多国籍軍の兵站を担う自衛隊が勝手に「退避」できるのか
を問われた安倍首相は、「(自衛隊は多国籍軍の)指揮下に入らない」
と胸を張ったが、志位委員長は呆れた様子で「兵站が(多国籍)部隊の
指揮下に入るのは(軍事の)常識だ」とピシャリ。米海兵隊が兵站に
ついて「武力行使と一体不可分の中心構成要素」と位置付けている
ことも挙げて、答弁の“非常識ぶり”を厳しく指弾すると、安倍首相は
シュンとした表情だった。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏がこう言う…》
『●「次なる選挙で自民党(+公明党)にだけは
投票しないようにすること」・・・「ワスレイデカ」!』
《さらに、安倍首相が安保法制で法制化させようとする自衛隊による
後方支援については、「要するに兵站でしょう」「その兵站を叩くのは
戦争の常識です。そこらへんのシビアさというのは、戦時中の人間でない
とわかりません。戦争ってそれぐらい卑劣なものですから」と断じて、
さらにこう畳み掛けるのだ…》
《政府は何かにつけて“後方支援”であることを強調しますが、米イージス艦への給油は紛れもない兵站です》…戦争法によりタガが緩みっぱなし。日米朝、《頭を冷やせ》。志位和夫さんの言う通り、《平和的努力こそ政府がすべきことだ》。
『●「不戦を誇る国であれ」…2017年も、
アベ様ら自公お維の議員や支持者の耳には届かず』
『●東京新聞社説「戦争に翻弄されない、
平穏で豊かな暮らしを未来に引き継ぐことこそ、私たちの責任」』
『●「軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、
外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割」』
『●番犬様を諌めることもなく「海自、米空母と訓練検討」…
「あくまでも非軍事的解決の道を探るべきである」』
『●山内康一氏「『米国の軍事力行使を日本は支持する』
…戦争を積極的に肯定…重大かつ危険な発言」』
『●阿部岳記者「桐生悠々は訓練よりも
「実戦が、将来決してあってはならない」ことを訴えた…先見の明は…」』
『●「平和憲法」が風前の灯火: 壊憲の坂道を転げ落ち、
アベ政権と与党自公は戦争へと火に油を注いでいる』
『●戦争法なんて要らない! 「武力による威嚇や武力の行使を
…永久に放棄した日本の役割」を見失っている』
『●「我が軍」的自衛隊の「違憲」状態を「合憲」へと改めず、
憲法を「壊憲」して「違憲」を解消する!?』
『●戦争で唯一得た平和憲法を壊憲…「日本は自由と民主主義を
失うだけで、代わりに得るものは何もない」』
『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ
「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?』
『●「「危機が迫っている」とあおり、時の政権の求心力を高める手法」
…メディア買収と国内に向けての圧力』
『●米朝に「本来は「揃って頭を冷やせ」
と諭すべき立場にいるのが日本なのに」…火に油を注ぐニッポン』
「日刊ゲンダイの高橋乗宣さんのコラム【日本経済一歩先の真相/
圧力一本やり 売られてもいないケンカを買って出る愚行】」
『●青木理さん、逃れられない歴史的責任…
「朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない」』
『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と山尾氏「私事」による離党の
事の軽重…マスコミはわきまえているか?』
『●トランプ氏、「私は、日本と韓国に対して、
アメリカの高性能の軍事装備を大量に購入することを認める…」』
『●「戦死を美化」することではなく、いま必要なことは
「同じことを二度と繰り返さないという誓い」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017091502000119.html】
米イージス艦に洋上給油 日米一体化把握できず 新任務非公表
2017年9月15日 朝刊
海上自衛隊の補給艦が安全保障関連法に基づき、日本海で北朝鮮の弾道ミサイル防衛(BMD)に当たる米イージス艦に洋上給油をしていることが、政府関係者への取材で明らかになった。海自が五月に実施した「米艦防護」に続く安保法の新任務だが、政府は米軍の意向を踏まえ、いずれも公表していない。国民が実情を把握できないまま自衛隊と米軍の一体化が加速度的に進み、専門家からはリスク増を懸念する声が上がる。
