クルマとバイクと読書の雑記

他のブログサービスから引っ越してきました。
クルマとバイク、ミステリーやライトノベルなどを楽しむ日常を綴るブログです。

メットインとかトリシティとか

2016-09-28 18:45:52 | バイクの話

先日のガンマ50に続いて。

GPの750とはまた珍しい。

400ですら、もうほとんど見ないのに。

定番のKERKERマフラーがよく似合っている。

やっぱり格好いいな、これ。

 

 

先日、シグナスXのオイル点検にバイクショップへ行った際、作業の待ち時間にスクーター展示を見て回っていてました。

ちょうどヤマハのNMAXとマジェスティSが並んで置いてあったのでお店の方にお願いし、メットインの容量を試させてもらいました。

 

排気量は大きいけれど、マジェスティSのメットインって狭いんですね。

私のショウエイ・JクルーズのLサイズだとお話になりません。

高さが全く足りない。

広いから数値的にはそれなりにあるようですけどね。

 

続いてNMAXはどうか。

これも微妙。

上の写真のような入れ方でなんとかシートが閉まりましたが、少し力を加えないといけません。

普通に問題なく、というわけではなく、ちょっと無理をさせている感じです。

NMAXには、ちょっと期待していたんですけどね。

 

JクルーズのLサイズはシグナスにも入りませんし、前に乗っていたアドレスV125でも無理で、いずれの場合もリアボックスに収納しています。

結局、今回見せてもらった2車種でもそうなっちゃいますね。

 

「このヘルメットが問題なく入るような2種原付はないですかね?」

なんて店員さんと話していたのですが、メットインにヘルメットが2個入るという謳い文句のリードでも、形状的にやはり入れるものの種類は選ぶらしい。

大きなフルフェイスなど、本格的なものはどの車種でも厳しいそうです。

 

実際のところ、通勤バイクにリアボックスはすごく便利なので外す気はないのですが、やはりメットインスペースというのであれば、どんなヘルメットも問題なく収納できるくらいのスペースではあってほしいと思ってしまいます。

ヘルメットを仕舞うのに後付けのパーツが前提というのはね、ちょっと残念。

ボディサイズに制約がある以上、仕方ないこととは思うんですが。

国内の2種原付で、一番大きなヘルメットが収納できる車種は何なんだろう。

 

などと考えつつ、2種原付では、最近これが気になっています。 

 

ヤマハのトリシティ 125

前にでっかいタイヤが二つ並んでいますが、LMW(リーニングマルチホイール)という機構で旋回時にフロントの二輪が車体と同調してリーンする(傾く)ため、運転感覚は普通のバイクと変わらないそう。

その上で前二輪の恩恵としてフロントのグリップにものすごく安定感があるため、路面の段差などまるで感じないくらいに吸収されてしまうらしい。

つまり「ものすごくフロントに安心感がある普通のバイク」ということなんでしょうね。

そしてその「安心感」が「走りの楽しさ」につながっているらしく、ネットでインプレを読んでいても「すごく走るのが楽しい」という方が多い。

目立つことよりむしろ走りがいいという意見が多いのは、最初に抱いた印象からはちょっと意外な評価です。

発売されてもう2年くらいになりますが、相変わらず異形のフロントビューは見慣れないというかあまり好きではないのですが、昨冬の通勤凍結路でスッテーンと転んでしまった私としてはちょっと気になるバイクになってしまいました。

海外でも評価は高いのか、欧州では155も出るみたいですね。

欧州サイト

マジェSのエンジンかな?

 

 

読書の備忘録。

相沢沙呼氏作「小説の神様」

僕は小説の主人公になり得ない人間だ。学生で作家デビューしたものの、発表した作品は酷評され売り上げも振るわない…。物語を紡ぐ意味を見失った僕の前に現れた、同い年の人気作家・小余綾詩凪。二人で小説を合作するうち、僕は彼女の秘密に気がつく。彼女の言う“小説の神様”とは?そして合作の行方は?書くことでしか進めない、不器用な僕たちの先の見えない青春!」

売れない小説家の生々しい苦悩の描写が重い。

不況といわれる出版業界の現状がまたきつい。

作者は書いていてしんどくならないのかな?と、読みながら心配になってしまった。

でも物語にはぐいぐい引き込まれていきますし、終わり方も美しく、読後感はなかなか良かった。

 



