こちらは、広島でレトロゲームのイベントを企画している団体、ゲームインパクト実行委員会が企画したゲームセンターあらしコラボ 1/12スケール ミニゲーム筐体(組立キット)。
すがやみつる先生協力の元、ゲームセンターあらしとコラボした企画で、1/12スケールのミニアーケード筐体を作ってしまおうというもの。アーケード筐体のミニチュアは食玩やプラモデル等ありますが、貴重なゲームセンターあらしグッズのひとつであるという点がポイント。ということで、早速組み立てて行きます。
本体は木製。型枠より外していきます。
大手玩具メーカーの製品ではなく、木製の製品ということからも、そのまますんなりはまるとはいかない。カッターで削り角を落としてやります。無理にはめ込むと、木なので割れててしまう可能性もあるため、穴に対して少し小さめくらいが丁度いい。木製ボンドで接着するため、少々削りすぎても問題はありません。
フロントパネルがはまりました。このような感じで仮組みをしていきます。
背面のパネルも取り付けて、なんとなくそれらしい雰囲気が。
看板パネルを取り付けます。
天井部分のパネルを取り付けます。
コントロールパネルを取り付けて、仮組みは完成。
裏面は黒で塗装となっているため、この段階では接着しません。木製なので一度仮組みをしておくと組み立てやすくなる。黒く塗るのは、筆ペン推奨となっていますが、今回は黒での塗装は行いません。
コントロールパネルにジョイスティックとなるピンを刺し貫通させます。その後、一端ピンを抜いてからコントロールパネルシールを貼って仕上げます。
ゲーム画面となるアクリル板。こちらも仮取り付けを行います。
アクリル板にシールを貼り付け、裏よりゲーム画面を接着してモニター部分を仕上げます。
コントロールパネルとモニターを取り付けるとこんな感じ。このモニター部分は、PCでゲーム画面を取り込んで自分で作成すればお好みのものに変えられると思います。
看板にゲームインパクトのシールを貼り付け。ここも、PCで画像を取り込んで好みのゲーム看板を作成すればよりリアルなものが作れるかも。組み立て式なので、色々と手を加えることのできる余地があります。
看板も取り付けました。
筐体の前面に木目調のパネルシールを貼り付け。どうやら、これは駄菓子屋筐体風の雰囲気。あまり木目調のゲーム筐体というのは記憶にありませんが、ATARIなどの70年代あたりの古い筐体だと存在するよう。
筐体側面にゲームセンターあらしシールを貼り付け。ちなみに、これはゲームセンタあらしのてんとう虫コミックスの7巻の表紙が元ネタになっている。
ということで、一応の完成。本来は筐体の裏面を黒で塗装して、付属の木工用ボンドで接着して完成ですが、今回は接着までせずに改造できる余地を残しておきます。必要な道具は、面取りをするためのカッターナイフと黒く塗るための筆ペンのみで、所要時間1時間ほどで作れる。シールはある程度は貼りなおしが効くし、失敗した時のためにシールとは別に元となった原画も付いてくる。
元々は紙で作るペーパークラフトだったみたい。筐体のペーパークラフトを作成している同人サークルとのコラボということのようです。木工の製品なのでペーパークラフトやプラスチック製品とはまた異なった独特の風合いや感触があります。
ここを黒で塗装してやればより完成度が高まる。モニター周りが黒いというのは、やはり駄菓子屋筐体ですな。あの駄菓子屋に置いてあったミニ筐体は、筐体のパネルが木製だったと思いますので、そういった意味でもリアル。
また筐体の底面はありませんので、このあたりも自作してやればより完成度が上がる。
大手玩具メーカーの完成品ではありませんので、手作り感溢れるものになっている。次は、食玩のぼくのゲームセンターシリーズが6万円もの高値を付けたというスペースハリアー筐体をやって欲しいところ。約3,000円という価格は微妙なところですが、木工製品の玩具ってたいてい高価ですし、あらしのライセンス料も入っているでしょうから、大量生産ではない一品ものに近い同人ものということを考えれば、リーズナブルと言えるかも。イベントではすがや先生のサイン入り筐体も限定販売されるようですが、量産版にもサインを印刷していて欲しかった。これを作っていると、ハングオン筐体のプラモデルも欲しくなってきました。
ということで、早速行くぜ!おりゃ~炎のコマ、炎のコマダブルアタック!!くらえ!炎のコマ+月面宙返り(ムーンサルト)~月面宙返り(ムーンサルト)二段撃ち!!
謎の人さん、勝負です。一撃でクリアーッ!!!たとえのこの身が灰になろうとも、俺はかける!!超新星スーパーノバだあ~~~っ!!
以上。こんな遊び方も出来る、意外と簡単に作れて出来上がりもなかなか綺麗なゲームインパクト実行委員会 ゲームセンターあらしコラボ 1/12スケール ミニゲーム筐体の組み立てでした。
参考:ゲームインパクト公式サイト、ゲームセンターあらし/すがやみつる・小学館、アーケードゲーマーふぶきORIGINAL/吉崎観音・エンターブレイン
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