昨年三月の安保法施行で、自衛隊から米軍への物品提供や輸送任務の対象が拡大。こうした任務の前提となる改定日米物品役務相互提供協定(ACSA)も今年四月に発効し、給油を実施した。
河野(かわの)克俊統合幕僚長は十四日の記者会見で、改定日米ACSAに基づく物品供与は認めたが、「米国の行動に関わる」として、洋上給油をしたかどうかも明かさなかった。
五月に太平洋上で実施した米艦防護でも、政府は公式には認めておらず、政府関係者は「米国が公表しないよう強く求めている」と強調する。しかし、政府が自衛隊と米軍の動向を説明しないまま安全保障を巡る情勢が緊迫化し、集団的自衛権を行使する事態となる可能性もあり得る。
学習院大法科大学院の青井未帆教授(憲法学)は「国民の知らないところで、後戻りができないぐらい米国との深いつながりができている。軍事的な緊張が強調される中、情報を持たない国民が正しい判断ができるのか。自衛隊員だけでなく国民のリスクも増してしまう」と訴えた。
◆共産・志位氏が批判「国民知らず発動は危険」
共産党の志位和夫委員長は十四日の記者会見で、海上自衛隊補給艦による米イージス艦への安全保障関連法に基づく洋上給油に関し「国民に全く知らされないまま発動された。一部のメディアが報道し、後から分かってくる。大変危険な動きだ」と批判した。
同時に「万が一、米国と北朝鮮が軍事衝突し、日本が当事国に引き入れられれば、日本に戦禍が及ぶ」と指摘。「平和的努力こそ政府がすべきことだ」と強調した。
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213629】
米イージス艦に初補給 “米軍と一体”で自衛隊は格好の標的
2017年9月15日
(03年、テロ特措法に基づき米艦船(右)に洋上給油する
海上自衛隊の補給艦「ときわ」(C)共同通信社)
14日、海上自衛隊の補給艦が日本海で北朝鮮による弾道ミサイル発射の警戒に当たる米イージス艦に給油をしていることが明らかになった。昨年3月に施行された安保関連法に基づく初の補給任務で、今年4月から、月1回程度のペースで洋上で給油活動を実施しているという。米側の要請で非公表としていたが、今回、菅官房長官が認めた。
「海自と米軍のイージス艦は現在、24時間態勢で北朝鮮の動向を
警戒監視しています。補給活動の場所と時期を明かすことは、
北朝鮮にイージス艦の位置を特定されて作戦に支障をきたし
かねません。それでも今回、政府が認めたのは、隠蔽しよう
としていると疑われるのを避けるためでしょう。4月の任務から半年が
経過し、今、米軍の運用に影響が出る可能性は低い。米軍の了承を
得たうえでのことだと思います」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)
しかし、半年間も正確な情報を国民に知らせてこなかった事実は変わらない。海自が今年5月に米補給艦に行った「米艦防護」もいまだに正式に公表されていない。しかも、日米の軍事一体化はますますエスカレートしている。今年6月には米空軍特殊作戦機が航空自衛隊のヘリコプターに対し、初の夜間空中給油訓練も行った。
「『チーク・ジェット』と名付けられた夜間演習は、暗視ゴーグルを
使用するなど実戦さながらのハイレベルな訓練でした。空中給油を
行ったのは米側ですが、演習の目的は米軍の作戦に自衛隊を
動員すること。15年4月に日米両政府が締結した
『新たな日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)』に
基づくものです」(自衛隊関係者)
日米の運用が一体化すればするほど、自衛隊のリスクは高まっていくことになる。
「政府は何かにつけて“後方支援”であることを強調しますが、
米イージス艦への給油は紛れもない兵站です。北朝鮮は自衛隊を
米軍と同じ集団と見なしているはずです。米軍に対して軍事行動に
出る時は真っ先に自衛隊に矛先を向けるでしょう。例えるなら、
狙いやすい騎兵の馬が狙われるようなものです」(世良光弘氏)
燃料補給中は艦船が最も防御しにくいタイミングとされる。このまま米軍と行動を共にしていたら、自衛隊は格好の餌食だ。
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[※ 東京新聞(2017年7月8日)↑]
リテラの記事【トランプ大統領が北朝鮮危機に乗じ、安倍政権に大量の武器を押し売り! 言いなりの日本は戦争ビジネスの泥沼に】(http://lite-ra.com/2017/09/post-3439.html)。