電子書籍では、

長月遼平氏作「Re : ゼロから始める異世界生活 9」

むらさきゆきや氏作「覇剣の皇姫アルティーナ 8」

金斬児狐氏作「Re:Monster 3」

 

以上で292冊目。

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小ガンマ

2016-09-21 20:19:06 | バイクの話

コンビニで、ついつい買ってしまうファンタの新作。

ついでにキリンのメッツも。

「梨」系の商品が出てくると秋を感じます。

コンビニも、けっこう季節感がありますよね。

 

 

通勤で出会ったバイクシリーズ。

 

なんと、スズキ・RGガンマの50。

懐かしいというか、今となっては珍し過ぎでしょう。

たしかちょうど、私が高校1年生で16歳になって原付免許が取れる年度にRG50からこれにモデルチェンジしたんですよね。

同級生で、出てすぐ買っていた奴がいたなあ。

50ccスポーツタイプシリーズは、その頃はホンダもMB-5 → MBXとなったばかりでした。

そしてヤマハはRZ、カワサキはAR。

どれにもあこがれましたが、残念ながら私が手に入れたのは親と共用が前提だったので、スクーターの初代ジョグでした。

走りまくりましたけどね〜。

当時は、原付はノーヘルでもOKで、クルマが少ない山奥だったから、それでも全然怖くなかったし。

本当に、自転車にエンジンがついただけみたいな感覚で気軽に乗れました。

楽しかったなあ。

大学以降にMTのスポーツバイクにも何台か乗りましたが、最終的にスクーターに落ち着いたのはバイクライフの始まりをスクーターで楽しんだというのがちょっとあるかもしれませんね。

懐かしのガンマ50に出会って、高1当時のワクワクした気分を少し思い出しました。

高校が規則上で原付免許までOKだったというのは地元では当たり前に思ってましたけど、高校出てから知り合った人に聞くと信じられない緩さだったようで。

「三ない運動」全盛期にあって、随分と幸せな環境だったんでしょうね。

私だけじゃなく周囲含め、高校1年の頃は話題の半分くらいは「何、買う?」みたいにバイクのことばっかりでした。

あの頃から、もう34年も経つんだなあ。

 

そういうのと合わせて「このオーナーさんがどういう経緯でこのバイクに乗るようになったのか」みたいなこともつい考えてしまいます。

20代くらいの若い方でしたので、当然ながら生まれる前のバイクですね。

旧車として有名なわけではないので、たまたまバイクショップに並んでいても、あえてこれを選ぶとは思えない。

でも50ccのMTってきっとタマ数が少ないから、「たまたま見つけたから何も考えずに飛びついた」みたいなこともあるのかな。

マイナー車種だから、旧車プレミアがついていなくて極端に安かったとか。

でも、人気はなくとも激レアでそれなりの値段がついていそうな気もします。

ガンマシリーズって、Vガンマくらいの時期のはまだたまに見ますけど、あの売れまくった初代250ですら、もうほとんど見ませんもんね。

現実的なのは、私と同世代であろうこの方のお父さんからお下がりとか。

でもなんとなく、適当に長年乗っていたバイクとしてはかなり綺麗に維持されてるっぽくて、「あえて旧車を選んでる」系の人の香りも感じられる・・・・・・。

う〜ん、どんな歴史を経てきたバイクなのか。

などと、またいらない思考に没入してしまいました。

 

 

読書の備忘録。

 

内藤了氏作「AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」

都内の霊園で、腐乱自殺死体が爆発するという事件が起こる。ネットにアップされていた死体の動画には、なぜか「周期ゼミ」というタイトルが付けられていた。それを皮切りに続々と発生する異常な自殺事件。捜査に乗り出した八王子西署の藤堂比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」は、自殺志願者が集うサイトがあることを突き止める。その背後には「AID」という存在が関係しているらしいのだが…。新しいタイプの警察小説、第3弾!」

