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●立派な「戦争法案」!: 後方支援=兵站「武力行使と一体不可分の中心構成要素」、「リッパな戦闘行為」 

2015年05月31日 00時00分42秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【答弁不能で“つまり”連発…安倍首相が「安保」審議でまた完敗】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160252)。

 「天敵の志位委員長に急所を突かれ、一方的に攻め込まれた安倍首相」は、衆院特別委員会は「非戦闘地域」と思っていたようで、言論という「武器」も持ち合わせていず、反論も出来ずに、「(攻撃された場合は)ただちに退避する」」を実践したようだ。元々、違憲な手法での壊憲、メチャクチャ過ぎる法案。

   『●戦争に油を注ぎ、番犬様の片棒を担げば、
      「非戦闘地域」「後方支援」は何の保証にもならない

   『●壊憲: 「憲法を「変えない」という重み」と
      「「政治家が「戦争のできる国」を志向し、その言葉の軽さ」

   『●「戦争法案」: 「戦争できる国」、
      番犬様の国のために「戦争したい国」・・・主権者は誰か?

   『●東京新聞・半田滋さん「「銃後の国民」も
      無関係ではいられない。たいへんな思いをするのは・・・」

   『●『戦争法案』、理由は何でもアリ:
     だって「国民から強い支持をいただいた」んだもの!? 嗚呼・・・

   『●「平和」「安全」ラベル付き「戦争法案」:
     「非戦闘地域」で「後方支援したい。リスクとは関わりない」


 「先週の党首討論で安倍首相から「ポツダム宣言を読んでいない」とビックリ仰天の答弁を引き出した共産党の志位和夫委員長が登場。「後方支援(兵站)」や、自衛隊の武器使用をめぐる法案のデタラメについて攻められた安倍首相は、まともに答えられず、タジタジだった」。

 女性議員には「早く質問しろよ」!、と言えても、志位氏にはそれを言う勇気もないヘタレなアベ様。福島瑞穂さんの「戦争法案」にはレッテル貼りと言えても、志位氏には何も言えない情けなさ。

   『●福島瑞穂氏への「絶対権力」者の横暴と狭量:
      「自らと異なる立場に対する敬意や尊重などかけらもない」

   『●「戦争法案」: 「戦争できる国」、
     番犬様の国のために「戦争したい国」・・・主権者は誰か?


 実際、いくら「平和」「安全」というラベルを上張りしても、立派な「戦争法案」! 後方支援=兵站は「武力行使と一体不可分の中心構成要素」であり、「リッパな戦闘行為」。神浦元彰さんは、アベ様は「軍事のリアリティーを知らな過ぎる」と呆れる。つまり、「「最高の責任者」アベ様のオツムの中身」が透けて見えた訳だ。

   『●「最高の責任者」アベ様のオツムの中身

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160252

答弁不能で“つまり”連発…安倍首相が「安保」審議でまた完敗
2015年5月29日

      (「つまり」「つまり」を連発(C)日刊ゲンダイ)

 「第2ラウンド」も安倍首相の完敗だった。27日開かれた「戦争法案」を審議する衆院特別委員会。午後の質疑では、先週の党首討論で安倍首相から「ポツダム宣言を読んでいないとビックリ仰天の答弁を引き出した共産党の志位和夫委員長が登場。「後方支援(兵站)」や、自衛隊の武器使用をめぐる法案のデタラメについて攻められた安倍首相は、まともに答えられず、タジタジだった。

 志位委員長はまず、自衛隊が「後方支援」中に攻撃され、応戦する可能性についてただし、これが憲法に違反する「戦闘行為」に当たるのではないかと迫った。

 これに対し、首相は「『任務遂行型』ではなく『自己保存型』の武器使用であり、(攻撃された場合は)ただちに退避する」と答弁したが、志位委員長は武器使用の定義や概念は国際法上、存在しないと畳み掛け、安倍首相がいう「自己保存型」であっても、明確な憲法違反――と指摘。その時、安倍首相は苦虫を噛み潰したような顔をしていた。

   「安倍首相が説明した『自己保存型』の武器使用は、
    自己防衛のための必要最小限度の使用であり、
    憲法違反ではない、という91年の政府見解を
    引用したものです。しかし、自衛隊がイラク復興支援の
    際に携行した武器は、84ミリ無反動砲
    12・7ミリ重機関銃非戦闘地域の派遣でさえ
    この重装備なのです。今度の法案はドンパチ最中の
    米軍の兵站を担う可能性もあるから、もっと重装備に
    なるでしょう。攻撃されれば当然、自衛隊は反撃する。
    リッパな戦闘行為です」(防衛省担当記者)

 天敵の志位委員長に急所を突かれ、一方的に攻め込まれた安倍首相は終始、仏頂面。目を泳がせながら「つまり」「つまり」を連発していた。


■法案の欠陥も次々バクロ

 さらに多国籍軍の兵站を担う自衛隊が勝手に「退避」できるのかを問われた安倍首相は、「(自衛隊は多国籍軍の)指揮下に入らない」と胸を張ったが、志位委員長は呆れた様子で「兵站が(多国籍)部隊の指揮下に入るのは(軍事の)常識」とピシャリ。米海兵隊が兵站について「武力行使と一体不可分の中心構成要素」と位置付けていることも挙げて、答弁の“非常識ぶりを厳しく指弾すると、安倍首相はシュンとした表情だった。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏がこう言う。

   「一言で言って安倍首相の答弁はメチャクチャでした。
    軍事のリアリティーを知らな過ぎる。与党協議が
    結論ありきだったから、こういう答弁になる。
    現場の自衛隊員も『オイオイこんな常識も知らないのか』
    と呆れていますよ。おそらく安倍首相の答弁は今後も
    ボロが次々と出てくる。8月の法案成立なんて絶対ムリですよ」

 安倍首相が志位委員長に、グウの音も出ないほど追い詰められる日は近い。
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