《北朝鮮に対する軍事行動について「第一の選択肢ではない」と述べるなど、過激さを抑えつつあるトランプ大統領だが、それとは別に、先日5日に投稿したツイートが物議を醸している。〈私は、日本と韓国に対して、アメリカの高性能の軍事装備を大量に購入することを認めるつもりだ〉 「認めるつもり」っていったい何様?と言いたくなる傲慢さだが、北朝鮮への牽制という意味以上に、「日本と韓国はアメリカから武器を買えよ。もっと買えよ。買うんだろ?」と強引に迫っている》。
相変わらずのツイート外交。トランプ氏は《アメリカの高性能の軍事装備を大量に購入することを認め》て下さるそうだ。あぁ~、トランプ氏や番犬様に、アベ様らは嬉しくてシッポふりふりでしょう。「死の商人」の仲間入りはしたものの、「商売」は芳しくなく、戦争したくて涎ダラダラ。一方、ツイートで命令されて嬉々としてトランプ様へ高額《リボ払い》でお支払い。《バイ・アメリカン》万歳! 《軍需産業を活性化させることで経済を立て直したいという思惑》トランプ氏に大貢献、頭なでなでよしよし…ってなもんでしょう。《ヤクザ商売》、ヤクザ外交。アベ様は、《異次元の圧力》のために、異次元の購入。バカである。
『●石破茂氏「日本への核拡散」発言と
山尾氏「私事」による離党の事の軽重…マスコミはわきまえているか?』
日刊ゲンダイの記事【米から高額兵器爆買い 安倍政権で“防衛費リボ払い”急拡大】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212993)によると、《安倍首相が、米国の言い値で高額兵器を次々と購入できるのは、こっそり“リボ払い”(後年度負担)を急拡大させているからだ。後年度負担とは、単年度で支払いきれない高額兵器を購入する際、次年度以降に分割して支払う仕組みだ。平たく言えば、当面は楽になるが、後々の支払いに苦労するリボ払いに他ならない》。
歴史的責任を自覚し、平和憲法を持つ日本が核廃絶・軍縮に牽引すべきだというのに…。
『●青木理さん、逃れられない歴史的責任…
「朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない」』
コンナ押し売りに応じてはダメ! 「朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない」、そのためにカネを使ってくれ。《そこで切り詰められていくのは、わたしたちの暮らしを守る社会保障費》、そんな社会まっぴら御免だ。
『●アベ様参院選公約「子育て…」: 「3歳児、おなかすいて盗んだ」
…アベ様のニッポン、病んでいないか?』
『●2016年報道の自由度ランキング72位:
「メディアは二流ならば社会も二流」、アベ政治も…粗悪』
『●「思いやり」に溢れた、番犬様にとっての「天国」ニッポン
…子どもの貧困問題などは置き去り』
『●政治家の浅ましさ、政治の貧困:
「あたかも完璧な貧困者でないと許さないかのような社会」は病んでいる』
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【http://lite-ra.com/2017/09/post-3439.html】
トランプ大統領が北朝鮮危機に乗じ、安倍政権に大量の武器を押し売り! 言いなりの日本は戦争ビジネスの泥沼に
2017.09.07
(首相官邸HPより)
北朝鮮に対する軍事行動について「第一の選択肢ではない」と述べるなど、過激さを抑えつつあるトランプ大統領だが、それとは別に、先日5日に投稿したツイートが物議を醸している。
〈私は、日本と韓国に対して、アメリカの高性能の軍事装備を
大量に購入することを認めるつもりだ〉
「認め るつもり」っていったい何様?と言いたくなる傲慢さだが、北朝鮮への牽制という意味以上に、「日本と韓国はアメリカから武器を買えよ。もっと買えよ。買うんだろ?」と強引に迫っているのだ。
事実、トランプ大統領が掲げてきたスローガンのひとつは「バイ・アメリカン」(アメリカ製品を買おう)だが、なかでも軍需産業を活性化させることで経済を立て直したいという思惑がある。
たとえば、5月におこなった初の中東・欧州外遊でも、トランプ大統領はサウジアラビアに武器を必死に売り込んだ。オバマ前大統領はサウジが介入しているイエメン内戦で民間人の犠牲者増を抑えるべく武器売却を停止するなどの処置をとっていたが、トランプはそれを反故。その結果、なんと約12兆円もの武器売却の契約を取り付けている。
ようするに、この北朝鮮との緊張関係の高まりは、トランプにとっては日韓への絶好のセールスチャンス。北朝鮮を挑発して危機感を煽りつつ自国の軍事装備を売りつける──ヤクザ商売そのものだ。