今作は「猟奇」というほどでもなかったかな。

映像化したらけっこうエグそうではありますが。



電子書籍では、

宇野朴人氏作「ねじまき精霊戦記 天鏡のアルデラミン 9」

まいん氏作「二度目の人生を異世界で 10」

宇野朴人氏作「ねじまき精霊戦記 天鏡のアルデラミン 10」


以上で288冊読了。

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謎肉

2016-09-18 19:41:44 | 小ネタ

最近、日清カップヌードルのこれがちょっと話題になってますね。

謎肉10倍のカップヌードル=日清食品

日清食品は、「カップヌードルビッグ“謎肉祭”肉盛りペッパーしょうゆ」を12日発売。消費者から「謎肉」と呼ばれている味付け豚ミンチを、通常のカップヌードルビッグの10倍入れ、コショウでアクセントを加えた。106グラム入りで希望小売価格は221円。

 

数年前、「ベン・トー」というライトノベルを読んだのですが、その中で主人公が昔のカップヌードルに入っていたキューブ型の肉と現在のに入っているコロチャーについて熱く語っている一節があり、それで「謎肉」という呼び方を知りました。

「〝謎肉〟って・・・・・・」

「そういえば昔のカップヌードルの肉は四角かったかも」

「いつの間にか、変わってたんやな」

と、読んだ当時に思ったのですが、今回のを見ると「謎肉」という呼び方は世間では「公式」なんですね。

 

たまたまローソンで、一個だけ残っているのに遭遇したので買って帰ったら、妻も食べたいと言い出し息子達も興味津々でした。

なので、家族の分を確保するべくコンビニのハシゴを。

 

家族4人分確保しました。

コンビニ数軒まわって3個まで確保した後、最後に入ったところに10個くらいあったのはなんだか残念な気分になりましたが、こういう足を使ってお店を探し回るのはけっこう好きでなのでちょっと楽しかった。

 

食べてみると、懐かしいですね。

そういえば昔のカップヌードルの肉はこんなのでしたよね。

 

その後、こんな記事が。

カップ麺「謎肉祭」販売休止=売れ過ぎ、在庫3日で底

日清食品は15日、カップ麺の新商品「カップヌードルビッグ“謎肉祭”肉盛りペッパーしょうゆ」の販売を一時休止すると発表した。12日に発売したばかりだが、想定を上回る売れ行きで、1カ月分と見積もっていた在庫が3日間で底を突き、供給が追い付かなくなったという。

謎肉祭はカップヌードル発売45周年の企画商品として売り出された。消費者から謎肉と呼ばれている味付け豚ミンチを通常のカップヌードルビッグの10倍入れたことで話題になっていた。  

 

そんな人気なんですね〜。

カップヌードルって、みんなけっこう思い入れがあるんでしょうね。

10月下旬にはまた生産体制を整えて売るみたいですけど、とりあえず今回、家族分ちゃんと確保できてよかった。

 

しかし、やはり日清カップヌードルは、カップ麺の原点というか基本ですね。

これからの人生で食べられるカップ麺を一つだけ選べと言われたら、やはりこれにすると思います。

ちなみに、袋ラーメンなら「サッポロ一番みそラーメン」。

私には、あれが一番飽きなくて美味い。

妻の意見は違うようですが(カップ麺については同意見)、息子二人もいつのまにかサッポロみそ派になっちゃってました。

教育の賜物ですな。

 

 

読書の備忘録。 

電子書籍で。

村上凜氏作「おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 11 大学生編」

白鳥士郎氏作「りゅうおうのおしごと! 4」


この「りゅうおうのおしごと!」シリーズが、めちゃくちゃいい。

タイトル通り将棋を題材としたライトノベルですが、取材がとても緻密なのか将棋界の表現が上手く、そのイメージが実によく伝わってきます。

ライトノベル特有のコメディや萌え、感動要素と、シビアな将棋界のシリアス要素とのバランスがとても良いんですね。

この作品を読むまで「プロ棋士」と「女流棋士」の違いなんて全然知らなかった。

いまだかつて「プロ棋士」になれた女性が一人も存在しないとはビックリでした。

 

そういった知識面のことも合わせて本当に面白い。

1〜3巻をしょっちゅう読み返し、4巻も既に何巡も。

iPhoneで読めるって、本当に便利。

電子書籍の強みですね。

次はいよいよ主人公「竜王」と「名人」との竜王防衛戦ということで、5巻が楽しみで仕方ありません。

 

