信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

元気な百歳

2010年02月06日 14時18分07秒 | Weblog
恐れ入りました・・・・・・。
土曜日の再放送で竜馬伝を見たあと、何気なく眺めていた画面に釘付けになった。

時々この元気な百歳の全国でのおじいさんおばあさんが登場するが、いやぁ参りました。
数年前まではこのての番組を見る気持ちは持ち合わせていなかった。
自分もいつの間にか、自分の行く末を遠くに想う様になったのか。

何回か篤姫などの続きで見たが、記憶に残ることがないのは参考になったのか、それともまだまじかに感じていないのか?

百歳で現役でキャベツを作り出荷しているおじいさんが鮮明に残っているが今回は、まんじゆうばあさん。

宮崎県で子供達4人と一緒に暮らし、長女は70歳になる。
日高スナヲさんは子供7人を育て、お酒が飲めない子供達のためにまんじゅう作りを始めて以来、80年。
酒まんじゅうを作るが家の裏にかまどを持ち、まんじゅうを作っては近所に配りそのために
まんじゅうばあさんと呼ばれている。

80年の実績はプロ中のプロ。

ご飯はしっかりと食べ、海苔と梅干は必ず頂くそうで、補聴器は使っているが動作は百歳とは思えないほどきちんとしている。

朝夕2回、家の近所を1キロの道を30分ずつ散歩する。
その際、建築中の工事現場や工務店で廃材をまんじゅう作りの時の燃料に集めて廻り、声をかける。
事あるごとに家の裏の仕事場でまんじゅう作りを始める。

小さな姿だが、おしゃれでかぶっている帽子はその都度違っており、散歩の時は毛皮のコートを着ている。
廃材を届けてくれた工務店にもお返しにまんじゅうを作って届けていた。

まんじゅうを形を作り、かまどでまきを燃やし蒸篭で蒸すが、
その20分間がどんな風に出来上がるかと、楽しみで生きがいだという。

百歳で楽しみだという日々がある生き方はとっても感動を受ける。

私はまんじゅう一つ作れない。

午前中、自分の昨年の同じ頃の2月の日記を読んでみた。
建国の日は暖かい日でその後月末に沢山の雪が降った。
その2月中は職場で後輩の若いものから嫌な言動を毎日受け、結構悩んでいた。

1年後その記事を読んでみると、若い彼女の未熟な生き方の中から悩んでいるためのはけ口の対象に自分がなっていたと思える。
今はどうってことないし、彼女自身も僅かずつ大人になってきているのがみえる。

そんなことを感じ、百歳のまんじゅうばあさんの人生に比べたら、自分の悩みなどとんでもなくちっぽけに見えた。

明日の自分の命も読めないが、歳を取り、周囲を喜ばせ、役に立ち、自分も生きている楽しみを味わえる、それが理想だ。

寒い週末になり、立春を過ぎた途端雪が降り、気温が低いため根雪になってしまった。
犬達も庭に出て行くが、寒くて足が冷たいのか直ぐに帰ってきてしまう。

1週間職場は忙しすぎた。
毎日倒れる受診者はいたし、クレームはあるし、人手不足で、亡くなった同僚の補充は4月まで付かない。
そのうえ、休む者もいるし、5人で廻っていた仕事をずっと3人で行い、結局残業して終わらせている。
暫く頑張るしかないので、休日は寒さに任せ家でのんびりとしようとするか・・・。


 

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