だが、このえげつない押し売りに対し、日本は言われるがまま。最初の首脳会談後の共同記者会見でトランプは「両国が継続して同盟関係にさらなる投資を行い、私たちの防衛力をさらに高めていくことが大切だ」と述べたが、これを日本側は「役割強化のために、必要な防衛装備品は買わなければいけない」と受け止めたといい(朝日新聞2月16日付)、安倍首相は国会で「我が国は最先端の技術を用いた米国の装備品を導入しているが、これらは我が国の防衛に不可欠なもの」「結果として、米国の経済や雇用にも貢献するものと考えている」と宣言。
そして、先月17日におこなわれた日米安全保障協議委員会(2プラス2)では、小野寺五典防衛相は北朝鮮危機に備え、新たにイージス艦の地上版であるアメリカ製弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」を導入したいとアメリカ側に伝えた。イージス・アショアは1基につき約800億円で、日本は2基・約1600億円分を購入する予定だ。
アメリカのご機嫌うかがいのためだけに、使いようのない陸上型イージスを導入
こうしたアメリカへの“爆買い”は、2プラス2でのアメリカへのご機嫌伺いではないかと言われているが、そのほかにもイージス・アショアの導入には、さまざまな観点から疑義が呈されている。
まず、イージス・アショアは陸上型であるため攻撃の対象にしやすい上、設置までに5年以上はかかると言われている。レーダーが作動する際にはかなり強力な電磁波が放出されるため、周辺住民の健康への影響を心配する声もある(東京新聞9月1日付)。また、「週刊新潮」(新潮社)9月14日号によると、自衛隊内では「誰が(イージス・アショアを)運用するのか」「切り詰めた上にカネのかかる装備まで持たされてはたまらない」と押し付け合っている状態らしい。
だが、最大の問題は、「イージス・アショアの導入は日本の防衛というより、アメリカのために配備するのではないか」ということだ。
このイージス・アショアは、日米が共同で開発してきた新型迎撃ミサイル・SM-3ブロック2Aを配備する予定だとされ、新型SM-3ミサイルは迎撃高度が飛躍的に向上し、射高は1000キロ以上、射程は2000キロにもおよぶという。これによって、高高度にミサイルを打ち上げるロフテッド軌道にもより確実に対応できると言われているが、このSM-3ブロック2Aについて、軍事評論家の田岡俊次氏はこう書いている。
〈グアムやハワイを狙う中距離ミサイルに対処するのが当初の目的で、
「集団的自衛」の最たるものだ〉(「AERA」9月4日号/朝日新聞出版)
ようするに、SM-3ブロック2Aは、日本に打ち込まれるミサイルを迎撃するためだけではなく、グアムやハワイに向けて発射されたミサイルに対応する、集団的自衛権を行使するために配備するのが当初の目的だった──。だが、ちょっと待ってほしい。アメリカに向けられたミサイルを迎撃することは集団的自衛権の行使となるが、行使するための要件は満たせない。
8月10日の閉会中審査で小野寺防衛相は、北朝鮮がグアムに向かってミサイルを発射した場合、「米側の抑止力・打撃力が欠如することは、日本の存立の危機に当たる可能性がないとも言えない」として集団的自衛権を行使できると答弁。また、安倍首相は、トランプ大統領との電話会談で「相互防衛」を勝手に約束してしまった。
だが、本サイトでは何度も指摘しているように、仮に北朝鮮のミサイルがグアム基地に着弾したとしても、米軍は反撃能力をもった部隊や艦船を朝鮮半島に展開しており、抑止力や打撃力が欠如するなんてあり得ず、集団的自衛権を発動できる条件として政府が定義した「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」に当たるわけがない。内閣法制局の横畠裕介長官でさえ、安保法制の国会審議の場で「ミサイル防衛については、我が国に向かうミサイルについての措置のみでございます」(2015年6月29日衆院平和安全特別委員会)と答えていたではないか。
トランプの言われるまま軍事装備に税金投入し、社会保障はどんどん削られる
いや、イージス・アショアを導入したところで、北朝鮮もそれを黙って見ているはずがない。前出の東京新聞では、軍事評論家の前田哲男氏がこう話している。
「(イージス・アショアを設置すれば)一時的に迎撃手段の厚みが増す
とはいえる。だが、北朝鮮は迎撃システムを打ち破ることを
考えるだろう。いたちごっこが続く」