以上で284冊目読了。

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久しぶりにTMAXで

2016-09-14 18:47:49 | TMAX

 先週、平日に夏休みを取り、いい感じに晴れていたので、久しぶりに通勤以外の目的でTMAXを走らせてきました。

まずは軽く大阪方向へ。

京田辺市の松井山手経由。

そこから南下し。

奈良県まで。

 

奈良公園から更に南へ。

 

橿原市の近鉄大和八木駅そばに、今回の目的地があります。

 

このお店で買い物です。

 

だんご庄 八木店

 

以前、妻とテレビで紹介されているのを見て、

「この黄粉まみれの団子がすごく美味しそう」

という話になったのを思い出したので。

 

 

こういう生ものって、暑い時期にバイクで長時間運ぶのって不安になりますね。

ビッグスクーターはメットインがありますが、エンジンの熱でけっこう中も熱されますし。

リアボックスがあるといいんですが、TMAXには付けてないし。

黒いリアボックスも熱くなりそうではありますけどね。

 

ということで、今回は久々にこのコンソールバッグを引っ張り出してきてました。

 

前の3型TMAXに乗っていた頃に買ったものですが、あまり使わず放置していたものです。

3型純正のものですが、530も装着部位の形状は似ているから使えるかなと思ったら、普通におさまってよかった。

もしかして現在、530用に売っているのも同じものなのかも。

 

中に地図を入れて、こんな風にチラッとのぞけたりして、なかなか便利なバッグなんですよね。

ナビを付けていれば必要ないことですけれど。

 

団子はここに収納して持って帰りました。

 

 

昼はラーメン。

無鉄砲がむしゃら

京都の木津川市に本店のある人気系列店です。

 

ここはちょっと面白いお店で、「がむしゃら」の提灯や暖簾はありますが、上の看板は「ラーメン 豚の骨」になっています。

これは、無鉄砲グループの創業者である赤迫重之氏が奈良に帰ってきたときだけお店が「豚の骨」になるということらしいです。

そうなるのは年に数回だけで、不定期のゲリラ営業だそうですが。

その時は事前に「豚の骨が営業する」という噂が流れ、当日はいつも以上に混むそうなんですが、出されるラーメン自体がガラッと変わるのかな?

興味ありますが、なかなか狙っていけるものではないし、体験するのは難しいかな。

 

この日は当然「がむしゃら」の日でした。

 

数年ぶりの「無鉄砲」のとんこつラーメンの味、とても美味しかったです。

 

 

お昼の後は京都へ戻ります。

行きは、西寄り経路で大阪の方を走ったので、帰りは東で。

宇治経由でした。

 

走行距離は160km程度と大した距離ではなかったですが、それなりに疲労はありました。

よくツーリングに行かれる方々にとっては散歩みたいな距離?

すっかり片道25kmの通勤距離に体が慣らされちゃったのか。

 

TMAXで前回に遠出したのはいつなんだろう思ってブログを遡ってみたら、おそらくはこの2012年7月のOBSC関西支部琵琶湖ツーリングらしいです。

2012年というとTMAX530を買った年だから、もう4年も乗っているのにこれでやっと2回目の遠出とは。

バイクもこのブログのテーマなのに、こんなことでいいのだろうか。

バイク自体は、ほぼ毎日乗ってるんですけどね。

 

 

 

読書の備忘録。

 

佐島勤氏作「魔法科高校の劣等生 20 南海騒擾編]

沖縄での旅行中、予想外の『宿敵』魔法師と共闘することになった達也は……?二〇九七年三月。あずさ、五十里、花音、服部、桐原、紗耶香という魔法科高校卒業生組メンバーが卒業旅行を企画していた。場所は、沖縄。折しも、雫とほのかが深雪と達也を誘った旅先――久米島沖の人工島『西果新島(さいかしんとう)』竣工記念パーティーと同じだった。そして、達也と深雪も、彼らと旅先を共にする『ミッション』を課されていた。大亜連合軍を脱走した秘密工作魔法師のテロ活動の阻止。達也はこの作戦を未然に防ごうと、独立魔装大隊と合流するが……そこには、かつて敵対していた『予想外の魔法師』が同席していた。達也による冷静・冷酷なテロ防止活動の傍ら、五十里&花音、桐原&紗耶香の仲良しカップルは卒業旅行を堪能! そして、あずさと服部も? さらには、ほのかの達也への恋心も爆発し!? 魔法科高校の卒業旅行、そして春休みのバカンスは、一筋縄ではいかない波乱の旅!」

