歌を聴いて、まるで一発の弾丸に打たれるように感じることがある。
とは言え世の中のみんながみんなあることではない。音楽をそんな風に身構えて聴く人自体がまず少ないし、その人の人生経験に寄り添える曲なんてそうそうあるもんじゃない。
だからそういう曲をえてして他人が聴いても「そんなに良いかこれ?」と思うことが多い。
今日のネタはそんな曲である。
奥華子「押し花」
はっきり言う。パッとしない曲だ。地味な曲でもある。CD媒体とすると、ベスト盤の、しかもスペシャルエディションにようやく収録された、そんな曲。オリジナルアルバムには収録されていない。
それでも・・・
僕はこの曲を聴いた時にはっきりと自分の心の中の押し花を意識した。かつて本当に好きだった、そしてもう会えないであろう人を明確に思い描いたのである。
僕の心の中の押し花は、確かに今でもきれいなままだった。
けれども多分、この押し花は押し花であるが故に、花として咲いていた時とは風合いが違うんだろう。花はその姿のままでは押し花にすることはできない。そしてもう、元の花がどんなであったかを、僕は思い出すことすらできない。
それでも、この押し花はかつて僕の心に咲いた綺麗な花と同一であることは間違いないのだ。あの時、この花を命を懸けて守ろうと思ったその気持ちは、絶対に嘘じゃない。だから、押し花は今でも心の中に咲いているのだ。
僕の命がある限り、すっと。
とは言え世の中のみんながみんなあることではない。音楽をそんな風に身構えて聴く人自体がまず少ないし、その人の人生経験に寄り添える曲なんてそうそうあるもんじゃない。
だからそういう曲をえてして他人が聴いても「そんなに良いかこれ?」と思うことが多い。
今日のネタはそんな曲である。
奥華子「押し花」
はっきり言う。パッとしない曲だ。地味な曲でもある。CD媒体とすると、ベスト盤の、しかもスペシャルエディションにようやく収録された、そんな曲。オリジナルアルバムには収録されていない。
それでも・・・
僕はこの曲を聴いた時にはっきりと自分の心の中の押し花を意識した。かつて本当に好きだった、そしてもう会えないであろう人を明確に思い描いたのである。
僕の心の中の押し花は、確かに今でもきれいなままだった。
けれども多分、この押し花は押し花であるが故に、花として咲いていた時とは風合いが違うんだろう。花はその姿のままでは押し花にすることはできない。そしてもう、元の花がどんなであったかを、僕は思い出すことすらできない。
それでも、この押し花はかつて僕の心に咲いた綺麗な花と同一であることは間違いないのだ。あの時、この花を命を懸けて守ろうと思ったその気持ちは、絶対に嘘じゃない。だから、押し花は今でも心の中に咲いているのだ。
僕の命がある限り、すっと。
ひとりで聴いたら絶対泣いてたわ…。
いい歌だね!
かなり地味目の曲ですけどね。これを手元におきたくてベスト盤は予約して買いましたわ。