防衛省が8月31日に発表した2018年度予算概算要求は、過去最大の5兆2551億円。きょうも菅義偉官房長官は北朝鮮の「電磁パルス攻撃」の対策を急ぐと述べたが、この研究費用に14億円が計上されている。「いたちごっこ」をつづける限り、際限なく予算は増額されていく。そして、この「いたちごっこ」によって潤うのは間違いなくアメリカであり、まさにトランプ大統領の思う壺となる。
さて、いま日本と同じようにトランプから軍事装備を押し売りされている韓国だが、〈国会の代表的な軍事安保専門家〉であるキム・ジョンデ議員は、韓国紙ハンギョレの取材に対し、こんな意見を述べている。
「兵器導入だけで安保は解決されない。むしろ、さらに悪化する可能性
さえある。政府は軍事力だけで現在の状況を管理することができる
という考えを捨てるべきだ」
「軍事力は対話を促進するための手段として使わなければならないが、
対話はしないとしながら軍事的対応をするだけでは、緊張局面を
さらに悪化させる恐れがある」
無論、これは日本にも同じことが言える。だが、安倍首相の姿勢は、忠犬さながらトランプ大統領に尻尾を振るばかり。本日開かれた日韓首脳会談では「これまでとは異次元の圧力を科すべく、取り組みを進める必要がある」と主張し、「異次元の圧力」という謎ワードを発した。
対話を捨てて危機感を増幅させる一方、トランプに言われるままに軍事装備をお買い上げ。そして「新たな脅威」に備え続けるという悪循環──。そこで切り詰められていくのは、わたしたちの暮らしを守る社会保障費なのである。
(編集部)
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[三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]
琉球新報の【<社説>石破氏核配備発言 国是と不拡散に反する】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-570056.html)と、
東京新聞の中根政人記者による記事【米の核、日本配備の是非議論を 石破氏、北抑止策で発言】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017090702000139.html)。
《米軍核兵器の日本国内への配備は言語道断である。自民党の石破茂元幹事長は6日のテレビ朝日番組で、北朝鮮による核実験強行を踏まえ、日米同盟の抑止力向上のため、日本国内への核兵器配備の是非を議論すべきだとの考えを示した》。
《石破氏は直ちに発言を撤回し、国民に釈明すべきだ》が、呑気なマスコミは山尾志桜里議員の「私事」による民進党からの離党・追い出しについてのバカ騒ぎを繰り返すばかり。大変に期待していた山尾志桜里議員については、「高額すぎるガソリン代」問題で若干失望し、横浜市長選での(自民党支援の)トンデモな林文子候補(現市長)応援問題で大きく失望し…続いて今回、脇が甘かったのか、陥れられたのかは知らないが、「私事」で民進党からの離党・追い出し。自由党かどこかに「移籍」して、必ず巻き返してほしい。このまま「消えてしまう」のでは、あまりに惜し過ぎる。
バカ騒ぎのマスコミの皆さんには、「「元愛人」に1805万円」や「素淮会」の件もよろしくお願いしたいものですね。日刊ゲンダイの記事(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/213064/2)に賛同します…《確かに…するなら政治家の信用性にかかわる。ただ、安倍応援団メディアの鬼の首を取ったような報道には鼻白む。安倍政権の閣僚は、週刊誌に「元愛人」と書かれた女性が経営する会員制サロンに政治資金から1晩50万~100万円もつぎ込んでいる。この関係を自民党内は「あの人は面倒見がいい」と美談のように片付けているのに……》。
『●「S」で「D」なアベ様と麻生副首相は
「政治資金」で夜な夜な一体何をしているのか? それでも支持??』
「nikkan-gendaiの記事【“SM大臣”が霞む…安倍首相&麻生大臣
「政治資金」放蕩三昧】
(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154429)。
「これじゃあ、“SM大臣”を叱れっこない。安倍首相と麻生副首相、
政権2トップの政治資金の使い道はそろってデタラメ。目に余る放蕩三昧で、
一方はキャバクラ、一方は「元愛人」の店に入り浸っていた」。
アベ様や麻生太郎大臣は、市民を虐めることしか考えていない、
「S」で「D」ですから」
石破茂氏による「日本への核拡散」狂気発言と山尾志桜里氏の「私事」による離党について、事の軽重をマスコミは弁えているのでしょうか?