かつての敵が今回は味方。

死んだと思っていたら生きていた。

軽い驚きの展開でした。

新たな十師族が入学してくる次回以降の3年生編が楽しみです。


佐藤青南氏作「サッド・フィッシュ 行動心理捜査官・楯岡絵麻」

行動心理学を用いて相手のしぐさから嘘を見破る刑事・楯岡絵麻。その手腕から“エンマ様”と呼ばれていた。人気歌手の死は本当に自殺なのか。老婦が殺された原因はご近所トラブルによるものなのか。SNSを巡る事件の裏には何が隠れているのか。捜査に勤しむ絵麻のもとに、かつて恋人だった公安の男が姿を現す。彼に頼まれ、絵麻は国際テロ組織にスパイとして潜入していた女の行方を追う。」

楯岡と筒井がだんだんトムとジェリーみたいになってきたのが面白い。

犯罪捜査面の痛快さは健在です。

 

電子書籍では、

柳内たくみ氏作「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 2 炎龍編 上」

柳内たくみ氏作「ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 2 炎龍編 下」

海空りく氏作「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3」

長月遼平氏作「Re : ゼロから始める異世界生活 短編集2」


以上で282冊目読了。

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WR交換後の燃費、「君の名は。」

2016-09-08 18:58:27 | シグナスX

さて先日、ウエイトローラー(WR)を純正の12gからデイトナの10gに変更し、加速が少し良くなった我が家のシグナスXですが、燃費は変化がなかったか。

比べてみたかったので、交換前から5回ほど走行距離と給油量をメモっていました。

交換後も3回給油しましたので、満タン法で計算した燃費の比較です。

(交換前)

36.6(km/L)

36.5

35.9

39.3

36.2

(交換後)

34.4

36.9

35.9

 

うん?

燃費はそれなりに落ちると覚悟していたんですが、あまり変わっていないような。

ちょっと加速が良くなったので、発進時のアクセルの開け方が無意識にマイルドになって燃費の悪化と相殺されているとかかな?

あるいは、そもそもこの程度のグラム数変化では燃費に大して影響ないとか。 

なんにせよ、ガソリンを喰わないのはうれしいことです。

 

 

話は変わって。

先日の「シン・ゴジラ」に続いて、また映画を見てきました。

今回の作品は「君の名は。」です。 

「君の名は。」予告

 

以前に記事にしたことのある「秒速5センチメートル」の監督である新海誠氏(公式サイト)の作品ですね。

「秒速」も好きで繰り返し見ていたりするのですが、今作も非常に良かった。

特に、ストーリーはSF要素入りで違うジャンルですが、人間関係で「秒速」に通じるものがあり、更にそれを反転させたような展開は視聴後の感覚がとても良い。

声優をしていた神木隆之介君も「サマーウォーズ」の頃と比べて、声優としてすごく上手くなっていて驚きました。

ジブリ作品などで俳優が声優として起用されたときのガッカリ感がまるでなくなっています。

ヒロインの声優さんは上白石萌音という方ですが、なかなか良かった。

聞いていて「秒速」の篠原明里の少女時代が思い出される演技だったのですが、これは監督が声質が好きなのか、それともこういう演出が好きなのか。

 

これは人気が出るだろうと思ったのですが、実際に公開以降すごいことになっているらしいですね。

とりあえず、公開10日で興行収入38億円。

公開直後の土日だけでも動員86万7345人、興行収入11億6090万9500円だったそう。

これと同等の初動収益をあげている今年の映画は「名探偵コナン」と「ワンピース」がそれぞれ約12億915万と約11億5577万だそうですが、公開劇場数が前者は348館、後者にいたっては739館の上に入場者特典あり。

今作は296館と圧倒的に少ない上に、特典など一切なしの普通公開などかなり不利な条件でこの結果。

実際に、満員で入れない、いわゆる「『君の名は。』難民」がいっぱいおられたそうですね。

この夏、東宝は「シン・ゴジラ」とこれのワン・ツー・フィニッシュで笑いが止まらないことでしょう。


 新海誠監督はこれまではアニメファンなら皆知っているレベルだけれど、一般的には「誰、それ?」みたいなマニアックな存在でしたが、これで知名度大幅アップしちゃいましたね。

次回作が楽しみですが、こうなってしまうと一般受けしないマニアックな作品はなかなか作れないでしょうし、プレッシャーだろうなあ。

 

余談ですが、こういうエピソードがあるようです。

こちらの記事より。

「実は「ゴジラ」が「君の名は」に敗北するのは“62年ぶり”2回目となる。

「ゴジラ」シリーズ第1作が公開された1954年、映画配給成績で第1位を獲得した作品が恋愛映画「君の名は」の3部作完結編だった。

ラジオドラマを映画としてリメイクしたもので、主人公のスカーフの巻き方「真知子巻き」が大流行するなど、女性を中心に人気を集めた。

当時は「ゴジラ」が東宝、「君の名は」が松竹の配給だったが、今回は両作とも東宝作品だ。

ネット上では「不思議な因縁だなぁ」「歴史は繰り返す」のほか、「君の名は。」の劇中のセリフを踏まえた「これが結びか」などの反響が寄せられている。」

「君の名は」同士は全く無関係な内容で単なる偶然ですが、こういうのってちょっと面白いですね。

とりあえずもう一度見たいのですが、劇場に行くか、おとなしくディスクの発売を待つか悩ましいところです。

 

 

 

 

 

読書の備忘録。

映画の後も頭が余韻を引きずっていたので、思わず小説版も買ってしまった。

電子版だと家にいながら簡単に買えてしまうのが、いいのか悪いのか。

新海誠氏作「小説 君の名は。」

山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、山奥の町で自分が女子高校生になる夢を見る。やがて二人は夢の中で入れ替わっていることに気づくが―。出会うことのない二人の出逢いから、運命の歯車が動き出す。長編アニメーション『君の名は。』の、新海誠監督みずから執筆した原作小説。」

劇場版の企画が出来てから書かれた小説なので、原作というよりはノベライズですよね。

シーンの数は映画の方が多いけれど、やはり文章は登場人物の内面描写があるのがいいですね。

映画版だけでなくこの小説も、ベストセラー1位が何週間も続いているようです。


もう一作。

加納新太氏作「君の名は。Another Side:Earthbound」

東京に暮らす男子高校生・瀧は、夢を見ることをきっかけに田舎町の女子高生・三葉と入れ替わるようになる。慣れない女子の身体、未知の田舎暮らしに戸惑いつつ、徐々に馴染んでいく瀧。身体の持ち主である三葉のことをもっと知りたいと瀧が思い始めたころ、普段と違う三葉を疑問に思った周りの人たちも彼女のことを考え出して―。新海誠監督長編アニメーション『君の名は。』の世界を掘り下げる、スニーカー文庫だけの特別編。」

過去の新海作品のノベライズで馴染み加納氏によるanother side物語。

書評では三葉父の章に評価が集まっているみたいですね。

たしかにこれを読めば、映画では描写されなかったラストの父の心変わりに納得が得られます。

あそこまで三葉の言うことを拒んでいたのが、どうして受け入れることになったのか納得です。

加納氏は、以前からこういうのが上手いですね。




 

河野裕氏作「つれづれ、北野探偵舎 ゴーストフィクション」

「屋敷のどこかに眠っているはずの、一枚の絵を捜して欲しい―昔馴染みの女性の依頼で、佐々波と雨坂は、山の上に佇むある洋館に向かった。しかし館では不思議な現象が起こり、スズメ、人形、オーディオスピーカーは、佐々波に冷やかに告げる―ここから出ていけ!謎めいた人人、歪んだ愛情、嫉妬、葛藤、そして嘘…果たして二人の“探偵”は、幽霊が仕掛けた物語の結末を、得意の議論で正しく描くことができるのか―!?」 

幽霊が紡ぐ物語の謎を解く探偵の物語3作目。

とある地縛霊が土地から解放されたことで、話が進み出しました。

 

 

 

電子書籍では、

海空りく氏作「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2」

 

以上で276冊目読了。

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