御得意の閣議決定でアベ様により武器輸出三原則が破壊され、今度は、石破茂氏によって非核三原則を爆破しようとしている。いまのところ、「最低の官房長官」や小野寺五典防衛相は否定はしているものの、アベ様の御一存でいつでも賛成に転じるでしょう。
室井佑月さん曰く、《安倍政権は閣議決定で、「武器輸出三原則」をなくした。武器や軍事技術を海外に輸出できるようにしてしまった。この国が売った武器で、遠い国の会ったこともない人の家や街が壊されたり、人が死んでしまうかもしれないってことだ》…つまり「死の商人」に成り下がり、今度は、番犬様に「核」を持ちこんもらい、トランプ大統領に「ポチッとな」してもらうつもりらしい(リテラ【ウーマン村本に上念司が「いまの戦争は“ポチッとな”で終わる」とトンデモ主張! 現実をわかってないネトウヨのお花畑脳】、http://lite-ra.com/2017/09/post-3437.html)。日本に核を《拡散》させたいらしい石破茂氏、《お花畑能》だ。
『●経団連は、「プルトニウムをつくる装置」再稼働を後押し。
そして、国家戦略としての「武器輸出」を推進!』
「…頭に浮かんだのは、「死の商人」、「赤紙」。
これまで数十回にわたって、CMLの記事について、
以下を「つぶや」いてきました。
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■「赤紙」が来る時代
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/c5aecf5f3f80e3bdca64d1b8b6603ed0)
『[CML 035569] 武器輸出に資金援助』
(http://list.jca.apc.org/public/cml/2014-December/035684.html)/
「武器を売って手にした金で、
娘はピアノを買ってもらい平和の曲を奏でる」
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『●室井佑月さん「安倍政権の掲げる成長戦略は…
他人の不幸や不運を踏み台にしたものばかり。ろくでもない」』
日本に核を《拡散》させたい石破茂氏、「憲法上は原子爆弾だって問題ではない」のアベ様同様、アタマオカシイノデハ?
《核基地を造れば北朝鮮の先制攻撃の標的になる》のだろうが、自民党本部にでも配備してもらうのかね? まさか、いつもの手口で、沖縄に押し付けるつもりじゃないでしょうね? 「標的の島」ならぬ、「標的の自民党本部」。
石破茂氏の発言ですぐにブログ主の頭に思い浮かんだ風景…『続・猿の惑星』。自民党本部地下にて、《核爆弾を神とあがめ》、手を合わせる石破茂氏やアベ様らの姿。
『●「台湾の原発ゼロ」…あ~ニッポンは、
3.11東電原発人災に正しく学ばない中毒患者と『続・猿の惑星』』
「『猿の惑星』シリーズの《続編では核爆弾を神とあがめる人々も登場》…
ニッポンの核発電「麻薬」中毒患者の皆さんの愚かな姿は、もはや、
宗教の域に達しており、「正気の沙汰じゃない。もはや「宗教」、
「ビョウキ」」です。「核信者」「核燃料サイクル教信者」」
歴史的責任を自覚し、平和憲法を持つ日本が核廃絶・軍縮で役割を果たすべき、リーダシップを発揮すべきだというのに…戦争を煽っているとしか思えないニッポン。《朝鮮半島が平和になるために日本は努力》をしているか?
沖縄タイムスの【社説[軍拡進む東アジア]危機を転換の時とせよ】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/138944)によると、《核・ミサイル開発を巡る北朝鮮の暴走は、米朝対立をエスカレートさせているだけでなく、韓国や日本の防衛強化の動きを表面化させている》。
『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ
「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?』
『●「「危機が迫っている」とあおり、時の政権の求心力を高める手法」
…メディア買収と国内に向けての圧力』
『●米朝に「本来は「揃って頭を冷やせ」
と諭すべき立場にいるのが日本なのに」…火に油を注ぐニッポン』
『●青木理さん、逃れられない歴史的責任…
「朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない」』
綿井健陽さんのつぶやきとそのリンク先…:
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WATAI Takeharu 綿井健陽 @wataitakeharu 9月4日
世界の核実験回数リスト。上位3カ国の突出。
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The Baghdad Post @TheBaghdadPostE
Nuclear tests since 1945:
US: 1032
Russia: 715
France: 210
China: 45
UK: 45
N. Korea: 6
India: 3
Pakistan: 2
(SIPRI)
2:45 - 2017年9月5日
+ + + + + + + + + + + +
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自分たちの暴走は棚に上げておいて…。当時、アベ様らは抗議したのだろうか?
「「核なき世界」の足を引っ張る、平和を希求しない」アベ様、「確信犯なナチス擁護、ウルトラ差別主義者」麻生太郎氏、、石破茂氏、そして、「ヘイト体質、壊憲体質な」小池百合子東京「ト」知事も色気を見せているらしい…この国には、マトモな首相候補者はいないのか?
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-570056.html】
<社説>石破氏核配備発言 国是と不拡散に反する
2017年9月7日 06:01
米軍核兵器の日本国内への配備は言語道断である。
自民党の石破茂元幹事長は6日のテレビ朝日番組で、北朝鮮による核実験強行を踏まえ、日米同盟の抑止力向上のため、日本国内への核兵器配備の是非を議論すべきだとの考えを示した。
72年前、広島と長崎に落とされた2発の原子爆弾で21万人以上もの命が奪われた。
唯一の被爆国である日本は非核三原則を堅持し、核不拡散を主張してきたはずだ。石破氏の発言は国是と、不拡散の約束を破ることになる。あまりにも冷静さを欠いている。石破氏は直ちに発言を撤回し、国民に釈明すべきだ。
石破氏は「核の傘」と通常戦力を含めた総合的な抑止力で同盟国を守る「拡大抑止」の仕組みに言及し「持ち込ませないことと拡大抑止力の維持は本当に矛盾しないのか。そういう状況に日本はあるのではないか」と指摘した。
隣の韓国では1991年に在韓米軍から撤去された戦術核兵器の再配備を求めるべきだとの議論が再燃している。再配備論に対し米国の元国務省高官は「韓国内に核基地を造れば北朝鮮の先制攻撃の標的になるし、反米感情を再燃させ得る」「韓国原発への海外からの燃料供給も止まり、国際的地位は傷つく」と指摘している。「日本にも同じことが言える」と主張する。つまり現実的ではないのだ。
日米両国は沖縄返還交渉時に、核兵器の再持ち込みに関する密約を交わしている。石破氏の発言は、沖縄への核兵器持ち込みの是非を議論するということになる。議論するまでもない。断固拒否する。
石破氏は、米軍核兵器の配備に対する日本国民の反感は理解できるとし「感情的には持ち込ませないのがいいに決まっている」とも語った。では、なぜあえて核兵器配備を口にしたのか。
核兵器を使えば、人類の存亡や環境にとって不可逆的な地球規模の被害をもたらす。そもそも非人道的な兵器に、人類の安全保障を依存すること自体がおかしい。
今年7月、核兵器を非合法化する史上初の国際法「核兵器禁止条約」が国連で採択された。条約には国連加盟国の6割超に当たる122カ国が賛同した。核兵器の開発、実験、製造、保有、移譲を禁じ、さらに「使用するとの威嚇」、つまり核抑止力も明確に否定している。
しかし、日本は米国の「核の傘」の下にあるとして、条約に参加しなかった。94年以降23年連続で核廃絶の国連決議を主導してきた姿勢と矛盾する。核保有国は「条約は非現実的だ」と批判するが、今や国際社会は、核抑止力ではなく「核兵器なき世界」の実現を目指している。
国際社会の目標は北朝鮮の非核化だ。米国防長官は「外交的解決を決して諦めていない」と発言した。北朝鮮の核武装阻止へ向け、結束して結果を出してもらいたい。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201709/CK2017090702000139.html】
米の核、日本配備の是非議論を 石破氏、北抑止策で発言
2017年9月7日 朝刊
自民党の石破茂元幹事長は六日のテレビ朝日番組で、北朝鮮の核実験や弾道ミサイル発射などを踏まえた抑止力向上のため、日本国内に米国の核兵器を配備することの是非を議論すべきだとの考えを示した。「米国の核で守ってもらうと言いながら、日本国内に置かないことが正しい議論なのか」と指摘した。
日本政府は核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」とした非核三原則を持つ。石破氏は、このうち「持ち込ませず」について「議論もせずで本当にいいのか。(『核の傘』を含めた抑止力で同盟国を守る米国の)拡大抑止力の維持と矛盾しないか」と強調し、非核三原則の見直し議論の必要性に踏み込んだ。
一方で、日本の核兵器保有は「唯一の被爆国が持ったら、世界中のどこが持ってもよいという話になる」と否定した。
菅義偉(すがよしひで)官房長官は六日の記者会見で「政府は非核三原則を堅持している。これからも議論は考えていない」と説明。小野寺五典(いつのり)防衛相も記者団に「非核三原則の中で対応しているスタンスは変わらない」と、石破氏の発言に否定的な考えを示した。 (中根政人)
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[三上智恵監督『標的の島 風かたか』公式ページ(http://hyotekinoshima.com)より↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/蜜月トランプと安倍に尽きぬ不安】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1882674.html)。
《日米同盟にとって、この緊密な関係は重要で意味があると日米至上主義者たちは満足だろう。だが、トランプは北がグアム攻撃をやめれば最大限に評価し、挑発すれば挑発で答える程度のツイッター外交を繰り広げている。この程度の感想で一喜一憂する米外交に追随していることが一番だと思っているのならば、随分とお粗末な外交認識だ…友人が1人もいない。 ★そのトランプに妙に気に入られているのが安倍だ。しかしそれは誇らしいことなのだろうか》。
アベ様はロシアとは話し合っているようだが、中国や韓国とはどうなのか? アベ様はホットラインを持っているのではないかとさへ思うのだけれども、直接的に北朝鮮に何らかの接触をしているのだろうか…。
《軍事的対応ではなく、緊張緩和に知恵を絞り、外交努力を重ねることこそが平和国家を掲げる日本の役割》なはずなのに、《北朝鮮に対する政府方針は「対話と圧力」。圧力を国内に向けてどうするのか》状態で、意味の無いCMや下心があるのではないかともとれるJアラート…。そんなアベ様と、《今あげた各国は…そりが合わず信頼関係もない。友人が1人もいない》トランプ氏とがしばしばの《電話会談》。《そのトランプに妙に気に入られているのが安倍だ》…の二人で一体何を話し合っているのか? まさか、《ふらふらと電話で妙な耳打ちや約束でもして》いないでしょうね?
「売られてもいないケンカを買いにいくほど愚かなことはない」し、「本来、日本こそ対話路線に引き込む役割を果たせる立場にある」(高橋乗宣さん)はずなのに。「本来は「揃って頭を冷やせ」と諭すべき立場にいるのが日本」のはずだ。
『●米朝に「本来は「揃って頭を冷やせ」
と諭すべき立場にいるのが日本なのに」…火に油を注ぐニッポン』
《金正恩委員長の暴走に対し、安倍政権の対応といえば、
首相がトランプ米大統領との“ホットライン”を通じて何やら会話。
その後、日米同盟の強化と北朝鮮への圧力を強めるという
ワンパターンである。朝鮮が軍事的挑発を仕掛けるたび、圧力を強め、
また挑発を仕掛けたら、さらに圧力を強める繰り返し。これでは
堂々巡り。どちらかが降りるまで延々と挑発合戦を続ける、
危ういチキンレースとなるだけだ…売られてもいないケンカを
買いにいくほど愚かなことはない。安倍政権は米軍との一体化で
国民を危険にさらす前に、米朝両国を対話路線に導くための
橋渡し役になるように努めるべきだ》
青木理さん(『サンデーモーニング』、2017年9月3日)曰く、「日本がどう向き合うか。先の大戦で、ドイツは敗戦して分断された。ところが、アジアでは解放された朝鮮が分断された。プラス、日本は戦後、朝鮮戦争を梃子にして経済発展の土台を築いた。基地は沖縄に押し付けたんですよ。つまり、今のこの米朝の対立も分断も、日本は歴史的な責任からは逃れられない。歴史を考えた時に、北朝鮮と単に対峙しているだけではなくて、どう向き合うかというのは、自ずから明らかになってくる。むしろ、朝鮮半島が平和になるために日本は努力をしなくてはいけない、ということは忘れてはいけない」。
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1882674.html】
政界地獄耳
2017年9月4日9時9分
蜜月トランプと安倍に尽きぬ不安
★北朝鮮がミサイル試射をして以来、米トランプ大統領と首相・安倍晋三との電話会談が頻繁だ。3日の朝にも3度目の電話会談を行った。その直後に北朝鮮で核実験の報道。北朝鮮は「ICBM用水爆実験を成功」と発表した。日米同盟にとって、この緊密な関係は重要で意味があると日米至上主義者たちは満足だろう。だが、トランプは北がグアム攻撃をやめれば最大限に評価し、挑発すれば挑発で答える程度のツイッター外交を繰り広げている。この程度の感想で一喜一憂する米外交に追随していることが一番だと思っているのならば、随分とお粗末な外交認識だ。
★国連安保理は、米国の価値観を軸にコントロールできる核保有国を相互監視していくことで認め合う。まして米国と同盟関係にある英、独、仏、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドといった国々と、この問題をトランプが話し合ったり相談した痕跡は皆無だ。つまり国際社会はこの問題で連携していない。同時にこの問題のみならず、今あげた各国はトランプとそりが合わず信頼関係もない。友人が1人もいない。
★そのトランプに妙に気に入られているのが安倍だ。しかしそれは誇らしいことなのだろうか。日本はミサイルが飛ぶ当事国の1つだ。また、今の朝鮮半島分断の歴史と朝鮮戦争休戦には、先の大戦や日本の朝鮮戦争特需がその裏で大いに関わりがある。南北朝鮮には米国とは別の日本への感情がある。国際社会の中で孤立するトランプと安倍が蜜月であることは、外交的にも決していい状況とは思えない。またトランプに頼りにされ、ふらふらと電話で妙な耳打ちや約束でもしてしまったら…。不安は尽きない。(K)※敬称略
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